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ネット業界ならではかな、と感じる点もあったが、基本的には同調しながら読み終えた。
いいものをつくることが至上命題であり、そのためにはいろんなものが不要であるとする考え方や、現場が勢いよく走り出したら上の人間はそれをサポートするのみだ、との考え方はその通りだと思った。よい環境にいると牙を抜かれてしまう、との指摘もうなづける。
しかしこの企業で働いていけるのは、同じようにすべてを仕事に注ぎ込める人でないと厳しいなと感じた。
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シンプルに考える
ビジネスの本質
・ユーザーが本当に求めていることだけを提供し続けること
・サービスでユーザーを幸せにする
現場-ユーザーを考える、管理者-現場の環境を考える
お金を先に考えるとユーザーには気付かれる
ワクワクが大事
LINEのすごい人は好きなことだけやっている
ユーザーの気持ちが分かることは大事、企画に実感がこもっているか
AとBの間をとるような調整が一番やってはいけない
そもそもこれはなんなのか?本質を見極める
周りを動かす説得力と情熱
絞ることが戦略
スピードを上げる=いらないこと(資料作り、会議)をやめる
他部門より売上をあげる、差別化を行う≠ユーザーの求めることを提供する
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爽快なまでにシンプルかつ本質への金言。
「ユーザーが本当に求めているものを提供し続ける」
「ライバルではなくユーザーに向き合う」
「ユーザーを愛し、商品やサービスを愛する」
「仕事は自分でとりにいく」
「自分のかんせいで生きる」
「空気を読まない」
「そもそも、これは何なのか?」
「何もないからこそ鍛えられる」
「率直に物を言う」
「偉い人はいらない」
「ビジョンはいらない」
「事務方はいらない」
「仕組みでは成功できない」
「会議はしない」
「差別化は狙わない」
「イノベーションは目指さない」
「クオリティとはユーザーが求めているものの本質への精度」
「デザイナーとはユーザーにとって使いやすいかどうかを追求する役割」
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・ユーザへ価値を提供するために全力を出す
・現場の感性を大事にする
・過去の成功を捨てて目の前のニーズにこたえる
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とにかく「ユーザー目線」を突き詰める、というのが最大のポイント。
そして、「スピード」が大事だとも。
ここから私が考えたのは、LINEはもしかしてお客様のためなら社員が徹夜したり休日出勤したりが常態化しているブラック企業なんじゃ…ということでした。
ユーザーのことを考え抜いたときに、社員の結婚とか家庭とかそういったものを後回しにする会社なんじゃないかなと。
心配になってキャリコネ見ちゃったよ。
必要なときに必要な分だけ残業などはあるとのことで、1ヶ月平均56.7時間。最大で100時間。
ITメディアビジネス(http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1406/24/news138.html)では、IT業界の平均は63.36時間らしいので、普通なのかな。
森川さんは、青学の大学院でMBAも取得されたらしいですが、結局は現場でMBAの分析手法を用いても、同僚に響かなかったそう。
つまり習ったことをそのまま使っても意味がなくて、今いるところにどれだけFITしたやり方で現状を分析し、道筋を示せるかだということの表れだと思います。
日本テレビ→SONY→ハンゲームと転職する際に年収が半減していった(そして友達もいなくなっていった)らしいけれど、本当に自分の理想を追い求めるときにはどうしてもリスクは付き物だという部分には、ハッと目を覚まされた。
森川さんは、つくづくそういう生き方というか志向性(嗜好性)の人なのだと思うし、万人が真似できるとも言えないけれど、ぼんやり生きてるのはやめようと私も思う。
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☆2.5
企業にとって採用はきわめて重要、という点には同意だよ。企業が継続的に目的を果たして成長していくためには、企業へのインプットがまず良くないとならない。しかし同時に、良い人材に成長の機会がちゃんと与えられるような会社にもなっている必要がある。むしろこっちが先かな。良い循環を作っていけるように働きかけたいな。
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とても真っ当な経営論。特にIT企業のトップがどうやって優秀なエンジニアの力を発揮させるか、ということについては清々しいほど本質を突いている。当たり前のようなことだけれども、多くの企業が実行出来ていないことを、森川氏はときに無慈悲にやってのける。その覚悟や割り切りが経営者には必要なのだろう。ゲーム会社からコミュニケーション企業に変化したその対応力は、そういった変化を恐れない思考によって培われたのだろう。
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「シンプルに考える」=「余計なものは全部やめる」という理解。なかなか会社によってやめられない状況もあると思うが、情報過多、無駄な作業が多い職場では効果があることもあるかと思う。
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20150727 単純に読むと現在の日本企業の体制批判のようにも読めてしまう。大事なのは個人がそれぞれ自立した会社にする事。厳しく辛い選択ではないだろうか。
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インタネットビジネスの世界を、タイトルの通り「シンプルに考える」ことで切り抜けたLINE前社長。しかし、その経験から生み出された思考のプロセスは、どんなことにも通じる人生訓のよう。
本質を追求することの本質と意義。
とことん「シンプルに考える」先に、第一歩のヒントがあるはず。そう思ってシンプルに考えていきたい。
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「結果を出す」=「?」だった。
森川さんが考える「結果」とは何なのか。顧客満足?売上?ユーザー数?
ただ読んでいてラインでは大事にしない取組みを何となくやっていたことがあった。
「本当にユーザーが必要なもの=価値とは何か」の視点に絞るLINEのビジネス活動は参考になることが多かった。
腕を磨く 32
自分の感性で生きる=自分がどうしたいのか 63
リソースはないのが普通 72
今の指導の経験を生かす 75
自覚しないと人は変わらない 109
わからないものはわからない 133
とことん磨くことがポイント 175
人のために働く 自分の気持ちも大切に 195
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◎会社は世の中に価値を提供するためにある
◎常に成長を実感できる場所に身を置く
◎ユーザーは違いではなく価値を求めている
◎会社や上司に自分を合わせない
◎曖昧な表現が仕事をダメにする
◎優秀な人ほど喧嘩をしない
◎主体性を教育することは不可能
◎形骸化した理念が会社を壊す
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読んでよかった!文章も平易で読みやすい。 そうだな、そうだなと思う事ばかり。ただ、それを実践するのは非常に難しい事だと思う。 自分自身も誘惑や甘えに負けないように、且つそれができる人のみを採用するという事が大事!
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著者はLINEの元社長。とてもシンプルながら的確。ユーザーが本当に求めているものは何か?ユーザー目線で考える大切さが語られている。ユーザーが本当に求めているものをつくる、そして、自分も欲しいと思う強い意志も大切。すらすらと読めたけど、深い話だった。
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『LINEの作り方』とか『ボクがLINEを作ったわけ』という題名にした方がもっと売れると思うが、何故この題名にしたんだろうか。題名から禅的思想でも語られるのかと思ったら、ベンチャー起業家のありきたりなビジネス本だった。