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ちょこちょこ怪しい部分は提示、説明されてるのに全然解けなかったな。特に数字の意味は全く分かりませんでしたねー。あまり数字自体に意味もなかったけど…自分では買わないものだし、今でも6ケタなんでしょうか?
探偵役かと思った人が死に、本当の謎解きはあっさりで終わるのがすきです。
あと謎とは関係ないですが、醜女醜女言われすぎていて読んでいて悲しくなってきました。笑
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古典なので読んだ気になっていたが、初読。
昔ながらの連続殺人事件物。
探偵があっさり解決し過ぎるが、映像化はしやすそうな話。
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本格ミステリ。
実は鮎川さんの作品は初めてかもしれない。
トリックは面白いし雰囲気も好きだけど、少し古めの文章になかなか馴染めなかった。
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鮎川哲也先生の最高峰…という触れ込みであったが未読だったので今更ながらに読んでみた…のだが、これは先生には申し訳ないけど正直、読まずにいた方がよかった。
昭和50年代に書かれた作品なのでいかにも古めかしい表現はあって当然だし、それでもいまだに色褪せない名作が少なくないことを考えても、これはいただけない。これが最高傑作だと腰巻きに書いていた綾辻行人氏は、本当にそう思っているんだろうか…と思わざるを得ない内容だった。
トリックの杜撰さ、動機の説得力のなさ、途中で唐突に出てきて探偵役になるのかと思いきやキザなセリフを言っただけであっけなく死ぬキャラ、などなどツッコミどころ満載なのだが、何よりも数多の名作と本作を分かつのは、女性キャラクターの位置づけと描き方だろう。
あまり書くとかなりネタバレになるのでやめるけど、それにしても「○○(女性キャラ名)は肥っているから醜い」「だから男に相手にされるわけがない」といったステレオタイプひとつとってみてもとてもじゃないけど受け付けない。男性キャラクターがすこぶる個性的に描かれているのに対し、薄っぺらすぎるのだ。そこがメインストーリーに絡んでくるので、全体が薄っぺらくなってしまっている。
本作が名作であった時代が確かにあったのかもしれない。しかし、現代の私たちが読むに堪える作品であり続けるのかどうかはまったく別問題なのだと実感する読後感だった。
それにしてもミントは匂いでわかるだろう普通。
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ザ・昭和な本格推理小説。
嵐の山荘的な設定だけど、登場人物が出入り自由という。
そのうえ、探偵が最後の最後まで登場しないというのも面白い。
色々伏線はあるのに、トリックには全然気付けなかった。
(私にはいつものことだけど(笑))
個性的な人物ばかりで、どの学生にも感情移入できないから、かえって誰が犯人か分かりづらかったので、最後まで気をそらさずに読めてよかった。
最近の小説も好きだけど、こういうまさしく昭和な作品も色あせないのが素晴らしい。
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再読……といっても最初に読んだのは20年ほど前なので、ほぼ初読みたいなものか。
古臭い部分は確かにあるが、携帯電話が登場しないミステリというのが、今読むと逆に新鮮に感じるなぁ……。
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かなりしぼりこまれてからも真犯人を予測させなかった!わりかし新しい時代のミステリを久々読んだせいかいまいちねちっこさが足らない気がする。
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思ったよりも読了するのに時間がかかった一冊。この話に関しては、可哀想なほど警察の無能さが目立ちました。
また、二条の登場意義がわからなかったかな。
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言い方を気にしなければ、死ぬわ死ぬわ^^;良くも悪くも死の重みが足りないのですが、娯楽小説と割り切ればなんのその。一人の死をじっくり考えている間もなく次の殺人が起こるので、たるまないず常に張りつめた空気が漂います。いろいろな評価があるようですが、個人的にはとても面白かったです。有名すぎる作品なのであらすじは割愛しますが、目まぐるしい展開が良い。登場人物たちも個性的で(名前も含め)とくに女性人に対する描写が面白い。ずっと狙っていた作品なので読めただけでも満足ですが、内容の方も期待通りで良かったです。
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作品が書かれた時代のせいか、作者の作風か、ちょっと文章が読みにくかった。それにしてもあっさり殺人が起こりすぎる。また二条の登場の意味があったのだろうか。最後の推理もあっさりすぎの感が。この探偵でシリーズがあるとのことだがどうしよう。
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孤立した洋館に集まった7人の学生が一人また一人殺されていく、完璧な”館”もの。
犯人がなかなか分からないのも、様々なトリックや細部が解明されるラストも見事。
しかし、面白くは読めなかった。まず、文章が古い。これは仕方がないのだけど、センスも古臭くて大昔の江戸川乱歩の作品を呼んでいるような感じ。単に文体が古いだけでなくキャラの設定やセリフに至るまでそのセンスが合わない。
話の展開にも無理があって、連続殺人が起きている館で出ていかない学生たちにも、事件が起きているのに何をするでもない刑事二人組にも説得力が無い。
いくらなんでもヒ素を飲んで色を白くするというのも・・・。
ただ、そこらを鑑みても設定が良く出来ているのは事実で、最近の映画みたいに、誰かが書き直してくれたらいいんだけど。
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名前はよく聞く名作と名高いミステリの金字塔。
美術系大学の避暑地として存在するライラック荘。
学生からは「りら荘」と呼ばれる館で次々と起こる
殺人事件。
現場に残されるスペースのカードの意味とは?
何が凄いって、これ1950年台の作品なんだけど
今でも十分に面白い。
話し方や雰囲気は古いがミステリとしては一級品。
連続殺人のトリックも全然わからないままどんどん
進んで、最後の種明かしは理路整然。
これを読んでて「自分は謎が解きたいんじゃなくて、
謎が文句なく解かれるのが見たいんだ」と
思わせてくれる。
とてもシンプルに殺人事件が起き、その理由、
トリック、犯人が明かされる。
唯一残念なのは、昔だったら普通だけど今は
違う常識があったこと。
でもこれは時代の変化だしいたしかたない。
推理に関係ないけど、昔はトリカブトって普通に庭先にあったんだなぁ。
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ずっと読みたかった作品、ようやく読み終えた。44年前の作品ということで、今ではありえないと思える所も多いけど、細かい点まで全て回収されていて、さすがによく出来ているなぁ...という印象。
最後まで犯人は全然分からなかった。
でも刑事が何人も一緒にいるのにもかかわらず、ポンコツ過ぎやしないかい?w
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次々と起こる事件とその真相が気になって
夢中で読んだ。
非常に論理的で見事なトリックが用意されていて、
ラストにはとても驚かされて良かった。
ミステリ小説にそうした完成度を求める人には
かなりおすすめの名作。
逆に物語性の高いミステリが好きな人間には
少し物足りないかもしれない。
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刑事がポンコツすぎて逆に面白い。
時代や世相でのんびりしていたから…としてもポンコツすぎ。
事件が起きてあぁ悔しい、と歯嚙みしたり顔赤くしたりするのがコントかと思った。
トリックなどは名作の誉れにある通りですので、読まないのは惜しい。
古い雰囲気と思い切りに関心しながらじっくりどうぞ。