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2017.2.20 読了
思った以上に面白かった!
残業すれば 会社も本人も
「残業税」を払わなければならない
という法律が導入された。
なので、それの不正を暴くための
税務署からの残業税不正摘発のための
「マルザ」の矢島と、
労働基準監督署からの 西川とのコンビが
組む時代になっていて、
ありえん設定と 最初は思っていたけど、
なかなか しっかりした話になっていて
このシステム ほんとになればいいのに。。。と
思うくらい。
短編集で、その都度 相手のふとした言動で
不審に思い 調査に至ったり、など
なかなか 読ませてくれました!
続編あればいいのに。。。
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残業税を導入したらどうなるかという社会経済的なシミュレーションがしっかりされている。最後が呆気なかった。もうちょっとどこかを削ってメインを膨らませられないものか。
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残業に税金がかかるようになった社会が舞台。
残業税徴収官と労務局職員がペアを組んで
違法残業を行っている企業を取り締まります。
最近話題になっている法律を取り入れた設定が面白い。
最後は警察のバディ物みたいな感じでした。
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中身は普通だけど、残業税という設定を
しっかり作り込んできちんと世界観作ってて
割と面白く読んだ。
続編も作れちゃうぞ!みたいなキャラとか。
でも書き下ろしなんだね…作家さん知らないが。
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残業が残業税として徴収される世界。サービス残業は労働者にとっても企業にとっても脱税とみなされる。そんななか労働基準監督官と残業税調査官(マルザ)のコンビの活躍が描かれる。
ただ正直残業税という設定があろうがなかろうが、本書で描かれるような企業や悪者はいるだろうし、現実の世界をモデルにしたようなキャラクターも出てくる。
なんで残業税という補助線を引かなければいけなかったのか。それが現実の労働行政のパワーのなさにそのまま跳ね返ってきている気がする。
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ダブルワークでも超過勤務手当は発生するような気がしたり、細かな点では?ですが、発想はおもしろいのですらすら読めました。
働き方改革というくらいなら、これくらいの思いきりのよさがあってもいいかもと思います。
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著者、小前亮さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。
小前 亮(こまえ りょう、1976年2月12日 - )は、日本の歴史学者、小説家。島根県松江市生まれ。島根県立松江南高等学校卒業。東京大学文学部・東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。日本推理作家協会会員。
東大文学部在学中よりコラムニストとして歴史コラムの執筆を始める。有限会社らいとすたっふに入社後、田中芳樹の勧めで小説の執筆を始め、2005年に中国歴史小説『李世民』で作家デビュー。
で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです)
残業するなら税金を払ってもらいます。納税者必読、感涙必至の連作ミステリー!
残業をすれば会社も従業員も税金をとられるという「残業税」が導入された。
時間外労働は抑制され、人々の働き方、社会のありようは変わりつつある。
しかし、脱税を試みる手合いは跡を絶たない――。
生真面目な残業税調査官と、熱血労働基準監督官の凸凹コンビが、働く人たちを守るべく奮闘する!
なかなか面白い内容ですね。
最も、私が今興味をもっているのは、相続税。
相続税を100%にするのが良いと主張する方、逆に、相続税を0%にするのが良いと主張する方。
両極端の方の主張が興味深いです。
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時間外労働を抑制し、過労死や労働災害を防止するため、残業税なる制度が作られた世界。税務署所属の残業税調査官・矢島と労働基準監督署の労働基準監督官・西川のコンビが、不当な労働を強いる悪徳企業を成敗する。初めは単発で終わるお話だったので、まあまあかな、と思っていたのですが、だんだんと大きな話になってきておもしろくなり、一気読みでした。
TVドラマにしてもおもしろそうなお話でした。
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残業すると使用者と労働者に税金が掛かるという架空の税金をテーマにした小説。
残業を抑制する目的に作られた残業税。主人公は残業税の不正を取り締まる調査官。
堺雅人が主人公だったらピッタリかなと思いながら読み進めた。
架空の税金をテーマに様々な不正を暴いていく主人公に「半沢直樹」が思い出された。
軽く読むのには丁度良い作品だった。
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面白かったです。残業するのが優秀、仕事を頑張ってるという職場の風潮がある。残金代稼ぐために、ダラダラ仕事をする人もいる。残業税が導入されたら、働き方改革も一気に進むのではと考えさせられた作品でした。