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その後の世界が分かります
2017/11/26 13:26
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投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すっかり名作となってしまったハゲタカシリーズの第4弾です。その後の芝野、鷲津が描かれてます。ドラマや映画で描かれてないため、世間への浸透はイマイチですが、面白い内容です。
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アメリカンドリームという名の強欲
2015/09/04 10:30
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投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作のアカマ自動車案件の裏で本作のディールがスタートしていたのがわかるエピソードを挟んでの鷲津のアメリカでの暗躍が始まる。今回の舞台はサブプライムローン問題に揺れるアメリカのウォール街と首都ワシントンDC、そして地方都市のエジソン。
アメリカンドリームという名で自らの強欲(グリード)を正当化してきた米国の傲慢な態度にお灸をすえるという建前で「市場の守り神」ことサミュエル・ストラスバーグとの全面対決に雪崩れ込む前半は情報戦からダーティな物理戦までと手に汗にぎるスピーディーな展開に目が離せません。また大阪の怪老・飯島の登場シーンにはニヤニヤしっぱなしで、毒を以て毒を制す作戦には笑ってしまった。
後半もリーマン破綻のXデーに向けてA・D社へのTOB合戦になるのだが、こちらも二転三転する話が用意されているので面白い。面白いのだが段々とウォール街の投資家や投資銀行達の欲深さや身勝手さに辟易とし、自由の国アメリカというイメージからは程遠い実情が浮き彫りになるに連れ世界を巻き込んでの金融破綻は起こるべくして起こったのだと改めて納得した。
しかし今回もオイシイところを全部持っていく鷲津のかっこよさには誰も勝てないけどね。
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リーマンショック直前、鷲津政彦(わしづ・まさひこ)はアメリカ経済を長年牽引した超巨大企業、アメリカン・ドリーム(AD)社の奪取を目論んでいた。その行く手に立ちはだかる敵は、圧倒的財力を持つ「市場の守り神」サミュエル・ストラスバーグ。食うか食われるか、日米の国境を越えた死闘が幕を開ける! 「ハゲタカ」シリーズ第四弾。
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待望の続編。
久々に読んだけれども本当に面白い。
計算づくめの駆け引きがたまらなくかっこよいです。
金融危機。今の世の中のことをかんがえると小説とは思えません。
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最後に鷲津が驚きの策を用意しているのはこれまでと同様だが、痛快さが弱くなった印象。鷲津も歳をとったってことかな。
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鷲頭に都合の良い展開。
「リーマン・ショック・コンデンシャル」早川書房
の方が緊迫感があって面白い
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カタカナの登場人物が多くて少し混乱したが、自分自身も渦中となった時期の話であっという間に上巻は読了した。シリーズの中で私にとって最高評価の予感がする。
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鷲津をはじめ、キャラクターにホレボレするほど魅力的な本。
ハゲタカシリーズは大好きで、今回も発売されたのを見て飛びついた。
とにかく、登場人物が全員魅力的である。
いいヤツ、悪いヤツ、みんなキャラが立っていて面白い。
だから、読んでしまうんだろうなぁという感じである。
舞台は、リーマンショックあたりの話。フィクションとは言うものの、ストーリーが現実とリンクしているので、想像がしやすく、サクサク読める。
飯島が支援したと噂の知事もニヤッとしてしまった。
これだけ濃厚なのにサクサク読める本は久しぶりな気がする。下巻では、上巻以上に波乱が待ってるんだろうな。期待でワクワクさせる。
上巻としては☆4.8かな。最終的な評価は下巻で。
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リーマンショック直前、鷲津政彦はアメリカ経済を長年牽引した超巨大企業、アメリカン・ドリーム社の奪取を目論んでいた。その行く手に立ちはだかる敵は、圧倒的財力を持つ「市場の守り神」サミュエル・ストラスバーグ。食うか食われるか、日米の国境を越えた死闘が幕を開ける!「ハゲタカ」シリーズ第四弾。
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読んだ。
ハゲタカシリーズ。
もう10年前からこのシリーズ読んでるが、
全体的にバタ臭い感じは若干気になったが疾走感は相変わらず。まだ読めるし面白い。
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ハゲタカシリーズの第四弾となる本作品。
投資銀行や証券会社の実情はこんなもんだろうなとボンヤリ思う程度。
下巻も読みたいとは思うが、続きが気になる程ではない。
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ハゲタカの異名を持つ鷲津政彦が次にターゲットにしたのは米国にあるアメリカン・ドリーム社だが、鷲津の前には師匠とも呼べるサミュエル・ストラスバーグが立ちはだかった。ストラスバーグの持つ権力は経済界のみならずFBIをも動かし、鷲津を徹底的に追い詰める。鷲津はこの危機をどう切り抜けるのか!
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久しぶりに読んだ「ハゲタカ」
シリーズ4作目だそうで、3作目をスキップした事になるは、まぁいいか。
舞台は2008年、リーマンショック直前の米国。
ほとんどの日本人にとっては寝耳に水の話だったが、サブプライムローンの破綻を認識していた輩にとっては、稼ぎ時でもあったんでしょうなぁ。
(2016/4/12)
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アランのことは踏ん切りが着いたのかと思ったら、めちゃくちゃこだわってる。
珍しく楽しげに事を進める鷲津に、ワクワクします。
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金融用語にはやっぱりスムーズにはついていけないけど、今回の内容がサブプライムローンやリーマンブラザーズ破綻のこととあって、いつも以上に興味深く読めた。