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日本は、医療費が実は諸外国と比べてもかなり低く、さらに患者の自己負担率はとても高い国らしい。いろいろと考えさせられる。
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老人医療と介護産業は儲かる。納税者の金を吸い上げモンスターのように急成長。政治と業界の癒着が始まるであろう。
憲法25条の生存権
国民皆保険→社会保障である。
経済財政詰問会議→これほど民主主義の政治理念に反し、リベラリズムの思想に反する制度はない。(宇沢弘文)
2013年 竹中平蔵 「国家戦略特区」外資系企業に大きなビジネスチャンス
日本 人口は世界の1.6%なのに世界の薬の4割を消費している。
予防医療は医療費を大幅に削減する。特殊な高度医療費はいらない。
年金制度、健康保険制度、国民皆保険制度については、国民にきちんとした知識が必要。小さい頃からの教育が必要である。
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・国民皆保険制度の素晴らしさと、今それが解体されるかもしれない危険があることを啓発する本。
・無知は良くないと改めて感じた。制度についてよく知り、感謝するべきですね。
・政府に騙されないよう気を付けなくては!
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ここでもあり得ん事実が浮き彫りに。それにしても、訴訟の保険で収入の大半が持っていかれるって、そんな環境でまともな仕事が続けられる訳ない。かの大国の医療評判が落ちている大きな理由は、その社会制度にあるんだと思わされる。オバマさん、かなり優れたリーダーという認識だったけど、細かいところで大きなポカもやっとる訳だな。ここで書かれている民主党主導の医療制度改革がイケてないとすると、逆説的に、今のトランプ共和党では制度が改善されてたりする?となると、彼の政治も悪いところばかりでもない?気になります。
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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堤未果氏の最近の本。医療にテーマを絞っている。格差は予想以上。日本はアメリカの後追わないでほしいところだ。
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アメリカの様々な問題点を指摘していた前作までと比べ、アメリカという入り口から日本の医療について切り込んでいる。アメリカの話を聞いていると何やら問題ばかり、利権・既得権益保持者ば好きなように制度を利用しているといったイメージを持ってしまうが、より身近(といっても自分も詳しいわけではないが)な日本の話になると、少し印象が変わってくる。
何にせよ、改革をすれば、どの層がかぶるか?という議論は必要だとしても、今までより損してしまう層が出てきてしまうことはやむを得ない事ではないかとも感じるし、無い袖が触れない状態となってしまっていれば改悪もある程度やむを得ない気がしてしまう。もちろん、無駄を出来るだけ省くという努力を公共またはそれに準ずる医療サイドができているのか?というとそこも疑問ではあるが。
P.63
「日本の国民皆保険は、社会保障なのです」
そういうのは、中央大学法学部の宮本太郎教授だ。
「これは保険という名前がついていても、アメリカのような民間保険とはまったく性質が違う。社会保障のひとつの形態として理解しなければなりません。つまり、全国民が入れる条件を確保することが非常に重要です。労働市場の構成が変わり、国民健康保険についている加入者が自営業者から無職と低所得層中心になってしまった今、揺らいでしまったこの根幹を、どう守ってゆくかが問われているのです」
P.81
「ニューイングランド医学ジャーナル」元編集長で、ハーバード医学校社会医学科上級講師のマーシャ・エンジェル博士は、著書『ビッグ・ファーマ』の中で、大手製薬企業の提供する新薬の大半が既存薬の改良版であることや、製薬企業が自社製品関連の臨床に関与しすぎていること、大手製薬会社が新薬研究開発費よりもはるかに多くの費用を<マーケティング・運営管理費>にかけているなどの実態を、詳細なデータと公文書、綿密な取材によって暴いている。「多くの一般国民が信じている<開発費の回収のために薬に高値がつくのは仕方ない>という説は事実ではありません」
エンジェル博士によると、このマーケティング費用には製薬会社による医師や焼死者への教育、学会や医師への謝礼、各種販促活動などが含まれる。そして開発費の中には、マーケティング目的の市販後臨床試験も高い割合でいれられているという。
P.99
結局国民の無知と無関心が、政治の裏側にいる強欲資本主義の面々に、やりたい放題させるのだ。
どこかで聞いたことがないだろうか。
<法案の都合の悪い部分は国民に伏せる>
<法律を成立させるには、有権者の愚かさが不可欠>
そして、一番肝心な部分を取り除いた形で、法案の素晴らしい部分ばかりを繰り返し宣伝する、政治と利害関係のある御用学者と大手マスコミ。
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医療に市場原理を持ち込んだ結果米国で起こった問題を提示した上で、医療の本来の姿を取り戻そうと草の根で活動する人達が描かれている。
強欲資本主義の行き着く先でそれを正常化するのは「何かおかしい」と感じる市民とSNSなのかもしれない
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協同の力で医療を再生する。殺伐とした閉塞感の中に一筋の光があるようで、少し希望が持てた。この現実が知らされていないことが恐ろしい。
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貧困大国アメリカから、ずっとブレずに取材し書き続ける作者の姿勢に頭が下がる。
権力者をこき下ろす語り口も顕在である。
しかし、変わらないのがそろそろ物足りない気がする。別の切り口も欲しいな、という印象。
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少し古いけど、話は、今でもよくある。アメリカと侵略をよく見極めねば。政治家、政治を庶民は、注視していかねば!