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さっきもつぶやいたがツイートで流れてきたので気になって本屋で手に取ってみたら「生き延びるための家族小説」とあったので、あ~これは読んでおかないとと思い購入。
すごい内容だった。
ここまで自分をさらけ出せるのってたいしたもんだと思う。
そして「書く」という行為に対する作者の姿勢に少し共感したのでありました。
だが、しかし。
俺の抱えている家族というか現状の問題を解決するものではなかった。
作者はパートナーに恵まれた感がものすごくある。
俺も家族と向き合わないとなと思いつつ10年近く経ってしまっているが、もう諦めたところもあるしな。
それ以上に問題がひとつあるし。
明日までに解決するか否か。
俺も作者の叔父さんの様に蒸発してしまうかもしれん。
っといつもの読書感想とは違った方向に行ってしまったな。
さて坂口さんはこれを読むのだろうと予測してるが、僕は生き延びれますかね?
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これまでの著書が氏のアイデアや実践している事を示すような内容だったのに対し今回は家族小説的な内容。家族との関わりの中で起こる双極性障害の谷と山の体験が描写されている
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「生まれた家族がよかっただの悪かっただの、いったい何を言ってるのか」
住まいや国のあり方を問い続ける、『独立国家のつくりかた』の俊英が辿り着いた、〈家の族〉であることの意味。生き延びるための家族小説。
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エッセイととらえるべきか、小説ととらえるべきか。
何が足りないかわからないが、好きな作品というには紙一重な感じ。
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よくわかりません!!
躁鬱や解離性や双極性障害などの
著者の日常や家族とのかかわりが書かれてあるの
だと思いますが。理解できないので、なんとも感想を
述べるのは非常に難しいのですが。
私個人的にはあまり共感はできませんでした。
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形のないまま読み始め、読み終わっても形がない。自慰的といえば、それまでかもしれない。死と隣り合わせの苦しみの中にあるようなのに、私には幸福にみえる。意味や目的なしには何もしてはいけないような気になることがあるが、ただする。いいと書いてくれてありがたい。新しい人間、新しい家族というのはなんだか胡散臭いけれど、今までとは違うよくわからないものが出てくるのは確かだ。
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聞き流す。それは無視することではない。
聞き流す。それは意味ではなく、音楽として受けるということだ。
聞き流すという行為には、積極性がまったくない。判断せず、決断せず、ただ受け入れるのみだ。
P.214
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「独立国家の作り方」から3冊目の坂口本。今までで一番明瞭な語り口でスピーディに読み終えた。鬱症状で死にそうな筆者をフーの無関心な優しさとアオとゲンの存在が救う。躁鬱は才能だと豪語する坂口だが、彼のその自由な生き様は家族がいてこそのものだと感じさせる。少なくとも、死にそうな時に死なせてくれない人がいるのは心強いものだと。生々しい性描写も、子供の頃の嫌な思い出も、すべてリアルな家族の肖像。目をそらしてはならない本だ。
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繰り返し死の衝動に襲われる男。
辛い、と人が言いだすとき、親身になって助ける必要はない。〜聞き流す。それは無視することではない。
聞き流す。それは意味ではなく、音楽として受けとるということだ。聞き流すという行為には、積極性がまったくない。判断せず、決断せず、ただ受け入れるのみだ。
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初めてこの著者の本を読んだ。家族という共同体について悶々と考えていた時に読んでしまったもんで、震えた。心の奥底にあった感情を思い出したような感覚だった。ビックリしたな。自分にとって大切な一冊。
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躁鬱病を患う著者とその家族の物語。
動じることなく受け入れてくれる妻の存在があるからこそ、書斎に籠り、鬱状態になる事ができるんだと思った。子供二人の存在も、鬱から抜け出すきっかけとなるアプローチをしている。
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体験と考え方がひたすら書いてあるけど、難しすぎるというか、正直興味がない。なにか発見があるかもしれないと思ってがんばって読んでたけど、途中で飽きた。
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作者が自分とは全く異なる妻に慄きながら、鬱状態から這い出ようとひたすらもがく様は痛々しかった。一見普通の妻の強い精神、夫に対するまっすぐな信頼、無邪気な子どもとのなにげない行動で少しづつ変化していく作者。あんなにも才能ある人のもう一つの負の一面。夫婦とは本当に両者のバランスなのだ。