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http://www.nanarokusha.com/book/2015/06/20/3300.html
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谷川俊太郎さんの詩。
繰り返し出てくるわたしとあなた、はどんな関係なのか。多分恋人、多分夫婦、多分友達、多分他人。
何度も出てくるわたしとあなたの関係が、青いページの世界を作っていくのが美しい。
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インターネットのアマゾンで、クリックしてコンビニに届いた。
この詩集を送りたいあなたがいて幸せだと思った。
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本当に好きだ。谷川さんの詩も。そして今回はこのデザインも、紙も。すべてが素敵だった。
「ロマネスク」「当たり前」「微苦笑」かなー。
特にロマネスクは、ページめくって震えた。
ていうか、特製しおりが一番好きかもw
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あたしとあなたがわかれているのはどうしてだろう。
あたしが自分で、あなたがそれ以外の誰かということなのだろうか。
結局、この世界は自分中心で自分以外のものは、“あなた”という定義に落ち着いてしまうのだろうか。
自分が居て、誰かがいる。
決して、みんなひとつの“あたし”にはなれない。
でも、だからこそいいのかもしれない。
“あたし”がいるから、“あたし”を“あたし”として認識できるからこそ、“あなた”がみえてくる。
そうなってこそ、“あなた”をみることができる。
“あなた”を知ろうとすることができる。
“あなた”に話しかけることができる。
谷川さんの作品は、相も変わらず内容の理解は半分(今回は3割)。
それにしても、今回は特に装丁が素晴らしい。
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あおい詩集。
アオは拡散する光。
空の彼方にあなたを視る。
***
どんなに深く憧れ、どんなに強く求めても、青を手にすることはできない。すくえば海は淡く濁った塩水に変り、近づけば空はどこまでも透き通る。人魂もまた青く燃え上るのではなかったか。青は遠い色。/谷川俊太郎「青」
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「あたし」と「あなた」にまつわる詩集。分かるものもあるけれど分からないのも多々。
年数を重ねたら味が出そうな、本が貴重で贅沢だった時代の雰囲気があるような、素敵な装丁。
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装丁がすごい!
なでなでしてしまう
これはそっと自分のために取っておく小さな本だな
お値段もそれなりだな
静かな世界に運んでくれる美しい言葉たち
ゆっくりと味わいたい
≪ 交わるの? あたしとあなた 時ひとつ ≫
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ブックデザインの人のコメント(帯)「最初に原稿を読んだ時、この言葉たちの動きや遠さや近さを、どうやって本という物質にしたらいいのか、悩みました。その結果、一番大事なのは、目の前の言葉を載せる紙なのではないかと考えました。まず、この詩集のためだけの特別な紙を作るところからはじめて、だんだんと本の外側を形にしていきました。」
装丁のデザインが好み。シンプルなのに素材が活きてて、本の存在感を重みを感じます。中の紙も詩に呼吸が合っているかのようにことばをヨムと、本全体が産声が立ち現われてくるかのような。すごい宝物に出会いました。
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わたしとあなた。
読む人はどんな関係を想像しながら読むのだろう。
私はもちろん、とある人を思い浮かべながら読むことが多かった。
宇宙的だったり、小説のワンシーンのようだったり、
読んでいてイメージが飛躍するので楽しい。
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東京オペラシティで開催されている
谷川俊太郎さんの展示に出かけて購入しました。
装丁がすてきでジャケ買いに近い感覚でしたが
装丁はもちろんのこと
ページに使われている紙質にまでこだわられたと知り
製本の方の愛と
谷川さんの言葉と
すてきなハーモニーの詩集に出会えて幸せを感じます。
おまえ、でもなく
あんた、でもなく
あなた、という響きが好きです。
慈しみを感じて。
谷川さんの紡ぐ言葉に
どっぷり浸かって溺れる至福のひとときを。
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◆工芸品のような本を“今”手にする至福◆
青白金の箔押しがほどこされた布張りの表紙を開くと、この本のために作られた特別な紙(なんと、ブルー!)に詩が並んでいます。
あなたはこの本を読んで誰を思い浮かべるでしょうか。その人はとても大事な人かも。でも、気分や読んだ時期で別の人になるかもしれませんね。
装丁家名久井直子の本はノスタルジックな雰囲気や手の温もりが感じられるものが多く、素敵です。ネットで情報が得られる今だからこそ、手で贅沢を味わいませんか。
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詩歌づいているので、
銀座でお茶をしている時に読んで、買った
美しい装丁で、本文の紙から作ったっていうので、買わずにいられなくなった
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書き下ろしの詩集を買ったのは、初めてかもしれません。(いつもは図書館か文庫です)
とっても贅沢な装丁で、表紙は布地で、本文に使われている紙は、石川製紙さんの抄紙機という紙だそうです。
薄いブルーの和紙のような紙です。
谷川さんは工芸品だとおっしゃっています。
そんな『あたしとあなた』という詩集ですが、中身もとっても素敵な『あたしとあなた』の詩が37篇あります。
特に好きだった詩は、
「笑う」
「前世」
「夕方」
「はにかむ」
「黒板」
「今」
「その晩」。
恋人やご主人、奥様、もちろんお友達にも、プレゼントしたら喜ばれること間違いなしだと思います。
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37の書き下ろし詩集。自分の本棚にひっそりと置いておきたいような、大切な人に贈りたいような、静謐で美しい本。装丁、紙、文字の一つひとつまでこだわり抜かれていて、読後はこの一冊がたまらなく愛おしくなっている。谷川俊太郎をしっかり読んだのはこれが初めて。もっとこの人の言葉に触れてみたい。