投稿元:
レビューを見る
□協調的行動が選択されるインセンティブは?
→長期的関係
□数学的分析の必要な理由
- 協調達成の条件を調べる
- 賞罰の仕組みが例外なく機能するかを確認する 抜け穴をなくす
(ポイント)どんなことが起こった後でも全ての人が最適な行動を取っている状態を創ること
- 均衡戦略は無限にあるのでそれらを考えるため
- 長期的関係で何が出来て何が出来ないのかを明らかにする フォーク定理
□均衡
均衡に行き着くプロセスの一例→利得の高い戦略は増えるという調整過程
*生物学的には忠実だが人間のランダムな挙動と大きく異なる
均衡を分析する有用性 人間の安定した行動は均衡である可能性が高い
自論)ペイオフのテーブルが確定的なのがおかしい?
均衡のチェック 一回逸脱の原理
□経済学+行動経済学
人間の判断は感情(ある程度存在)+損得感情(安定的に存在)
経済学の傾向 均衡が現実的に存在するかはともかく均衡の存在を理論的に説明する
□シミュレーション
複雑な計算を実際に試すことが出来る
Tit-for-Tatのように結果を示すだけでなくなぜ強いかの原理まで説明することが大事。
人間のシミュレーションだとどうしても例え話のようなものになってしまう
やっこーが意義を持つかは、現実とどの程度似ているかが鍵
何か結果が出た時になぜどのような条件でそうなるかを論理的に説明することが必要
□情報不完全ゲーム
不完全観測のとき結果はプレイヤーの行動を反映して確率的に決まる
結果が共通→公的シグナル、結果が個別→私的シグナル
指摘観測下繰り返しゲームは相手の行動もシグナルも不明
アプローチ
- コミュニケーションアプローチ → 申告が自分の損益に無関係にすると 正直が最適解の一つ
- 信念ベースアプローチ → 統計的に解を出す
- 信念不問アプローチ → 相手の情報を一切考慮しない
協力しても罰しても自分の利得は同じ という条件下で均衡が存在