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書き手との単なる相性なのかも知れないが、ジェンダー対する踏み込み方(とか距離感?分野にいる当事者としての深度とでも言おうか)にバラツキがあると感じた。
中でも「メディアでタレントがオネエ言葉を使い広く受け入れられれば(女ことばというものから再生産され続ける)ジェンダーイデオロギーにも変化が起きることが期待できる」とか「若年層の就活状況で男女差は少なくなってきている」とか明らかに楽観的というか現実見てなさ過ぎで
初学者の自分が読んでも(かつ、たとえ2006年発行だとしても)ハ???????みたいな事が複数の章でたびたび見受けられその度と宇宙猫になってしまった
どうかまだ自分の柔軟性や理解度のなさのせいだと思いたい
とはいえこの人の他の文章や論文読みたい!と思える著者にも出会えたのでその点でのプラス★2
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牟田先生の「愛する」の項は、それほど数が多くないフェミニストによる恋愛論なので価値がある。クリティカルリーディングの題材にしたい。
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ジェンダー(男性らしさ、女性らしさ)について、社会的、教育的、家族、恋愛など、さまざまな視点で論点が書かれていた。
肉体的な性別(sex)ではなく、精神としてのジェンダーが多様化していく中で、今まで気づいていなかった、ステレオタイプの考え方が潜在的に根付いてしまっていると感じた。例えば、職人と聞くと男性をイメージしたり、看護師と聞くと女性をイメージする様に、ある単語に男性的な、女性的なイメージを持っていることに気づいた。
今後、同性婚が認められてきたり、L G B Tと呼ばれる人とも接することがあると思うが、何が問題なのかや、どんな苦悩があるのかを理解していきたい。
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【琉大OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB19686790