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ああ、好きだな~、この雰囲気。
懐かしの怪獣ものの雰囲気。
少しずつ特別な力を持った4人の少年と、1人の青年。
怪獣との戦い。
みんな、みんな、好きだ~。
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バンドワゴンだけでいいか、と何度も思いつつやっぱり読んでしまう。
そしてこれはよかった。夏に怪獣。うっひょう。
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世代的に主人公の少年たちに近く、実年齢的にキリシマさんたちに近い身としてはなんとも懐かしい。と同時に忸怩たる思いを禁じ得ない。
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児童書ではないようだけど、大人にはファンタジーすぎやしない?
高度成長と公害と、大人と子ども、と怪獣、宇宙人。
小路さんのあったかストーリーは好きだけど、これは物足りなかった。
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戦後の復興を終え高度成長期を迎え、東京オリンピックを経て大阪万国博覧会に沸き、日本国民の皆が来るべき21世紀の未来に希望を見出すことの出来た「1970年」を舞台に、小学校五年生の夏休みに仲良し男女四人組が、とあるきっかけでミステリアスな怪獣退治に巻き込まれる騒動は、ナナローとあだ名される男の子の視点で描かれる冒険譚と、その子供達を見守り「世の中の不思議」に魅かれる大人の写真家キリシマによる1970年という世相と事の顛末の回想録で構成されるジュブナイルなファンタジー小説。おっさんホイホイな秀作
ウルトラマン、ウルトラセブンのシリーズ構成とメインシナリヲライターの金城哲夫、上原正三らはストーリーを構築する上でヒーローであるウルトラマンやウルトラセブンが「怪獣の殺し屋」科特隊やウルトラ警備隊は「戦争屋」という図式のジレンマに悩み、苦しんだと伝えられます。その作品群を観て育った作者は、当時の子供達が大人になった視点で、この問題点に「解釈と答え」を提示しています。もしも金城さんがこの作品を読んだなら「きっと喜ぶだろうなぁ」っと思うとちょっと目頭が熱くなりました。
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久々思いっきり超スピード飛ばしよみの斜め読み(笑)
多分ターゲットは70年初めに少年だった人たちなのだろうなぁ。
宇宙人とか出てきてSFに傾くのかと思いきや初志貫徹で円谷プロダクション系の特撮ワールド全開なストーリーでした(笑)
怪獣に自分たちで名前をつけるシーンでは映画「ゴーストバスターズ」の怖くない物を思い浮かべたらマシュマロマンが出てきたシーンを思い出して噴いたのは内緒のお話(笑)
某とぼとぼ歩きのトップ絵の方にお勧めしたい(笑)
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人気作家、初の怪獣小説。1970年夏、子供たちが体験する奇妙な出来事。謎の機械人間や怪獣が次々と町を襲う。そして公害に汚れた地球を救うのはだれか?
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児童書のような趣の物語である。現在のように環境問題に配慮することがなかった時代。工場はその排水を平気で川に流し、川はヘドロと有毒ガスにまみれていた。このままでいいはずがないと判っていながら、当事者たちは目を瞑っていた。そんな時代の哀しくあたたかい物語である。なにしろ怪獣物語なので、設定が突拍子もないのは承知の上である。だがそれを於いても、子どもたちの純粋さと、家族や地球や未来を想い、夢見る力の輝かしさは、まさに光である。そしてそれを見守る心ある大人のまなざしは、彼らになによりも力を与えるのである。異星人がはるか昔から地球人に紛れ込んでいるという説は、子どもの頃よく想像したので、個人的には無理なく受け入れられた。夏休みに読むのにぴったりな一冊である。
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1970年の夏に子供達が怪獣と戦うというお話。子供向けの「地球を大切にしましょう」的作品としては大いに意味があると思うのですけど、大人の読み物としてはちょっと・・・
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ウルトラマンに胸踊らせたあの頃の子供たち
そして今の子供たちへの物語。
中学生の夏の課題図書にオススメ。
そして大人が読むとまた違った色合いに。
【図書館・初読・8/3読了】
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1970年夏、子供たちが体験する奇妙な出来事。謎の機械人間や怪獣が次々と町を襲う。そして公害に汚れた地球を救うのはだれか?
久しぶりに読んだ小路作品。昭和のノスタルジックなミステリー、というと朱川湊人作品のようだが、本作はウルトラマン、ウルトラセブンへのオマージュと言っていいような感じだった。どう結末をつけるのかと思って最後まで読んだけど、まっ、こんなものかと…。
(C)
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高度経済成長のツケが公害という形で社会問題化された1970年夏、異星人の血をひく少年たちは、誰にも気づかれることなく、怪獣から地球を護ることになる。
朱川湊人『無限のビィ』にヒントを得たのではというところがいささか気になる。物語としての構成が荒く、若干読者の期待を裏切った作品。
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★2015年9月11日読了『怪獣の夏』小路幸也著 評価B
東京バンドワゴンシリーズでよく読む小路氏。
平行してよく読む昭和レトロ風の朱川湊人氏の作品かと思ってしまうほど昭和テイストの今回の作品。
あとがきで、小路氏は昭和36年(1961年)生まれで自らウルトラマン世代と語り、この年代の特に男の子たちは、怪獣、怪人、宇宙人、ヒーローに憧れて育った世代と書く。確かに私もまさにその感覚で、今回の作品を読んでいて昔、テレビ番組を見ていてその時には感じていたドキドキ感、正義感が蘇る気がしていました。
物語は読み終わってみれば、じつに他愛もない内容ではありますが、そこに流れる当時の時代の息吹と雰囲気が懐かしい。そんな作品です。
1970年(昭和45年)日本のとある地方都市、糸価市は大きな製紙工場により成り立っている企業城下町。そのために町には、その会社で働く従業員と家族が住んでいるが、ひどい公害のために、町を流れる川は汚水のために汚れ、空気は汚染されていた。
そんな町に住む小学5年生の仲のよい4人組。壇七郎(ナナロー)は絵が上手で毎回入選作品を書いている。松戸敬介(マット)は運動神経抜群。山本百合子(ユリコ)は水泳が得意で将来はオリンピックを目指したい程。藤山章子(アキコ)は読書が好きで、学校の蔵書はほとんど読んでしまったので、町の図書館に通っている静かだけど、とても大人びた子。
この4人は、ある日、ものすごく上手な怪獣の絵が、町中に3つ描かれていることを発見する。そのうち、機械人間と怪獣機械が現れ、町を徘徊し始めた。近所の美大生のハヤトさんと写真館店主の霧島さんと4人は協力して、調査を始める。そして、意外なことをハヤトさんは、4人に教えるのだった。
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その夏、「見えない怪獣」はあらわれた。
怪獣と闘うこどもたち。つまりはウルトラマン。
この作者なので哀しいことにはならない。
懐かしいノスタルジックな作品でした。
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舞台は苫小牧なの?
ごめんなさい、付いていけなかった・・・
う~ん、小路さんの話は結構好きなんだけどなあ・・・
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ウルトラマン、ゴジラ、20世紀少年を彷彿とさせる物語。
地下水通路の奥に上手な絵を発見するところから始まります。
同級生のナナロー、マッド、ユリコ、アキコと写真屋さんの霧島さんは、便利さを追いかけて、あふれ出たゴミで出来た、機械怪獣たちと戦うことに。
突然出てきた機械怪獣たちの、原因を知っている美大生のハヤトさん。ハヤトさんを中心にみんなで街を救います。