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一分間マネージャーが良かったので
それに比べると期待より下がる。
でも、意思決定をするときに
「ほしい」ではなく「必要」で
判断するのは大切なんだと気付かされた。
新しい家(ほしい)が必要なのではなく
そこにある温かい家庭が必要なのだ。
必要とか欲しいなどの動詞を入れ替えても
通じるので混乱してしまうけど
本質的なものを見つめ求めなさいということ。
選択肢が全て洗い出せているかなど
意思決定に必要なヒントがたくさん詰まっていた
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簡単だけど難しい。
簡単だけど効果が疑わしい。
1ページぐらいでまとまりそうなことを1冊にして説明してるけど、ぼんやりしてる。
宗教観の違いで受け入れにくいところがあるのかも?
キリスト教とかを知れば理解が深まりそう。
簡単なのでとりあえず試す。
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原題は、『「Yes」 or 「No」』で、92年に米国で発売されたもの。09年に「世界で一番シンプルな決め方の技術」の邦題で出版されたものを改題、修正したもの。一番印象に残ったフレーズは「これはただ望んでいるだけのものだろうか、それとも本当に必要なものだろうか?」「本当に必要なことだけを追求すれば、意思決定しやすくなり、的確な決定をより早く下すことができる。」
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1分間マネジャーほどのインパクトなし。
しかしながら、yes or noという二択で意思決定するというのは、色々あり、なかなかそうはいかないが、とどのつまりは二択なんだし、これを意識するのは大切。
次は、意思決定だけでは、タスクは片づかないということ。決定に基づき行動、処理できるスキルがないといけない。
そして、この本の意思決定が、なんとなく独りよがりな意思決定になってしまうような印象を受けてしまった。自信を持つのは大切だけど、その裏づけとなるものがないとね。
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決断力に自信の持てない若者が3日間のキャンプに参加し意思決定の本質について身につけてゆく姿を通して、意思決定法についてを問う自己啓発本。本書にもあるが「この方法は実践しなければ意味がない」やってみようと思わせる力をもつ。明日からの自分を変える意思決定ができたひとはぜひ。
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このシリーズは読みやすいですが、奥は深いです。
簡単な質問に答えていき、意思決定をしていく方法。
なるほど。
使えそうな質問もありますね。
シンプルながら、考えさせられます。
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★的確な意思決定をするには、2つの問いを実行する
■実質的な問い:頭を働かせる
①本当に必要なことに答えているか
└本当に必要なことなのか、自分が望んでいるだけのことなのか
wishとmustの違い。本質的なのは何か?
②選択肢が分かっているか
└選択肢を把握するため、情報収集をやり切っているか
③考え抜いているか
■内面的な問い:心に尋ねる
①自分に正直になっているか
└ポジティブな幻想だけを信じるのではなく、しっかりと現実を直視しているか
②直観を信じているか
└直観とは、経験をもとにした無意識の知識のこと
└意思決定の際の感情で、結果を予想することは可能
③自分の価値を信じているか
└現状維持ではなく、高みを目指しているか
└信念に基づいて行動しているか
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「的確な意思決定をするためには、まず、よくない意思決定をもとに進めていることをやめること」
【考えてから決めるとは】
…考えるとは、何を考えるのか?
1.実質的な問い=頭
2.内面的な問い=心
→2つの大きな問いに「Yes」か「No」と言えるか?それができれば
→何に対して「Yes」と言えばいいか、
何に対して「No」と言えばいいか、わかる
=「YesかNoかの方法」
【実質的な問いの3つの問い】
1.私は本当に必要なことに応えているか
2.選択肢がわかっているか
3.考え抜いているか
→これらにYesと言えるかを意思決定する前に自分に問いかける
(1.必要なこと)
必要なこと
=不可欠なこと。状況が要求するもの。
→「ただ自分が望んでいることなのか、それとも本当に必要なことなのか」
「ある技術者が上司の所へ行って、月へ着陸する方法があるが最低15年はかかると提案したとしする。必要なことがわかっているこの上司はなんと言ったと思う?」「10年以内に月に着陸し、無事に帰還するのが本当に必要なことだとしたら、10年以上かかっては困ります。上司は即座にノーと言うでしょう。素晴らしいアイデアであってもノーです。それを進めようとはしないでしょう。」「3年以内に月に着陸できる、しかし宇宙飛行士にはとても危険だというのだったら?」(p.36より)
…本当に必要なことだけを追求すれば、
意思決定しやすくなり、的確な決定をより早く下すことができる
「必要なのはわずかだ。必要なことにだけしぼれば、たやすく決められるものだ」(p.38)
(2.選択肢をもつ)
選択肢をもっているということに気づく
→たいていはいくつか選択肢があるものだが、それに気づかないでいる。「ほかに選択の余地はない」と思った時こそそれを無視するべき
→的確な意思決定をするのに実際に「必要な」情報のみを収集すること。聞きたくないことでも耳を傾ける
人々が事実をどう受けとめているか
→「情報というのは事実を集めただけのものじゃない。その事実に対する意見というのもまた事実である」(p.52)
(3.考え抜く)
的確な意思決定をするためには、「それでどうなるだろう?それからどうなる?それから次は?」と自問し、よい結論が出るまで考え抜くこと。
現実に基づいた意思決定=役に立つ
幻想に基づいた意思決定=役に立たない
→幻想=そうあってほしいと思う想像のこと
自問して考えること=幻想と現実を見分けること
【内面的な問いの3つの問い】
意思決定をするとき、
1.自分に正直になっているか
2.直感をしんじているか
3.自分の価値を信じているか
(1.正直であるか)
的確な意思決定をするには、真実を認め、自分に正直にならなければならない
→「昔、地球が平だと信じているのと同じことだ。地球は丸かった、人々がどう思っているかは関係なく。平だと信じたからって平になったり���しなかった」(p.102より)
私たちは「真実を見つけようとしているのか、それとも目をそらそうとしているのか?」と自問する必要がある
→「真実を直視しなくてはいけない。それが都合がいいかどうか、同意できるかどうかは関係ない。的確な意思決定の基本は真実に基づいて決定するということ」(p.112より)
(2.直感を信じているか)
意思決定をするときに、どう感じるかに注意するのが大事だ(p.118)
…意思決定の際にどう感じているかに注意すれば、結果尾を予測できることが多くなり、過ちを避けることもできる。
複雑だというのは問題の多くの要素があり、複雑にするとは要素を区別できていないということ
→「飛行機に乗ることが怖いのか、それとも墜落することが怖いのか?」(p.121)
恐れ、不安、怒り、憤り、ためらいなどを感じ奈良が意思決定をしていないか?自分が何に負の感情を抱いているのかを分析し、その直感を信じることが過ちを防ぐ
(3.自分の価値)
もし自分がもっと価値があると信じていたら、なにをしただろう?
→価値のない人間の意思決定がなぜ正しかろうか。自分に価値を見いだせていないと、自分の思考にも価値を見出せない
→「君はブレーキをかけたまま前に進もうとしているんじゃないか?」(p.143)
【まとめ】
「僕は間違った方向をめざしていたのがわかっていなかった。必要な情報をもっていなかった。つまり、ここへたどりつくための地図を。それに選択肢もわかっていなかった。そして、地図も持たず出かけたというのは、考え抜いて決めたのではなかったということです。僕は自分をあざむいていました。地図を取りに引きかえすべきだという気がしたのに、それを無視してしまった。直感を無視したんです。たぶん自分がよい結果を得る価値があるとは思っていなかったんでしょう。それは、いままでに同じような過ちをしてきたのに、何も学んでいなかったということです。」(p.148,149)