紙の本
これから
2022/07/30 00:51
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投稿者:喜劇から - この投稿者のレビュー一覧を見る
流動速度の速い時代になり、流行り廃れの速くどうしよもなく感じられる現代に通用する。
個人的にはビジネス以外にも応用できると思う。
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あるベンチャー・ビジネス「日本環境設計」のサクセスストーリーである。従来、単にゴミとして捨てられていた衣料を回収し、バイオエタノールやポリエステルに戻す技術を開発。そしてそれを回収する仕組みを整え、量販店やメーカー、消費者などを巻き込みながらビジネスを拡大・成長させていったプロセスを岩元美智彦社長自らが綴ったもの。
大学生の時、映画の「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に出てくる車型タイムマシン「デロリアン」を見て衝撃を受けたのがそもそもの始まり。そのデロリアンがワープした未来が2015年10月21日。TVのニュースなどで、まさにその日デロリアンが廃棄物からつくられた燃料を入れて走った姿を見た人もいるのではないだろうか? この夢の実現ともいえるイベントの仕掛け人こそ、岩元社長その人である。石油資源を使わない社会の実現を目指すエコ・ストーリーであると同時に、成功した起業例を取り上げたビジネス書でもある。
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読み終わっても「本当かな」との点が拭いきれない。ただ、「カネの算段を付けてから独立」という点は意外な盲点である。
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事業としての有意義性はよく理解できた。デロリアンの話は結局のところどうなったのか、詳しく書いて欲しかったな。
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「服から燃料ができるんじゃないか」という発想をふくらませ、ビジネスとして成立させている「日本環境設計」の岩元さんの本。「FUKUFUKUプロジェクト」のハチマークをイオンなどのスーパーや無印良品の店頭で見たことがある人もいるのではないでしょうか。あのプロジェクトの発起人の方です。
第1章は技術の話。服からどうやって燃料を作るのかということを詳しく書いてあります。第2章からはビジネスモデルの話で、どのようにプロジェクトを進めたか、何を重要視していたか、目標はどんなことかが書かれています。
「服から燃料を」という発想そのものもすごいと思うのですが、個人的には、「できたらいいな」で終わらせず、しっかり設計して実行できているのがまたすごいと思います。意外と思っていてもできないと思うからです。「リサイクルを根付かせ、戦争をなくす」という壮大な目的をもって技術開発をし、それをビジネスとして成立させるための設計をし、それを根付かせるための仕組みづくりをしています。この進め方や目標の実行プロセスへの落とし込み方は事例としても考え方としても参考になりました。
理想というのは描くのは簡単ですが、実現するのは難しい。しかし、「ならばどうすれば実現できるか」、本書のテーマである「リサイクル」の場合であれば、消費者にとって「どうすれば興味がわき、自発的にやりたくなるのか」という点を、消費者目線で検討し、仕組み化しています。正論の主張ばかりでなく、相手にとってのメリットを用意し、それを伝えることで取り組みの継続的な効果を実現しているのです。
相手の立場から「仕組みをつくること」と、「参加しやすくすること」、さらに「それを伝えること」。これらはどんなビジネスをやるにせよ、もっと小さく、普段の仕事をする時でも心がけていくべきことだと思いました。
なお、根本はリサイクルをテーマにした本であり、そういう会社の取り組みのことが書かれていますので、リサイクルに興味のある方には、そのしくみや技術のこともわかって面白いと思います。
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以前授業でご講演いただいた日本環境設計岩元さんの著書。小さなベンチャー企業が大手や役所を巻き込んで、次々と大型プロジェクトを実現する。原動力はワクワク感ということで読んでる方もワクワクする。元気をもらえる本。もう一度およびしたい。
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【『しくみ』と『ケンカ』】
読み終えて、以前参加した岩元会長の講演のひとコマを思い出す。
質問者「石油を一滴も使わない地上資源で社会をまわす技術ですが、石油シンジゲートからの妨害はないのですか?」
岩元会長「あるかもしれません。だから『しくみ』が大切なんです。『しくみ』が世界に広がって、みんなが実践し始めたら、もうその流れは止められないので。」
作中では『半永久的リサイクル』の技術よりも、『消費者参加型』のしくみについて、とくにフォーカスされていると感じた。
そう感じたことに合点がいった。
そして、読みながら自分ができることは何だろうと考えてみる。
たいしたことはできなけれど、
とりあえずできることは、この『しくみ』に対して傍観者ではなく、実践者であることかなぁとも思う。
また、作中でとくに印象的だった言葉。
『ケンカは誰でもいつでもできる。まとめ上げてこその仕事』
↓
これは相手に対して『耐えて、折れる』じゃなく、『いなして、整える』ことなんじゃないかと思う。
こうあれたらいい。
そのためには、『ドキドキ・ワクワク』が必要なのかも。
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日本環境設計という会社はスゴイ!
循環型社会を実現する技術や仕組みをつくったのも素晴らしいが、何より、賛同者をどんどん増やしていく著者の信念が、なかなか真似できるものじゃないと感じた。その信念を支えているは、彼の夢だと思う。夢って、自分の力で人生を歩んでいく原動力なんだ!
しかし、核心的な内容は書かれていない感じでした(もちろん企業秘密なので)。同じエピソードが繰り返されてる部分も多かったのも残念でしま。
たくさんの人や企業が賛同し、捨てない未来が実現してほしい。そう願いながら、日々、なかなか減らないプラスチックゴミや、着なくなった衣類をどう処分するかに頭を悩ます。
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ペットボトルについてはリサイクルの技術が確立していることが分かった
全体像を大きく描きその中でどう売り上げを最大化できるかを考えたり仕組みで勝つ方法を考えたり
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5年くらい前の本だけど、時代を先読みしてSDGs的な動きに取り組んでた人の事業の話。エネルギー競争にシェールガスとかメタンハイドレートとか、バイオとか色々あるけど、その前にリサイクルでバイオエタノール作れるよね、「地上資源」もっと大事にしようぜって内容。面白かった。
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繊維やリサイクル、アパレル関係の方はこれからの事業を考えるにあたり必読なのではないかと。特に技術やリサイクルの仕組みづくりはすっごく勉強になりました。
歩んできた道のりを、こんなにも詳細にさらけ出して本にしてしまう著者の懐の深さというか心の広さに感動です。分かっていても、簡単に真似できるものではないということがよくわかる。信念と行動力がずば抜けておられる方。でも、誰でも行動次第で近付けるのではないかという、沢山のヒントが散りばめられていました!
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環太平洋大学附属図書館の所蔵情報はこちら⇒
http://library.ipu-japan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS00086340
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秋田は雨です。コインランドリーは一杯で大変ですw
ってな事で岩元美智彦の『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』
基本ビジネス書は読まないけど、愛して止まない兄貴的な人がこの書の日本環境設計で働いてる訳で、読んでみてとの事で。
あのバックトゥーザフューチャーのデロリアンを最近日本で走らせた会社の社長さんの自伝書兼、これからの日本、世界のスタンダードリサイクルに成るべく事業についてのお話。
この事業が広がれば戦争も無くす事も出来るかも…。
まあ、凄い夢のある話じゃけど、ホントに現実するじゃろな♪
2015年66冊目