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投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画のみならず、何らか「創る」人におすすめです。
創造に関わる人にはなるほどと思わされる本だと思います。
つくる商品のコンセプトは何か
誰にとどけようとするのか
どんな主張をもってこれを作ろうとしているのか
この書に重ねれば、仕事を創り込むのが楽しくなりそうです。
紙の本
意外とためになります
2016/03/13 20:48
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投稿者:s - この投稿者のレビュー一覧を見る
知らなかったことがいろいろと書いてあり
結構為になった気がします。
荒木先生の漫画テクニックがかいてありおすすめです。
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ジョジョの奇妙な冒険で知られる荒木先生のが書かれた本。
自分はジョジョのファンなので、ジョジョの裏話を読むようなつもりでこの本を手に取った。
しかし、わかったのは荒木先生が非常に研究家であるということ。
黄金の道を知ることで何事に対しての興味を見失わず、自分なりの漫画術を生み出してきた。
そして、漫画家としてプロであり読者をひきつけるその姿勢や方法は、私たち一般の社会にも通づるところがある。
周りを知り、己を知る。黄金の道の地図を手にして自分の立ち位置見つめ直したい。
変化は恐れない。主人公は常にプラスプラス!
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王道とはなにか、敢えてその意味を詳細に紐解く。荒木飛呂彦の立場だからこそ書ける、基本から応用への指南書。
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ハリウッドの脚本術をベースに「少年漫画家のプロとして書き続けてきた」ゆえの説得力のある一冊。
面白い漫画を描くことは誰にでも出来るかもしれない。けれども、書き続けるためには基礎トレというか、しっかりした土台があってこそなのだなぁとしみじみした。
何よりも驚いたのは「正中線と肘がしっかりしていれば、人体に違和感が無い」ということ。えっ。ジョジョ立ちは違和感というか……そうか、アレって違和感じゃないもので出来ていたんだねっていう感想。
使えるものは何でも漫画に取り込む姿勢は見事である。ジョジョ読み返したくなる。
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ジョジョの荒木飛呂彦による「漫画の書き方」ではなくて、「漫画術」本。非常に読みやすくてすんなり終えれる。
ストーリー・キャラクター・世界観・テーマという漫画の4大構成要素の話や身上調査書とかは実際に役立つだろうけど、行ってみればこれまでに先行する漫画・映画での理論書は山とあるわけで、やはり「荒木飛呂彦が著した」というのが非常に重要だね。
しかしあとがきにもあるように、このままなぞっては「いけない」というのもまた、そこまでちゃんと読んでれば理解出来るわけで、「俺が「これまで」やってきたことはここにあるけど、ここから先こそが本当の漫画だよ」という、受け渡されたもののようだ。
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荒木さんは言わずと知れたジョジョの奇妙な冒険の作者。独自のノウハウをこれでもかこれでもかと開陳してくるので、読んでいて非常に心地が良い。ただ、自作のネタバレは随所に出てくるので、まったく荒木さんの作品を読んだことない人は、ネタバレを承知の上で読んで欲しいな、とは思う。
まぁ、基本的にこの本は、ジョジョを全巻読んでいるような信者が対象かな、とは思うし、そういう信者であるオイラにはドストライクの内容でした。なるほど、徐々に出てくる魅力的なキャラはこうやって作られたんだ、と思うと非常に感慨深い。ファンには諸手を挙げてオススメしますね。
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今明かされるッ! 『王道漫画』に至る『黄金の道』ッ!
『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦が綴る漫画術。
ストーリーからキャラクター、デッサンまで荒木先生のテクニックを網羅した一冊。
面白く思ったのは、連載当時の悪戦苦闘を描いた部分である。『ジョジョの奇妙な冒険』は長期連載をしている作品であるが、途中でストーリーや主人公、舞台が変更される特徴がある。その際、主人公を見比べると絵柄が刻々と変化しているのが判る。本書では一例として、一部から三部までの男性の眉と、四部以降のの男性の眉は違うことを上げている。主人公たちを見比べてみると四部から細めになり、五部以降は細い眉が主流になっている。これは古臭いとされてしまった太い眉の男性キャラクターからの脱却を綴った資料とも言えるだろう。
また、トーナメント方式の戦いからの脱却のため、次々と行く先で敵が襲い掛かってくる方式の発明など、既存の少年漫画との差別化を図るための努力があったことが綴られている。
気になった点はストーリーに関してひたすら「プラス」を目指していくというスタイルだ。曰く、ジョジョは「プラス」に上がっていく物語だという。
一般的な漫画はひたすら「プラス」の物語であるという。また「マイナス」から「プラス」に上がる例もあげている。六部の「ストーン・オーシャン」、七部の「スティール・ボール・ラン」はマイナスからプラスに至る物語だろう。特に七部では主人公のジョニィが「マイナス」から「ゼロ」に向かって行きたいと語っている。
逆に「プラス」から一旦「マイナス」に降りて再び「プラス」に至る物語を否定している。映画の脚本ではこのような形式が多いのだが、連載漫画としては常に「プラス」が正しいのかも知れない。
様々な「ジョジョ」の裏側を見ることができて面白かった。また現在連載中の『ジョジョリオン』が如何に「プラス」に向かって行くのかも、楽しみになった。
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荒木先生の頭の中がこれ1冊で見られる非常~にお得な本。
あくまで方法の1つであり、マニュアルではないことを強調して書かれていたのが印象的でした。
とはいえ漫画の描き方は勿論、その中のストーリー構築方法なんかもすごく参考になるので、漫画を描く方は勿論、小説やゲーム、その他ストーリーやキャラ要素が絡むものにも活用できる汎用性があります。
また、これを読んだ後に荒木先生の作品を読むと、構成やテーマ、絵の意味などをより意識することができて面白さがアップする効果も。
う~ん、まさに秘伝のタレ。
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基礎からかみ砕いて分類・系統化するのはさながらビジネス書の様相。その中にも、自分の意識から抜け落ちていた基礎の発見がある。二度見するようなたとえや大胆すぎる言い切りもこれぞ作者、という喜び。
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作者の思考方法を見ることができる。
この方法を使っても…と書いているが、ここまでできる人なら独自の方法論をすでに見つけているだろう。あらためて彼はすごいと思える。
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帯にあるように、著者の漫画家としての経験や学びから得た、響く漫画を描くための「王道」を指南する書。マニュアルでなく、迷わず進むための地図として。
1:読んでもらえる導入の描き方(5W1H、予告)
2:漫画の基本四大構造
①キャラクター(人間の基本的な欲望が動機)
②ストーリー(起承転結、つねにプラスへ)
③世界観(読者は世界観にひたりたい)
④テーマ(テーマは作者の人生哲学)
3:基本四大構造をむすぶ「絵」
リアル化とシンボル化
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なぜこの漫画が好きかと問われると、どこかで聞いた言葉でしか表現できなかったけど、
この本でどのように描かれているか知ることができ、好きな理由を言語化できた。
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荒木飛呂彦が描いた実際の原稿や
ネームを見ながら本人の解説が読める、
というのがこの本の醍醐味。
このコマはこんな効果を狙った、など
ははぁ、と思うところが色々。
全体を通しては、
漫画家としての基本を書いている感じ。
漫画家ってやっぱりここまでのことを
してるんだなーすごいなー、と思う。
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奇抜なストーリーや世界観と思われがちだけど本当に漫画の王道を歩んでるんだなと思った。普通にためになると思う