投稿元:
レビューを見る
五十嵐海里の堅物な兄一憲の親友との再会で、一憲の学生時代の様子が語られ、ほのぼの。
ストーカーに殺されてしまった被害者の秘めた優しさがマフラーを通じて伝えられる様子は悲しいけどあったかいものが感じられた。
投稿元:
レビューを見る
海里くんとお兄さんの距離が縮まって嬉しい限り。お兄さんの高校生時代のお友だちが登場してお兄さんがどんな気持ちでいたかもわかって納得。怖いだけだと思ってたお兄さんだけど意外におもしろいキャラで好きになった。
投稿元:
レビューを見る
今回はマフラー(?)の幽霊とストーカーの話。ストーカー被害者は恐怖だったろうなぁ。海里兄の友人刑事もいい人。ずっと背負ってきたのね。作家先生は妹のおかげで作風が広がったのね。また出てきてほしいな。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズの中では珍しくハードボイルド系でドキドキするシーンがあった。ストーカーに狙われている女性を守り切れなかった涼彦の無念と、マフラーになって涼彦のそばで見守り続ける女性の思いが読んでいて切なかった。海里とロイドのおかげで、涼彦が女性の思いと思い出の料理を受け取ることができてよかったね。
投稿元:
レビューを見る
夜だけ営業の定食屋<ばんめし屋>を舞台に、付喪神と幽霊とお料理とが絡んだ謎解き物語第四作。
今回も前作に引き続き海里の兄絡み。主要人物は海里の兄の友人で刑事の仁木。冒頭にある緒川千世さんのイラストによるキャラ紹介によるとこれまたイケメン。
しかしその仁木の体中に「マフラーの幽霊」が巻き付いているのが見えて…。
前作でちょっと縮まった海里と兄一憲との距離がさらに良い感じになってきて安心する。冗談も言い合えるようになったのが良かった。
しかし今回の事件の主軸は「マフラーの幽霊」。読んでる途中でその幽霊の真意に気付くのだが、何とも切ない。でも思いが伝わって良かった。
だがそれ以上に、仁木の言動の端々に???もしかして???と思っていたら、やっぱり!
緒川さんがイラスト担当なのはやはりそういうことなのか。
今回も夏神の海里のほっぺたペシペシにあらぬ妄想を抱いて楽しませていただきました。
夏神が過去に山で失ったのはどういう存在の人だったのだろう。なんだかそこも気になる。
思わず横道に逸れてしまったが、海里が料理人としても少しずつ任される部分が増えてきたり、人間としても少しずつ落ち着きを見せたり思いやりを見せたりして成長していく部分を見られるのは嬉しい。
ロイド氏とのコンビもすっかり定番になりつつある。
相変わらずあっという間に読める薄さではあるものの、夏神と海里、それぞれの今後が気になるので今後も読んでみる。
投稿元:
レビューを見る
「古い時計が動き出す」
一人で尋ねてきた人物は。
律儀な彼らしいといえば彼らしいが、前回新たな絆を経た二人にとっては今まででは考えられない様な彼等の会話だっただろうな。
偶然出会った彼の元に見えた物を思わず口に出してしまったのだろうが、色々とタイミングが悪かったのだろうな。
「空白を埋めるもの」
日中見かけた彼の不穏な言葉。
兄弟とはいえ、どれだけ互いに無関心であり家族としてバラバラだったのか分かる会話だったが最後に喧嘩別れした人物と素直に再会を喜び会えるのは年の功だろうな。
彼はきっとマフラーに覚えがあるのだろうが、何故あんな台詞を口にしたのか気になるな。
「遠い日の傷」
ストーカーに執着する彼。
何故彼女は突然彼を突き放したのか分からないが、ストーカーに殺されてしまったのは彼の責任でも無いけれど未だに心の中では色々葛藤が続いているのだろうな。
自分のエゴだけで動き相手の事を考えない人達は、何故最終的にあんな狂気的な事柄を起こすのだろうか。
「そばにいること」
彼女がずっと伝えたかった事。
彼はストーカーの事に関して彼女の件のせいで、無鉄砲に突っ込んで行ってしまう姿を何年も傍で見続けた彼女はずっと苦しんでたんだろうな。
彼が弟の様に感が鋭く無く鈍い人間だからこそ、喧嘩別れするまで傍で友人としていれたのかもしれないな。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ通してさくっと読み終わりそうな感じはある。それほどに読み味はあっさりしてるが、五十嵐兄弟の節々の発言が時々刺さったりする。兄の旧友が出てくる今巻では、前巻よりもう一歩ずつ兄弟の距離が近づいたように見えた。
投稿元:
レビューを見る
涼彦を通じ、兄一憲の高校生時代を知る事が出来て反省する海里くん。感情表現がお互い下手なだけで、とってもいい兄弟だ(^^) 奈津さんが五十嵐家にいい風をふかしてくれてホント良かった。
そして涼彦さん、びっくりだね。でもとても清々しい。そして一憲の友達だけあって、いい人(笑)一憲との関係はもちろん、「弟!」って海里ともきっといい関係になれるね(^^)そしてさらに、過去の後悔と思い込みが解決してよかった。これからも、きっと大活躍してくれる!?命を大事にね♪
ストーカー男の言動は、今も昔も、怖すぎました(T_T)
投稿元:
レビューを見る
図書館で。
軽く通勤で読める本はありがたいな~と思いつつ。
ところどころツッコミは入れたくなりますが、まぁ許容範囲かな~と。
個人的にはそんな簡単に性癖を暴露する?と思ったり思わなかったり。それと警官が暴力振るってはイカンよねぇ… 私情入りまくりだし。
それにしてもマフラーさんは健気だな…
投稿元:
レビューを見る
だんだんと登場人物の設定を表すエピソード
を語る人物が増えてくるだろうな
最初は救いようのない状況から、過去を見直
し振り返ることができて好印象になってきた
シリーズ
ロイドに続く付喪神かと思えば、残留思念が
マフラーの形で守護する
このシリーズに見えるのは、登場人物が誤解
して、誤解が解けて、心温まるパターンが心
地よいということ
投稿元:
レビューを見る
深夜食堂ほっこり話、4冊目。
今回は刑事さんがメインお客で
犯罪がらみだから
ほっこりばかりでもいられず。
兄ちゃんと少し関係改善したカイリ君。
基本「まっすぐ」な性格なんで
物語が読みやすくて助かるわ。
もうちょっとデリカシーあったら
さらにいいとも思うけど〜。
投稿元:
レビューを見る
今回は、隣の警察署勤務の刑事さんのお話。
この刑事は、海里の兄の親友。
そして「マフラーの幽霊」が巻き付いている。
幽霊の正体がマフラー?と変な話だが、じんわりと温かく、そして悲しい。
また、海里と兄、そして奈津さんとお母さんも含めた家族は、なかなか良い関係になってきて、読んでいて心地良い。
ロイドの存在もすっかり馴染んで、なんだか笑える。
海里の料理の腕も上がってきて、ミートソースパスタが美味しそう。
次は夏神さんの過去が、もう少し分かったりするのかな?
投稿元:
レビューを見る
マフラーの幽霊と聞いて、ロイドみたいな付喪神のことかいなと思ったら意外な正体だった。今回もまた心温まる話だったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
海里くんが、仕事にもなれて、人付き合いも怖くなくなってきた。そこにお店に来た仁木さんにまつわる話。ストーカーの話で少し怖かったので星低めだけど、やはり面白いシリーズです!
投稿元:
レビューを見る
今回のエピソードはストレートながら、なかなかグウッ。。。とくる辛さがあった。
理不尽な悪意を前に人の思いやりが無力であること、それでも思いやりが大切であること、が伝わるエピソード
2023.9.5
149