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#読了。幼馴染みの6人組。小学5年生の時、東日本大震震災に見舞われ、ばらばらの地で暮らすことに。時を経て中学3年、そのうちの1人の自殺してしまった地に5人が集まる。その帰り道、事故に見舞われ森の中を彷徨うが。。。極限の中で言い合う姿には、はっとさせられる。未だ故郷へ帰れない人がまだ数多くいるということを再認識させられる。
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あらすじを読んで、中学三年生の5人それぞれが抱える秘密を謎解きしていくのかと思ったのですが、普通に東日本大震災のトラウマ、新しい環境での苦悩をカミングアウトして「蘇生」するというお話で拍子抜けしました。
また、震災で辛い想いをしてきた5人が人命救助そっちのけでお互いを罵り合うのはちょっと残念な気持ちになりました。
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東日本大震災が小学5年生だった6人の男女のグループを襲った。肉親を亡くし、家を失い、放射能汚染のために街を離れざる得なかった6人。そのうちの1人の少女が自殺をする。それを期に中学3年生になった5人の仲間たちが再会。さほど変わらぬように見えた仲間たちだが、事故という極限状態に置かれ、会わずに過ごした期間に背負ってしまったものが次々と露出する。あの時、大人の選択についていくしかなかった彼ら。再び命の危機に直面したが、皮肉にも今度は生きるために自分たちで選んでゆくしかない。どうか「蘇生」してと願いつつ読んだ本。
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東日本大震災で離ればなれになってしまった幼なじみの6人。その中の1人が北海道で自殺して、当時の担任と残った5人は北海道で再会する。ある事故をきっかけに始まったサバイバルゲームを通じてそれぞれの屈託が明らかにされていくのですが、それが何とも切ないです。
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東日本大震災を生き残ったものの、心に傷を抱えて離れ離れになった少年少女たち。かつての仲間の訃報を受け北海道に向かった彼らが原生林で遭難し、必死に生き延びようとするサスペンス。
震災の痛々しさはそりゃもう経験した人にしか理解できないのかもしれないけれど、それでもそのつらさを少しは感じられる気がします。生き残ったことを素直に喜べず、そこからの人生もがらりと変わってしまった悲劇。軽々しく「頑張れ」だなんて言えないけれど、人生を諦めてしまうのもあまりに哀しすぎて。いくらでもチャンスはあるのだから。
だからこそこの作品のタイトルは「蘇生」なのかな。読み進む最中はつらいものがあったのだけれど。読後は爽やかな青春小説といってもいいかも。
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震災で傷ついた、人生変わってしまった…小学生の時そんな体験をした5人がどうしてまたこんな目に合うのかと…
先生いきなり戦線離脱だしみんな気持ちバラバラだし深刻になってきて苦しい展開でした。
まだまだ人生これからだから強く負けずに生きて、と心から思いました。題名にもそんな気持ちがこめられていると思います。
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同級生の自殺、という知らせにより集まった子たち。
バラバラにならざるを得なかったあの出来事。
思わぬ展開に驚きました。それは…
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福島で小学校時代を一緒に過ごした旧友が北海道で自殺。崖から飛び降りたと恩師から聞いた仲間達。中学生になって皆はバラバラに過ごしていた、東日本大震災の福島は原発事故のせいもあり、違う土地で学校に行ってたのだが、恩師と旧友達で北海道に行く事にした。ところが北海道で橋から自動車が落ち自然保護区でサバイバル生活を余儀無くするはめに。救助を求め前に進む仲間達の葛藤と友情。
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震災時小5で福島を離れバラバラに暮らす5人と担任教師が
級友の死を機に北海道に集う。
その後襲うアクシデントの数々もしんどいが
あの震災時そして震災後の混乱や受難はその比にあらず。
傷付いた、今も癒えない子供達(勿論大人も)は大勢いるのに
いまだに「フクシマ」呼ばわりして
「子供達のために」だの「子供達が可哀想」だの見当違いの善人面で声高に主張し福島を非難する奴等に
少しでもこの苦痛を感じてほしい。
【図書館・初読・12月18日読了】
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瀕死の先生を救うため、道なき森へと足を踏み入れた5人の中学生。東日本大震災を生きのびた子供たちは“闇深き森”を抜け出せるのか。
5人の中学生が踏み込んだのは、自分たちの抱える精神の闇。
震災後、苦しむ人達が沢山いる。
精神的にも経済的にも・・・
早く、その闇が明るくなりますように。
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内容を知らずになんとなく借りた。いろいろ思い出したり考えさせられる話だけどこのタイミングで読みたくなかったかな…。
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震災で被災した子供たち、離ればなれになってしまった子供たちが同級生の死によって集まった。
そして遭遇した事故。被災し転校した先々での子供たちが抱える苦悩。
今でも被災した方々は悩んでいるんだと改めて実感。風化してはいけない!と強く感じました。
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あの日を生きのびた子供たちは、“闇深き森"を抜け出せるのか――。
小学5年生のときに福島で東日本大震災に遭い、離ればなれになった幼馴染の6人。
時が経ち、中学3年生となったある日、そのうちの一人が投身自殺をしたという報せが入る。
当時の担任の先生とともに、5人は現場である北海道の岬に向かうが、その帰りに橋から車ごと落下する事故が起きてしまった。
意識不明に陥った先生を救うため、原生林を抜けて40キロ先の街まで助けを呼びに行こうとする子供たち。
食べるものもなく、方角も見失った5人を、次々に危機が襲う。しかも彼らはそれぞれ、ある“秘密"を抱えていて……。
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2016.10.9 読了
こんな話だったんだ。
中学3年の5人が
もう一人いた仲良しの女子の
突然の死の知らせにより
再会するところからの話。
小・中学と 同じはずなのに
なぜ 皆 バラバラで再会?久しぶり?と
思っていたら、
東日本大震災で バラバラになったんだね。
それぞれが 小学5年のときに震災にあい、
皆 家族の誰かを亡くし、友だちを亡くし、
それぞれ 後悔したり それぞれの
思いが あり。。。
読んでいて 時々 涙が出ました。
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6月-1。3.0点。
東日本大震災で被災した、小学校の同級生たち。
バラバラになったが、北海道の一人が自殺。
皆で先生と北海道で集まるが、事件が。
それぞれが抱えているものが、少しずつ明らかに。
ちょっと暗すぎな感じ。