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熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。時期を同じくして近隣の海で遭難した海洋冒険家は、こう語ったという―「美しい黒髪の天使に救われた」。平賀とロベルトは奇跡調査を開始するが、隠れキリシタンの信仰が色濃く残る天草の地には、さらに謎めいた怪異と暗号が伝えられていた。「さんしゃる二、こんたろす五」の文が示す天草四郎伝説の真実とは!?大人気シリーズ第9弾。
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熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。時期を同じくして近隣の海で遭難した海洋冒険家は、こう語ったという―「美しい黒髪の天使に救われた」。平賀とロベルトは奇跡調査を開始するが、隠れキリシタンの信仰が色濃く残る天草の地には、さらに謎めいた怪異と暗号が伝えられていた。「さんしゃる二、こんたろす五」の文が示す天草四郎伝説の真実とは!?
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中々現実離れし過ぎて読むのに苦労してしまった。。。
舞台が日本だったのが良くなかったんだなぁ。
色々な作用が、そんな描写に見えるんだろうかという疑問でいっぱい。。。
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今回は、熊本・天草での奇跡調査。天草でのキリスト教の歴史は、漠然と知ってるだけだったので興味深かったです。日本が舞台ということで、読みやすく、より楽しく読めました。
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読書録「バチカン奇跡調査官原罪無き使徒達」4
著者 藤木稟
出版 角川ホラー文庫
p129より引用
“「大自然の前には、人類は為す術もない訳
だ」”
目次から抜粋引用
“東方の奇跡の地へ
奇跡の島で囁かれる怪談
天草四郎とキリシタンの遺物
重なり合う世界 裏神事
舞い落ちる雪と隠れ里の真実”
天才神父二人組を主人公とした、ミステ
リー長編小説。
若い海洋冒険家が航海中に、突然の台風に
巻き込まれた。船は沈み、頭に傷を負い、海
に漂う彼が詩を思い、神に祈ったその時、目
に映ったものは…。
上記の引用は、奇跡調査任務中、自然現象
を検討中に主人公の一人・ロベルトの発した
一言。どんなに便利な世の中になったとして
も、自然災害から完全に縁が切れることはな
いでしょう。日本ほど、この事を思わずにい
られない国は無いのではないでしょうか。
地震や台風の被害が全く無かった年なんて、
思い出すことが出来ません。
少しでも災害が起こらないように、空に向
かって祈るばかりです。
今回の舞台は日本です。キリスト教徒はそ
れ程多くはないようですが、関わりが少ない
と言うわけではないみたいです。
日本の他の地域には、キリストの墓などの伝
説もあるので、再び舞台になるかもしれませ
ん。
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バチカン奇跡調査官9作目。
舞台はついに日本へ!語学のスペシャリストのロベルトが日本語は専門外だなんて少し意外。平賀も日本にもっとなじみがあると思ってたけど、実際はそうでもないんだな。日本文化に戸惑う2人が可愛いかった。あと、今回の平賀は怪談におびえたり、シン博士の前で涙を流したり、いつもより人間味があったような気がする。
閉ざされた村の怪しい人達の怪しい儀式…わくわくせずにはいられません。弾圧されながらも細々と信仰を繋いだ隠れキリシタンの話も興味深かった。天草に行ってみたくなりました。そしていつもの恒例ドキドキ地下洞窟探検ですが、ロベルトの超人的暗号解読力でスイスイ進んでしまうのが少し残念。
科学的には実証できても、それが起こってしまうような偶然が重なること自体が、もう奇跡認定してあげてもいいんじゃないかと思ったりする。
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バチカン奇跡調査官シリーズ第9弾。
今回の舞台は日本です!
二つの奇跡の申請は、フランシスコ会とイエズス会から届き
現法王はイエズス会であることから、厳正な審査を行うため、
別の会派の調査が妥当であり平賀が日系ってことが決め手になった。
いつものことながら蘊蓄がたくさんありました。
これを読まなければ触れることのなかった歴史。
神事に奇跡・・・
本当に現実と幻想の境目がわからなくなる。
最後の粋な計らいに、感動しました。
っていうか実話だったのが驚きです。
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黒幕の思惑がいまいち掴みきれず。。。
殺人を犯していなければ、感情移入する事もあったかもしれない。
舞台は日本、隠れキリシタンが題材。
平賀神父が活躍するかと思いきや、あまり。。。
逆にロベルト神父は得意の暗号でラスト小気味よく突破していきました。
博士が何か、天然キャラ扱いになってきている。。。
魔法の言葉第2弾。
相変わらず科学的説明は難しいが、分野によっては自分と相性が良く読みやすいトリックもあるのだと気付く。
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第9弾
プロローグ 苦難の日に我を呼べ、我、汝を助けん
第一章 東方の奇跡の地へ
第二章 奇跡の島で囁かれる怪談
第三章 天草四郎とキリシタンの遺物
第四章 重なり合う世界 裏神事
第五章 舞い落ちる雪と隠れ里の真実
エピローグ 我が口は絶えることなく賛美を謳う
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図書館で借りた本。
今回の舞台は日本!ってことでいつもよりも親しみがあり、ぐいぐい引き込まれた。日本史で有名な天草四郎の乱の舞台、天草で真夏に雪が観測された。さらに、遭難した冒険家が黒髪の天使に助けられたと証言し、天空には巨大な十字架やキリスト像まで見えたと言う。今回こそ奇跡なのか?
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2017.10.9
日本が舞台。
ジュリア司祭もローレンも出てこない。
日本なのでイメージしやすくてわかりやすかった
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今回は舞台が長崎で、隠れキリシタンが素材で大変面白く読めた。いつも通り、ロベルトの単独行動と迂闊さにハラハラした。毎回のように、単独行動は危険だと学習してほしいいと思う。
8巻からチャンドラー・シンの増量週間に突入したらしくて、信頼関係が構築されているように思えた。
丁度、長崎に行ってきた人から、『隠れキリシタンの数は極小になったそうだよ』の絵葉書を貰った時に読んでいたので、こういう巡り合わせは面白いなとふむふむと頷きながら読んでいた。
新しい知識があると、自分が見る世界が拡張されるのが楽しい。自分が知る前からずっとそこにあって、自分が知らなかっただけなんだけど。新しく知ることで、対象にピントがあって、意識がそこにも向くようになる。アンテナが立って、自然と情報をキャッチするようになる。読書や知識、旅行はそういうところが素晴らしいと思う。
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今回の奇跡調査は日本ということで、日本語がわからないロベルトさんの分まで頑張ろうとする平賀さんの姿が微笑ましかった。あと怪談怖がるシーン可愛い(笑)
相変わらずシン博士と平賀さんの話が噛み合ってないところが面白い。ローレン好きとしては彼の出番がないのは寂しいけど、シン博士はシン博士でいいキャラクターしているので読んでて楽しいです。
舞台が馴染みがある場だからか、いつもより想像しやすくて余計に霊的な話の場面は不気味でした。
ラスト数ページで解決するのはいつものことなんだけど、いつも以上にあっさりだと感じたのはここ最近の巻の終わりが割と不穏な感じだったからかな?(笑)
次の調査も楽しみ!
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うーん……隠れキリシタン関係の建物などが世界遺産登録されることが濃厚になったことから(今年、正式に世界遺産に登録されましたね)時節に乗って出したのかな。
いい人そうな人が犯罪に手を染めていた、みたいなのは王道パターンなので驚きはないな。
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今回の奇跡調査の舞台が日本ということもあって、これまでのシリーズより身近に感じました。
狭いと言っても日本もなかなかどうして広いなぁ。
ロベルトが遭遇した妖怪って結局、不思議体験ということでいいのでしょうか。