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ノンケ医者×ゲイ薬剤師。過去にあったあれこれでもう恋愛はしたくない、と思っている薬剤師・千明。突然元勤め先の入院にすることになって…。会いたくない澤井との再会で嫌な過去を思い出し、年下医師・成川との出会いで好きにならないと決めたのに好きになってしまったどうしよう、と悩んで成川を傷つけようとしてみたり。
一方の成川は千明のことをほんとうに好きで、がんばった!千明のいとこがだいぶいいアシストしてくれてうまく丸まって良かったな…。
途中切なくなるけど、よかったです!
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ラブコメ調だった前作とは一転して、シリアスなストーリーでした。
年下わんこな研修医と、過去のひどい恋愛で後ろ向きになっている薬剤師の強がりラブです。
外科医である元カレのDVから逃れるために辞めたその病院に、救急車で運ばれてしまった千明。
よりにもよって、行きたくないところに運ばれてしまうって怖いですね。
白衣ものは好きですが、病気とかDVがリアルに絡んでいてちょっとどんよりする部分もありました。
担当の研修医の成川から好意を寄せられ、元カレの澤井から自分を守るために偽装恋人を買って出てくれても、素直に気持ちを受け入れることができない千明の意固地さにも焦れ焦れさせられました。ほんとうはすごく成川のことが好きなのに、彼がゲイではないこととか、自分が男で年上だとかでネガティブになっているんです。
…成川はそんなこと前提で告白してると思うんだけどw
とても臆病になってるせいで、かわいげのない態度を取ってしまう千明の本心に気づいてくれて粘ってくれた成川は、ほんとにいい攻でした。
最後の最後で千秋が前向きになってくれたのは、成川の努力のたまものです。そして、いとこの稔が味方してくれたからこそですね。
悪役澤井が酷かったせいで、二人が恋人同士になったことを素直に受け止めることができました。
エロ的にはもの足りないものもあったけど、できる年下わんこ成川が頼もしかったので、これからの二人の幸せを確信できました。
お仕事ものとしても面白かったです。
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暗そう、痛そうで買ってみたけど、年下ワンコ医師と後ろ向き薬剤師さんのお話でした。一番最初にしたいことが、手を洗いたいことに深い意味があるのかずっと気になってしまいました…
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淡路先生3冊目の新刊。
攻め・研修医:成川
受け・薬剤師:千明
千明が救急で搬送された病院はかつての職場の大学病院だった。そこで働いている医師の恋人からDVを受けていたので逃げるように退職したのにその病院に運ばれてしまい、その元恋人と再会してしまう。だが主治医の成川が偽の恋人を買って出てくれたので入院生活中、そこまで大変なことにはならなかった。
そして成川は本気で千明を好きと言ってくれたけれど、、、。
DVを受けていた受け、ということで理不尽な元恋人の要求につい屈してしまうのが少しイラッとしたけど、DV被害者ってそういうものなのよね。
医者と薬剤師なので同僚かな?と思っていたら薬剤師は個人薬局勤務でその薬局の話も少し書いてあって興味深かった。
元恋人が、そんなに受けに執着してたなら逃げられた時に探さなかったのかな?とか、最後懲戒免職になったあととか逮捕されたこのあととかに、更に付き纏ったりしないのかな?と今後が心配という感じだけど。
それと、ノンケの彼が一目惚れする理由が若干弱いけど。
でも。切なさとか、最初の導入部分とか、引き込む力が強くてグイグイ読ませてくれました。
明神先生の挿絵もとっても良かったです。