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諸星さんの作品で私が好きなポイントは人間が融解する描写です。たとえば「生物都市」とか「壺中天」とかこの本に収録されているのでは「食事の時間」とかに描かれている人が溶けてしまう絵はそれだけで何か心に触れる部分があります。
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世界の不条理を感じさせる諸星大二郎の短編集。
ホラーで、笑えるという不思議な本。
「地下鉄を降りて…」が、私は駅構内でよく迷うので、怖かった。
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「商社の赤い花」の世界観と語り口に惹き込まれました。
会社の為に生まれ、会社の為に生き、会社に翻弄された赤い花のものがたりが好きです。
終焉に孤独の匂う、思い出深い大好きな一冊。
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数え切れないけど何度目かの読了につき記事編集。
ホラー色は薄く、SF&ファンタジー寄りの短編集。
身代わりロボットを題材にした表題作や、
遠い惑星の摩訶不思議な情景を描いた「遠い国から」など、
秀作揃い。
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夢と現実がどっちがどっちか分からなくなる感じ、たまらん。
現実に起こっとってもおかしくないんじゃないか、既に現実がそうなんじゃないかと思えるような話ばっかりでぞわっとした。
しかもあの表紙はなんだ。何でかたつ無理を連れているのだ。(…)
東京駅で迷子になる話はひとごとじゃないと思うよ(笑)
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『夢みる機械』は手塚治虫がブラック・ジャックの中で末期がんの少年が医師や母親までが異星人のすり替わっているんだ、と妄執にとり憑かれた恐怖に通じる。『猫パニック』の人間の愚鈍さ、『遠い国から』の諦観、『地獄の戦士』はアンドロイド(作中では人間のダミーとしてある)好きにはたまらない設定だ。
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諸星大二郎氏の作品『夢みる機械(1993)』を読了。
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”商社の赤い花”と”地下鉄を降りて・・・”