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親友の広沢を事故で無くした深瀬と、同じゼミ仲間の谷原、浅見、村井。本当に広沢は事故だったのか、広沢を殺したのは誰なのか。そもそもお酒飲んでる友達に車出迎えに来いっていう時点で村井よ、、、お前のせいだ!とか思うけどね。
全て深瀬目線で書かれているんだけど男の嫉妬って陰険よなぁ!女の嫉妬よりタチ悪いしめんどくさそう。。。深瀬みたいに偏屈なやつもねちっこくて嫌だし、谷原とか自信があるヤツが自分より野球うまい広沢に嫉妬したりとか。あとお酒飲めないっていってるのに盛り下がる!とかいうなんて!別にいいじゃんと思った。大学生男子ってめんどくさいのね。
結局最後のオチはやるせない。まさに題名通り「リバース」だね。深瀬どうなっちゃうの??
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あぁ、どうせ犯人はこの人だろなぁ、と思って読み進み、あぁ、やっぱり、と思ったら…!!
そうだ、湊かなえ作品読んでたんだった!久々の作風。おかえり。
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久しぶりに一気に読めました。
先が読めてきたかも…と思いながら読んでいたけれど、最後その上を来てあっけに取られました。
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告発文を発端に過去の事故とその被害者をたどるミステリー。
お家芸の独白調を封印し、珍しく男性主人公の作品です。
最初の一行と最後の一行がインパクト大です。
本筋の告発文の犯人捜しは想定内の展開でしたが、ラストの落ちは予想外で気持ちのいい裏切られ感でした。
ミステリー部に二点文句があり、告発文の犯人の行動にちょっと無理な展開がある点と主人公の入手した資料からの犯人を見落としていた点です。
ただ、思った以上に主人公の心情は素直に同感できたのは収穫でした。
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深瀬和久は、小さな事務機器会社に勤めるしがないサラリーマンだ。コーヒーを淹れるのが上手いことだけが特技で、その縁で知り合った美穂子と付き合っていた。ある雨の日、美穂子の職場に一通の手紙が届く。「深瀬和久は人殺しだ」。大学時代のたった一人の親友、広沢を、ある事故で喪ってしまったことを、深瀬は打ち明けるのだった。
おおおおおおいっ!久しぶりに読まなきゃ良かったって終章だった……後味悪すぎる……確かに伏線通りだけど、これ深瀬くん死にたくなっちゃうじゃん……真実が明らかになった途端他のメンバーは掌返ししてきそう。湊さんにしては悪意の割合が低いなって思いながら読んでたけど、終章まではなんかいい感じにまとまったなって印象だったので。いやあ後味悪い。
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いつもの第一人称が変わるのではなく、最初から最後まで同じ人が第一人称だった。
内容的には、結末は、途中で想像した通りだったが、面白く読めた。
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大体予想がつくのでまあ、オチの良し悪しは置いといて、文章は読みやすく、ストーリーも平坦でそれなり。いつもの被害妄想全開の例のやつも今回はアクがそこまで強くない。キモいけどね。
暇つぶしにはいいか。
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イヤミスの女王から作風が変わり、心情描写が秀逸なストーリーが
多々見られるようになった湊かなえの新作。
今作もその心情描写の部分は極上のレベル。
読んでいる途中に主人公と自分を重ね合わせ、息が苦しくなるほど
落ち込んだ。そしてアイテムとして重要な役割を持つコーヒーに関
する書き込みも細かく、読中に何度もコーヒーを入れてしまう始末。
いや、さすがです。
・・・しかし。
・・・もう本当にね、読後感は最悪。
このラストは、ある意味で自らの代表作である「告白」や真梨幸子
の「フジコ」を余裕で凌駕するいたたまれなさ。「告白」には突き
抜けた爽快感を感じたが、コレは全く良い気分になれない系。正直、
ちょっと辛くなりました(^^;)。
ただ、これも湊かなえの真骨頂。イヤミスから離れたとばっかり思
っていたら、こういうカウンターパンチをお見舞いして来やがった(^^;)。
間違い無くKO負けするな、読者は(^^;)。
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大学の同じゼミの仲間で旅行に行った先で起こったことは・・・・。
ミステリーとしての感想は置いておいて・・。
広沢のことをリバースする深瀬の隣で、広沢の友達からの話を一緒に聞きたい気持ちにさせる話でした。
どうせなら、その話はスペシャルコーヒーを飲みながら聞けたらいい。
深瀬が出てくると、いい香りの美味しいコーヒーを連想できる、香りを感じることのできたお話でした。
一緒にいるだけで、居心地がいいヤツのことをどれだけ書き出せるか?
そばにいるときは気が付かないことが多いかもしれない。
気を付けなければ・・・・
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初読。図書館。湊ファンなら「これは、白湊か、黒湊か?」と結末に期待しながら読むはず。それくらい途中までは、白とも黒の両方の色が混じり合い進んでいく。蕎麦屋に行かなかった時点で蕎麦アレルギーはわかったし、蜂蜜を買った時点で蕎麦蜂蜜だろうなとは思った。でも途中誰が告発文を送ったかという謎に引っ張られて、そのことを忘れていたのが何とも不思議。結末は黒湊だが、本質は深瀬がいろんな人に会い、広沢を知る過程の白湊にあると思う。黒湊の結末のその先を読者の想像で白湊にリバースできる、新しい湊と読むのはやり過ぎだろうか。
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大好きなコーヒーも深く関わっている話なので楽しみに読んだ。 湊かなえさんの作品にしてはいつもの暗く淡々と進んでいく独特の雰囲気があまりない作品だったと思う。その分、結末はどうなるのだろうかと読み進めたくなるストーリー展開だった。 最後に来て、以外な結末が待っていたが、期待値には届かなかった作品だと思う。
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今回はドラマを先に見た。
ラストがうまくまとまっていて、そうじゃないよなぁと思って小説を読んだら納得。
これが湊さんの終わらせ方だよね。
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自分もコーヒーが好きなので、とてもスラスラと読めてしまった。親友を失くした友達が、事故の真相を探る為と昔の彼はどうだったのかを探る為に、高校時代の友人や幼馴染とかに会って話を聞いていく。あ!この子が犯人だったのか!と思わせながら、小説の古典的手法であるフニッシングストロークにやられました(笑)
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コーヒー豆の装丁が印象的。今回はコーヒーかー…と軽い気持ちで読みだしたのだが、疾走感溢れる作品でページを捲る手が止まらず、一気に読んで読了。コーヒーとミステリーを絡めた作品は最近、ちょくちょく見かけるが苦手なので、読んでないがこの作品はすんなりと読めてしまった。この作品は簡単そうで意外に難しい作品だったなと思う。犯人の予想は大いにハズレ、最後の最後でやられたー!となり、きっと見事に作者の思うツボである。
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途中で展開が読めて来たなぁ〜、あ、やっぱりこんなカンジで収束するのね、と油断してからのラスト2ページ。やられました。
一気読みをオススメします。