紙の本
ビジュアル版でとても面白い
2017/10/20 18:46
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投稿者:nako - この投稿者のレビュー一覧を見る
挿絵やCG写真が多く使われていて、見ていてとても面白い一冊でした。江戸時代の庶民の暮らしなどが、ビジュアル面でよくわかります。
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江戸の町人の暮らしを見ると、
マンション欲しいとか言っている自分は、さほど広い部屋じゃなくてもいいかなという気になってきますね。
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内容紹介
驚きの百万都市の知られざる世界が明らかに!
風光明媚な町並み、人情味あふれる長屋、人気を博した相撲、江戸の華である花魁、幕府を支える武士……。CG・浮世絵・古写真のビジュアルで、大都市・江戸の暮らしや風景をリアルに再現。江戸っ子たちの日常(仕事と遊び)が実感できる。武家屋敷から江戸城登城、大奥まで武士の知られざる世界が手にとるようにわかる。驚きと意外性にあふれる江戸の粋な暮らしを紐解く一冊! 日本橋、浅草、相撲、花火、舟遊び、歌舞伎、見世物、吉原、宿場町、大名行列、江戸城、武士の仕事、大奥、勤番武士、長屋、ファッション事情、江戸のグルメ、奉行所、江戸の年中行事……etc. カラー写真、イラスト、図版が満載!
内容(「BOOK」データベースより)
日本橋、浅草、相撲、花火、舟遊び、歌舞伎、見世物、吉原、宿場町、大名行列、江戸城、武士の仕事、大奥、勤番武士、長屋、ファッション事情、江戸のグルメ、奉行所、江戸の年中行事…etc.ビジュアルで解き明かす大江戸八百八町の人々の暮らし。
目次
序章 江戸のなりたち
第1部 江戸のにぎわい
第2部 武家の世界
第3部 江戸の町人地
第4部 江戸の風俗
第5部 江戸の仕組み
第6部 江戸の歳時記
本の感想(オフィス樋口Booksより転載、http://books-officehiguchi.com/archives/4856756.html)
この本では写真入りで解説しているので分かりやすい。江戸時代の生活を知ることができるので面白い。
意外なことでは、江戸は100万人都市であったが、ペストやコレラが海外から持ち込まれたものを除いてほとんど発生していない。当時の日本では下水が発達していて感染症がほとんど発生していなかったが、海外では下水が発達ていなかったためペストやコレラが流行していた。
生活では、銭湯は混浴であったことがよく知られている。江戸幕府が混浴禁止の命令を出していたが、銭湯の建て替えが難しくて、明治政府が禁止令を出すまで続いていた。あと、時代劇では取り調べで拷問があるシーンを見ることがあると思うが、拷問をするには老中の許可が必要なため、ほとんどなかったらしい。
吉原は幕府公認の風俗店で、遊女は大学院レベルの知識があったと言われている。幕府が公認していない風俗店については摘発されていて、警視庁24時の摘発シーンを思い出した。公認していない風俗店の摘発は相変わらず続いている。