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「エウレカセブン」「デットマン・ワンダーランド」の片岡人生先生が描くファンタジー最終巻。
結局この作品は、主人公の一人である天野くんが救われるまでを描く旅路の物語だったのだな、という感想です。きれいに終わってくれてありがとう。
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テーマが生きるとは死ぬとは、なので重い話が多かったけど、実質的には救済の物語だった。4巻ですぱっと終わるのも潔い。しばらく手元に残したい作品になりました。
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エウレカ片岡人生のショート作品。人は寿命が決まってる。魂の予定。これが、何らかの原因でズレてしまうことがあり、それを救うこと、死なせることで終わりにする。互いに魂の浄化を生業にするコンビを主人公に、自分探しの旅に出るというストーリー。
人生は、選択する。裏返しなようで、ある程度決められているからこそ、自分で何かを決められる。自分を探して、最後見つけたものは、生きたこと。ピュアな物語に、綺麗な絵が映える。
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これは本当に好き。
一巻は完全にジャケ買いした。
心も記憶もないアンドロイドのような天野に、主人公の桜井はどう心を通わせていくのかという展開を予想していたのに、ひょんな事から相手の心(無自覚)を汲み上げられるようになったり記憶を取り戻したり、まさかの天野が自ら成長していく。一杯食わされた感じ。
"魂の回収"という現実離れしたテーマだけど現実にも起こり得る心理描写で置いてけぼり感は全くない。
生と死と成長と、盛り沢山な内容だったのに4巻で綺麗に収まっている。読み易いが1冊ずつじっくり時間をかけて楽しめる一作。