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なんとこの巻で「商業的不振による打ち切り」で「おれたちの戦いはこれから始まる」ところでの幕引きです.本屋での流通量も少なかった気がします.あとがきに打ち切りへのいきさつが書かれていますが,出版社には過去に複数のシリーズで貢献してきた作家さんなので,なんとかシリーズの収束に向けて頑張ってほしかったところ.
やはりラノベは小説というよりはマンガに近く,メディアミックスによる売り上げなしでは打ち切りやむなしという戦略ではこの先いい作品はどんどん減っていき金太郎飴のような類似作品ばかりになりそう.
この作家さんはラノベにしては挿絵に反して重く厳しい内容になることが多くシリーズを選んで楽しみにしていたのですが残念.体調を崩されているようなので,十分に休養をとっていただきたいと思う.
次もファミ通文庫だそうですが,文学少女のころの面白さが新作になるたびに薄れてきているように感じるので,作者のカラーが出せる違うレーベルでもいいんじゃなかろうか.
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あとがきから読んでたので、ショックを受けた。これ普通に読んでたら最終巻なんて気付かない。糖度高いエピソードまみれ。シリーズ最初はどうかと思ったけど、もっと読みたかった。いいところで終わっちゃった。3年生の卒業、そして理歌の参戦、いち子女史と雫の関係… なにかしらの決着、楽しみにしています。
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偲先輩が可愛く見えてきてさぁこれからって時にこの巻で打ち切り、だと……?
商業的な理由で気になる伏線を残したまま終わりというのは本当にやりきれないし残念でならない。
あとがきを読む限りでは期待薄だけど、「あきらめたらそこで試合終了」の精神でいつか納得のラストを見せてほしい!
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あー、ここで打ち切りかあ。
いや、なんとも残念だ。
前巻でようやく全てを打ち明けて恋人同士になれた詩也と綾音。
なので今巻は基本的にはラブラブモード。
もう爆発しろと言いたい(笑)
バレンタインデーもあったしね。
構成的には短編集ということもあって、偲先輩の残念すぎてちょっと可哀想で可愛い姿とか、理歌の琴吹さん的奥手具合とか見れて、なかなか楽しかった。
それにしても商業的理由とはいえここで打ち切りは、いわば物語の起承転結の承までしか語られていないわけで、伏線を全く回収できずに終わってしまった。
最初から長編として予定されていた物語なので、さすがに苦しい。
物語のクオリティーは文学少女やヒカルとなんら遜色ないと思う。
ただ、吸血鬼とお芝居という取り合わせはあまり設定を生かされていたとはいえない気がする。
多分、女性向けレーベルで描かれていたら結果は違ったかもしれない。
なんにしても、無理に結末をつけなかった作者の想いと判断は尊重したい。
本編そのままの続きではないけれど、もう一冊でているようなので、読者としても物語の行く末を知りたいので、読もうと思う。
それにしても続き、読みたかったなあ。