紙の本
ホラーは苦手だけど
2015/09/29 12:26
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投稿者:はなたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小野先生の作品が大好きなので、購入しました!
ビックリする短さで一つひとつがおわります。物足りなさは若干感じます。
でも、ところどころに、他の作品の原石を感じる一冊でした。
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残穢(映画)の劇中作。
残穢(新潮文庫)も読んだけど、そちらでは作中作って程ではなかったかな?
百景なのに全99話な意味深。
かまわぬのブックカバーゲット。
素敵デザイン。
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新潮文庫から同時期に文庫化された『残穢』の姉妹篇とも言うべき実話怪談。単行本で読んでいるので再読。
実話怪談ものはぽつぽつ読んでいるのだが、著者によってカラーが変化するのが矢張り面白い。本作は王道パターンを踏襲しながらも読みやすく、広範な読者層に受け入れられそうな作風で、そういえば小野不由美はジュヴナイル出身だったなぁということを何となく思い出す。ホワイトハートから出ていた分をちゃんと読んだわけではないのだが、割と若い読者が好きそうな題材を選んでいるような印象を受けた。
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子供の頃から怖がりで、でも怖い話は大好きで、夏休みになるとテレビでよくやってた、心霊体験の再現ドラマをよく見てました。
夜トイレに入ってる時に、木を揺らす強い風の音を耳にして、用を済ますや半泣きで、家族の揃う居間に走ったことも数多く…
大学進学以降に一人暮らしを初めてからは、深夜に放映されていた稲川淳二さんの怪談話や、レンタルしたホラービデオやDVD(やはり日本のものが最高)を、電気を消してヘッドホンで楽しんだものです。
そんな僕にぴったりの本が、この小野不由美さんの「鬼談百景」、怪談雑誌「幽」に連載されていた実話系怪談をまとめたものです。
数行から長くても10ページ程度の怪談が、九十九話収められています。
子供の時ほど明らさまな怖がりではなくなり、むしろ怖さを愉しむ歳になりましたが、こういう本を読むと、夜中にトイレに立った時に、ちょっと振り向くのをためらったり、部屋の隅の暗がりに何かが蠢いている気がしたり、忘れていたドキドキを少し思い出すことができるのがいいですね。
ちなみに、解説は稲川淳二さんです。
夏の盛りは過ぎましたが、秋の夜長のお供にぜひ。
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http://takotakora.at.webry.info/201508/article_3.html
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始めのうちは、よゆーよゆー、と思ってましたが、そのうちに、もう周囲が怖くて。でも、自分の霊感のなさだけは信じてるんで、そこだけを頼みに読んでました。
自分の中の怖さレベルでいうと「残穢」より上ですが、ずっと読んでいたい、と思う心地よさ。
「残穢」の話もあり、興奮です。解説も良かった。
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さらっと読めすぎて、あまり印象に残らなかった。
でも、それなりに気に入った話があって、
「お気に入り」「髪あらい」「海へ還る」「たぶん五匹」「黒猫」「雨女」「名大」「空チャンネル」
解説で稲川さんが書いていたように、「最初はどうしても先が気になるので自分のペースでやみくもに読み進めてしまう」自分がいる。
だから印象に残らなかったのかも。
またしばらくしたら、読んでみよう。
評価が変わるかもしれない。
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ハードカバーで一度読んだのですが、残穢を読む為にじっくり再読。
夏なのでホラー月間です。
とても心にモヤモヤとする恐怖体験談を淡々と99話収録。
1ページに満たないものから4、5ページのものまでありますが基本的には都市伝説の様なものだったり七不思議だったり、どこかで聞いた事のある怖い話。
作業的に読み進めているとたまにゾクッとする様な話が混ざっていて本を一旦閉じてしまったりしました。
最後まで淡々と、そしてモヤモヤしたまま終わります。
残穢がやっと読めます。
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短編の怪談集です。
短い文章ですが、じわじわと怖さが来ます。
さすが、小野不由美さんです。
解説は稲川淳二さんです。
猛暑日が続きます。これを読んで、冷えませんか?
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「残穢」を読了後、作者の語彙と文体に惹かれて初の怪談集である本書を手にする。数多刊行される「百物語」系の小話に見られがちなホラーなケレン味を廃し、無駄を極限まで刈り込んだそのストーリー展開は、怪異な出来事の中にも慈愛や一抹の切なさ、儚さという純和風な情緒をも見事に浮き彫りにする。第七話「遺志」、第十話「透明猫」、最終話「花簾」の三話は『ずっと取っておきたい』逸品。
あえて物語の全てを語らず、真の結末は読者に委ねることで読者自身で恐怖を喚起させる作風はスリラーというより古典的な民話の怪奇談であり、小泉 八雲作品を彷彿とさせる美しさを持った怪談集。是非「残穢」とセットて読む事をお勧めしたい。
最後の解説は、かの稲川淳二師匠。なぜ「怪談百景」でなく「鬼談百景」なのか?実に的を得た解説も素敵。
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ぞーっとする。怖いけどなんだか不思議な感じもする。さすがに夜中に読み終わるのは避けて、午前中に読み終わりました。雨模様だったので若干の不安定要素はありましたが、怪異は起きなかったと信じます。
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たぶん十二国記以外で初めて読んだ小野さん作品。怖い怖いと聞いていた小野さんの怖い話。
いろんな人の体験した(またはその知り合いの体験した)怪談を99集めた、記録のような、手記のような本。最初はあまり怖い話がないなあなんて思いながら読んでいたのだけれど、読み進めていくほどに面白い話が続き、終わる。最初にはまったジャンルが怖い話で、小学生になってから月500円のお小遣いをひたすら貯めていた私は小5の時はじけたように怖い本を買いあさったのを思い出した。ああ読んだことある、と思いながらどきどきする。好きな話は落ちが分かっていても面白い。息子が大きくなったら夏休みの間中毎夜これを読み聞かせてやろうか…なんて思う。
"香水""胡麻の種""夢の男""どろぼう""お気に入り""追い越し""さずかりもの""テント""たぶん五匹""続きをしよう""グリコ"などなど。ぱらぱら捲りながら選んでいると、解説で稲川淳二さんが二回目、三回目がまた面白いといっていた意味が分かった。小野さんのうまさが光っている。次の長編の怖い話が楽しみで、ちょっと怖い(笑)
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最後の「花簾」の物悲しい終わり方、やさしい感じがしていい。
後ろを振り向けない怖さから、やさしい話に、多様な面白さで楽しかったー…で、表示の絵から不気味さを感じる『残穢』に行ってきます…
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隙間の時間しか本を読めない時に読んでます
ひとつひとつのお話が短いので
この手の本は初めて読んだのだけど 怖いです‥‥
話の終わりかたが ぽんとこっちに放り投げられる感じで余計に怖い‥‥
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現在10話あたり
1話1話の厚みが薄く感じる
怖い話というよりは怖い噂話といった感じで、今のところ欠片も怖くはない