紙の本
イマイチ
2015/11/06 12:44
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:気まぐれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえさんの予想を裏切る展開もなく、つまらなかった…。先が読める本です。
電子書籍
ラストがわかる
2021/10/09 06:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえさんの小説は、大抵、ラストでどんでん返しがあって、意外な犯人、意外な結末になることが多いのです。……けれど、この小説は、途中で、犯人がわかってしまいます。そういう意味では、良いのか悪いのか……
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もう、思った通りの展開で何とも。。。初めは良かったんですけどねー。
告白形式の文体も最近飽きてきました。。
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つまらなかった。湊さんの作品だからと期待値が上がってしまったせいかだろうか。
犯人も想像つくし、誰が親かも想像がついてしまい盛り上がりがなかった。
登場人物がみな、綺麗事ばかりで面白味に欠ける
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テレビドラマの脚本だというせいかもしれないが、いつものそう来るかという感がなく、動機も犯人もバレバレではあったが、素直に楽しめた。
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あらすじ(背表紙より)
政治家の妻であり、息子のために描いた絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった高倉陽子と、新聞記者の相田晴美は親友同士。共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。ある日、「息子を返してほしければ、真実を公表しろ」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。「真実」とは一体何なのか。そして犯人は…。絵本『あおぞらリボン』(作・みなとかなえ、絵・すやまゆうか)を特別収録。
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イヤミスというよりヒューマンサスペンス。最近の湊かなえはどちらかというとこの路線に向かっているようだ。
展開がスピーディで映像映えしそうなストーリーだと思っていたら、私が知らないだけでドラマ化されていた。ABC創立60周年記念のスペシャルドラマだったらしい。
尚、巻末には作中作である絵本も収録されている。
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らしいな。
湊さんは鏡写しの女性を描くのがうまい。
この女子ならではのドロドロ感って
なかなか表現しづらい気がするのだけど
読んでいて心理が見えてくるから先が気になる。
事件の表面ではなくそこに隠された内面が、もう少し見たかった。
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佐々木希さんが、ブログで読んで面白いとおっしゃっていたので、気になり読了。
「人は生まれた境遇によって、どんな人生を送るのか決まるのか……?」
社会的に生い立ちなどがはっきりしていないと、認められない環境にあって、どんな目に会い、どんな苦悩を抱えて生きていくのかを多角的な視点で立体的に表現していた。
人間のキャラがしっかりと出ていなかったので、人間模様を把握する段階で間延びしてしまったが、やはり要所要所では湊かなえさんが伝えたいメッセージ性のあるセリフには心打たれてしまう自分がいた。
誘拐という事件をこのように扱うのは斬新で面白かった。
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似た境遇の二人。大人になった今の生活は少し離れた感がある。そして起きた事件。ひょっとしたら犯人は‥‥‥
結ばれたリボンにちょっと違和感を感じたのはなぜだろう?
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201510/一気読み。早い段階から真相がわかるようになってるし、登場人物達が多少浮世離れした人の良さだったりなので、湊節やミステリ要素を期待すると拍子抜け感はある。でも読者の期待通りにいかないところ、こういうとここそが湊かなえの凄さなのでは。
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予想をはるかに上回り薄味、薄口、さわやか。
読者が想像、予想しているのとは別方向に
登場人物が勝手に誤解、執着、独り相撲で
空回りしているように感じ、
それが実は読者を騙しているのかと思いきや。。。
普通の二時間ドラマを読んでいる気分だったが
実際、ドラマのための物語だったようで、
そこまで読者の思った通りだったとすると、
これはミステリーと思って読んだら
じつは女性同士の心温まる真の友情物語だった、
というのが仕掛けられた最大のトリックかも。
作者のアイディアやテクニックを
看破してやろう!と物語を楽しむことを忘れ
ちょっと意気込みすぎるのかな。。。
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読みやすく続きも気になって一気には読んだけれど、途中で殆ど予想できてしまい、その通りで終わってしまった感じ。
確証もないままひとりで思い込んで人を巻き込みここまでのことをするというのがピンとこないというのが一番大きかったかもしれない。
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子どもの頃から50才をすぎた現在まで、身の回りの環境というものがいろいろと変化してきた。生まれ育った九州鹿児島の地方都市では、子どもの頃は野原を走り回って遊びほうけいていたが、年齢が上がる従って見えてくる風景は徐々に変わってきた。仕事に就くために上京してからも、仕事にプライベートに様々な環境の変化があり、良いこともあれば悪いこともありながらこの年までまずまず健康に過ごすことができた。
平凡だと思っていた自分の人生も、よくよく考えると小さいながらも山あり谷ありだったなと思うこともある。人は生まれた瞬間の境遇は選ぶことも変えることができないが、自分で生活し始めてからは自らの努力によって変えることができるのではないだろうか。そんなことを考えさせられる一冊を読んだ。
単行本の頃から読んでみたかったのが、湊かなえさんの「境遇 (双葉文庫)」という一冊。文庫化されて書店の平台に並べられていたので、迷わず購入して一気読みした。湊かなえさん独特の作品で、人の心の中にグイグイと入っていくような感覚を覚える。
【あらすじ】
デビュー作の絵本「あおぞらリボン」がベストセラーになった陽子。県議会議員の優しい夫と5歳になるかわいい息子とに囲まれて、慌しいながらも幸せな毎日を過ごしていた。ベストセラーとなった絵本は、大学時代からの親友であり新聞記者でもある晴美が語ってくれた話。天涯孤独の晴美は、陽子の申し訳と思う気持ちを暖かく受け止め、親友として優しく接していく。
そんな時、可愛い一人息子が誘拐され、選挙事務所に誘拐犯からの脅迫状が届く。脅迫状には「真実を公表しなければ、息子の命はない」という言葉が書かれており、それを夫の献金疑惑の件だと感じた陽子は、息子の命を救うために晴美の協力を得ながら独自に調査を始める。
そんななか、夫の不可思議な行動や選挙事務所の不穏な動き、さらには陽子と晴美の出生にまつわる秘密がつぎつぎと浮かんでくる。似たような境遇で生まれ育った陽子と晴美の間には、切っても切れない出生と境遇にまつわる縁があった。
この作品は、ABC朝日放送創立60周年記念スペシャルドラマの原作として書き下ろされた一冊。松雪泰子さんが陽子役となったこのドラマを、原作より先に観た方は多いのではないだろうか。
原作とドラマとでは少し設定が異なるが、湊かなえさん独特の人の心のなかを繊細に描いた物語は、読むものをグイグイと引き込んでいく。二転三転する物語は誰もが怪しく見えてきて、誰を信じて誰を疑えば良いのかわからなくなってしまう。
物語は意外な展開を迎えるが、さらにラストには驚くような結末となる。読み終わった時には安堵のため息をつきながらも、人の絆は信じるべきなんだなということを感じた。読後のなんとも言えない感覚は、さすがに湊かなえさんの作品らしいなと思う。
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まぁまぁ。
読んでて話の筋がなんとなく分かってしまった。
小説だけど、目の不自由な人へのテレビドラマみたいなイメージというか…
陽子の早とちりにうんざりしたり。
うんざりしたって事は夢中になったってことでもある。