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閑かさや 岩にしみ入 蝉の声。
松尾芭蕉の代表作です。片っ端から訳して読んでます。でも、現代語訳自体もかなり親切なので、一度読んでみたかったという方にもぴったりです。
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昔の人も今の人も、時代は変わっても想うことは同じなのだなぁと感じさせる一冊。
日本語も美しく、やっぱり松尾芭蕉はすごい
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無性に読んでみたくなって読んだ。奥の細道が東北を舞台とした古典と言う事も知らなかったが、今回この本を読み、松尾芭蕉やみちのくの旅路についての知識が多かれ少なかれ付いた。和歌や俳句を読む度に、伝統文化の偉大さに圧倒される。
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訳もものすごくわかりやすいし、初心者でも読みやすい
何回読んだかわからないくらいのお気に入り。
ギャグ日を読んだあとなら、爆笑できる。
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月日は百代の過客にして行きかう年もまた旅人なり。
芭蕉と一緒にみちのくの旅をしたくなります。
ってか大学在学中におくのほそ道の旅やりたいなあ。
天の川の句とか最高に綺麗ですよー!わすれちゃったけど(笑)
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このシリーズは分りやすく大変気に入ってます。
おくの細道も名前ぐらいは覚えていましたが、内容はどんなだったか?と思い読んでみました。
俳句の解説も分りやすく、読みやすかったです。
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夏100の11冊目。
松尾芭蕉の超有名作を分かりやすく読破できるお得な本。
文語、現代語と解説がついて読みやすい。
「おくの細道」は単なる旅行記というだけでなく、
芭蕉の生き様が垣間見える文学書だったということが
よく分かって興味深かった。
学生時代には古文の授業とかつまんなかったのに。
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有名な俳句が多いので、なんだか聞いたことがあるフレーズが結構あります。句を読んで、解説を見て意味を知り、そしてもう一回、句を読んでみると、なんとなく深い味わいを感じます。写真や絵で補っている点もいいですね。
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読みやすいサイズのおくの細道入門書。
訳、原文、句解、コラムや関連する古歌の紹介、図版も充実。
文字の大きさなども非常に見やすいです。
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かの有名な紀行文「おくのほそ道」を地図や詳しい解説で読みやすくした入門書。
芭蕉や曾良の生き方やものの考え方が、読めば読むほどわかってくる。面白いコラムや、俳句の解釈例等も充実。あなたも二人と一緒に、元禄を旅してみませんか…?
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松尾芭蕉、有名過ぎて読んだことなかった。
現代語訳があるので読みやすいです。旅をしながら俳句、当時の旅は今と違い結構過酷だったでしょう。その中で作られた俳句、感慨深いです。
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松尾芭蕉の名と有名な俳句は知りつつも、しっかり読んだことがなかった「おくのほそ道」です。
わかりやすく解説されているので、読むのに苦労はありませんでした。
俳句を詠み始めた身として、松尾芭蕉は読んでおかないと、と思いました。
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全文を原文でちゃんと読んでみたくなって買いました。
改めて、日本語の美しさ・豊かさ・奥深さと、芭蕉という人の博学さ・感性の鋭さにふるえました。
旅行に行っても写真をパシャパシャ撮って終わりにしてしまうことが多いけれど、
見たもの・聞いたもの・感じたことを、私も今度からちゃんと言葉で書き記していきたい。
ところで、小学生の頃漫画版「おくのほそ道」を読んでから、ずっと見てみたいと思っていた、「象潟」の景色が、地震による海岸線の変化で今は見られないと知ってショック…!!
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Eテレで放送している「100分de名著」は10月の名著が「おくのほそ道」であった。これを視聴して「おくのほそ道」の概略をつかむことができた。しかし本編を読んでいなかったので、これを機会に手に取ったのがこのビギナーズ・クラシック版である。
この「おくのほそ道」は紀行文だとばかり思っていた。しかし芭蕉は46歳の時に旅をし、51歳で亡くなるまで筆を入れ続けたそうで、中には当然フィクションも含まれているという。芭蕉は純粋に文学作品を書こうとしたものだそうだ。
「おくのほそ道」といえば日本人なら誰しも松尾芭蕉がみちのくを歩いた旅の文学として知っているものだろうが、自分が知っているのは冒頭の
『月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行(ゆき)かふ年も又旅人也。』
の部分といくつかの句のみであった。
『草の戸も住替(すみかわ)る代ぞひなの家』
『夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡』
『五月雨(さみだれ)の降りのこしてや光堂』
『閑(しずか)さや岩にしみ入(いる)蝉の声』
本書は「ビギナーズ・クラシック」と謳っているだけあって、全体にルビが振ってあるのがありがたいし、しかも解説の部分が面白い。その解説で強く興味を惹かれたものが2つあった。
一つは「しのぶもじ摺り石」である。都人の源融とこの地の美少女虎女との悲恋伝説である。わくわくして現地に赴いたのに期待はずれに終わってがっかりする芭蕉の姿が目に浮かぶようだ。(ここで『虎女』が出てくるが、ここ南部地方にも『虎女さま』という盆踊り唄があるので気になった。しかしこちらの『虎女』は「虎蔵」が訛ったものらしく、全く艶めいた話ではなかった。)
もう一つは、酒田から新潟を通って市振の関への道中に詠んだ
『荒海や佐渡に横たふ天の河』
を「おくのほそ道」随一の絶唱と称えている。時節はちょうど七夕の頃であり、芭蕉は牽牛そして織女は佐渡島に見立てられているそうだ。当時佐渡は流刑地であったため渡ることは出来なかったのでいっそう恋慕の情が募ったという。なるほど奥の深い一句であったのだ。
今までは上面だけで知った気になっていたのを、これで原文も現代語訳も一通り読むことができた。そして少しでも「おくのほそ道」の真価に触れることができたかもしれない。
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第17回奈良県立図書情報館ビブリオバトル テーマ「海」で紹介した本です。
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