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太鼓がメインのイメージのアフリカ音楽。
あまり耳にする機会がなかったのですが、
こちらの本は、手にする機会があり、読んでみました。
一般的にはあまり知られていないアフリカ音楽ですが、
それもそのはず、
実際にはそんなジャンルはないのだそうです。
この本でのべるアフリカ音楽とは、
アフリカの国々で演奏されているさまざまな音楽を
「おおまかにくくった言葉」なのだそうです。
ナビゲーターは、
コンゴ民主共和国出身の名バーカッションニストの
ムクナ・チャカトゥンバさん。
楽しくアフリカ音楽の世界へ案内してくれます。
実はムクナ・チャカトゥンバさんって
劇団四季のミュージカル『ライオンキング』の
初代バーカッションニストだったそうです。
アフリカ音楽ときいて
すぐにライオンキングのミュージカルの
太鼓のリズムが頭に浮かびましたが、やっぱりね。。。
太鼓が叩きたくなるし、
またライオンキングを観たくなりました。(^_^;)
アフリカ音楽の紹介から始まって
ムクナ・チャカトゥンバさんの日本での生活についてや
太鼓のレッスンなどが書かれています。
アフリカ音楽を拭きこんだCD付で
音楽についての解説も書かれていました。
アフリカ音楽普及のための国際イベントにも
積極的に参加して、音楽活動を展開していた
ムクナ・チャカトゥンバさんは、
2014年に死去されたそうです。
ご冥福をお祈りしたいと思います。