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うーわ。久しぶりの本家、ある意味でのイヤミスを読んだ感じ、、、
正直犯人はすぐ読めたし、普通に面白い程度で終章まで読んでたのですが……最後の一ページ、ほんとやられた。鳥肌立ちまくり。大どんでん返しというか。うわー。うわーうわーうわー。後味悪いなーゾクゾクする。
いまや大どんでん返しミステリーはイニシエーションラブが有名ですが、わたしはこっちの方を推しますよ。
親友だと思っていた彼の本当の死因を知った深瀬の今後を思うとやりきれない。うわー。ちょっとやばいなこの小説。湊かなえさんの本で告白の次に印象深い作品になった。
そして通勤で読んでて無性にコーヒーが飲みたくなったのでコーヒー買って出社しました笑
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気づかないことの方が大きいのに、気づいた小さなことで悩んでしまう。
人間ってそんなもん。
しかし、やられました。
後半は一気に読んでください!
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やられたー!w まさかこう来るとはっ!! 古典的手法にしてやられました!!w こてんこてんに・・・なんちてw
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おいしそうなコーヒーの描写が多く、薫り高いコーヒーを飲みながら読みたくなる。が、本作はそんな穏やかな内容ではないのがまた良い。「人殺し」と名指しされた手紙が届き犯人捜しをする主人公。と、同時に亡くなった友人の人となりも知っていく。「よく知っている」と思っていた相手でも知らない一面があり、人によって見方の変わる部分もある。最後の一行は衝撃的だった。まさかそんな風に終わるなんてと。
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一番のどんでん返しは最後の言葉かも。
→https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12043052321.html
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読んでいくうちに、
なるほどそういう意味でこういうタイトルなんだな、
というのはだんだん分かってきた。
「人」にはいろんな顔があって、
誰と、いつ、どんなこと、
から見えてくるのかは分からない。
人となりを分かったつもりになっているだけであって、
1人を理解しきることはできない。
最後の最後の方は、人間関係が乱れていて、
「???」ってことが多々あったので、
もっと分かりやすい文章がボクは好きだなー
って思って読み終わろうとしていた時に、
(;´Д`)へぇぁっ!!!
という驚きが残されていた。
こんな筋書きがあったとは、、、
鳥肌ものでした。
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内容紹介
深瀬和久は、事務機会社に勤めるしがないサラリーマン。今までの人生でも、取り立てて目立つこともなく、平凡を絵に描いたような男だ。趣味と呼べるようなことはそう多くはなく、敢えていうのであればコーヒーを飲むこと。そんな深瀬が、今、唯一落ち着ける場所がある。それは〈クローバー・コーヒー〉というコーヒー豆専門店だ。豆を売っている横で、実際にコーヒーを飲むことも出来る。深瀬は毎日のようにここに来ている。ある日、深瀬がいつも座る席に、見知らぬ女性が座っていた。彼女は、近所のパン屋で働く越智美穂子という女性だった。その後もしばしばここで会い、やがて二人は付き合うことになる。そろそろ関係を深めようと思っていた矢先、二人の関係に大きな亀裂が入ってしまう。美穂子に『深瀬和久は人殺しだ』という告発文が入った手紙が送りつけられたのだ。だれが、なんのために――。
深瀬はついに、自分の心に閉じ込めていた、ある出来事を美穂子に話し始める。全てを聞いた美穂子は、深瀬のもとを去ってしまう。そして同様の告発文が、ある出来事を共有していた大学時代のゼミ仲間にも送りつけられていたことが発覚する。”あの件”を誰かが蒸し返そうとしているのか。真相を探るべく、深瀬は動き出す。
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男性が主人公だが、志向が男性的でないせいか読みやすかった。思っていたように話が進んでいたと思おたら、最後にとんでもない結末だった。
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ある夏の日、大学のゼミ仲間と行った旅先で、親友を失った。あの日から数年経った今、あることがきっかけで再び事件と向き合わなければならなくなった。彼はどんな人間だった?どんな人生を送っていた?彼の姿を追えば追うほど、悔恨、感謝、愛が溢れ出す。
そんな、言ってしまえばただの友情物語…かと思いきや!湊かなえはやっぱり湊かなえだったー!最後の数ページでどんでん返し。まさにリバース。彼はどんなことを想って旅立っていったのだろうか…死人に口なし。
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ある告発文をきっかけに主人公は過去を振り返る。徐々に真相が明らかになる展開に頁を捲る手が止まらない。ラストで驚愕の事実に殺られた。そこに至る各人の心理描写がお見事で説得力がある。タイトルが絶妙。黒い湊かなえを堪能、一気読み。
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大学のゼミ仲間達と別荘に遊びに行き、1人遅れて到着したメンバーを車で駅まで迎えに行く事になったのだが運転したのは飲酒した広沢。その広沢が崖に落ち死んでしまう。時は流れ当時のメンバーに人殺しと書かれた手紙が届き犯人探しが始まるが実は……最後に真相が解るが、どうなんだろう?善き者は早く逝く。
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読んで読んで読み進めて、ひゃー!
なんともいえない読後感。
きらいじゃないけど、好きと言うべき本でもないような。
だけどとっても読ませる本。
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皆のレビューを読んで、慎重に読み進めて行ったはずなのに
まさかそんな終わり方だとは・・・。
湊かなえはいつも救いようがない。
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冒頭いきなり『深瀬和久は人殺しだ』と読者を引き込むかと思いきや、コーヒーのうんちくはある平凡なサラリーマンの話から、大学時代のゼミ仲間の回顧で同級生が事故で亡くなり引き戻され、さらにゼミ仲間全てに告発文と殺人未遂で犯人がほぼわかりかけ、作者らしくないほっこりした結末と思ったら最後の最後にイヤミス。流石の湊かなえ!
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帯に書かれていた 「コーヒー好きの平凡を絵に描いたようなサラリーマンに起きるある出来事」というところに惹かれて読みたくなり購入した
登場人物たちを『わたし』と一人称で描かれてきたこれまでの湊かなえさんの作品とは異なり、今回はサラリーマン深瀬が中心となって物語が進んでいく
なので、「告白」など、湊かなえ作品が難しくて読みづらいと感じた人にも素直に読みやすい作品かと思われる
読み進めていくうちに、多少中だるみはあるが、告発文を受け取り、自分が一番の親友だったと思っていた広沢の、人となりを調べていくうちに、彼を死に追いやった人物と原因が明らかになる
ラストは衝撃は結末に...