紙の本
医者かどうか聞きたくなる
2016/06/06 18:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のぉちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
出てくる人、ほぼ医療関係者か警察関係者
なのに、本当に医者か確認したくなる話の展開です。
特技、というものの定義に自信を無くした一冊です。
常識というものの定義を誰か彼らに教えてください。
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こんな感じのチームもののミステリーって好きです。
やはり読書の秋には推理小説がいいですなぁ!!
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医療ミステリーだけど、アクションもあり、エンタメ性高い作品。
別々と思われた事件・出来事がリンクし、絡み合っていく展開に、中弛みすることなくスイスイ読める。
推理カルテの登場人物と関係しているところもありニヤリ。個性ある謎多きキャラたちで、これからも楽しみ。
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http://takotakora.at.webry.info/201512/article_1.html
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角川文庫から刊行された、知念実希人さんの新刊である。カバーイラストを見るに、『天久鷹央の推理カルテ』シリーズのファンをターゲットにしていると思われる。大酒飲みの医者でも出てくるのかと思ったが…。
ある事情から、勤めていた病院を辞めざるを得なくなった九十九勝己。恩師を頼って紹介されたのは、極めて個性的な医師が集い、秘密裡にVIPの治療を行うクリニックだった。どうやら面接を通過したらしい勝己。ところが…。
以前、シリーズ外作品『仮面病棟』にやや辛い評価をした僕だが、本作もどう評価すべきか悩ましい。つまらなくはない。そこそこには楽しめましたよ。ただし、アクション・コメディとして読めば、だが。
キャラクターについてはいちいち触れない。天久翼という精神科医が鷹央と血縁関係なのかだけ気になるが…。あのう、これはメディカル・エンタメミステリではないのでは。登場人物が医師たちである必然性があるのか?
治療のシーンもあるけれど、本作の大部分は、危ない連中のところに乗り込んで暴れるシーンではないか。これが治療の一環というのはこじつけで、暴れたいだけだろあんたたち。警察と顔見知りなら、もうちょっと任せなさいよ。
そこは目を瞑るとしても、おいおいおいおい…何してんだ勝己! これじゃ根本的に解決していないだろうがっ! 薄々予想はしていた真相だけに、暴れるだけ暴れておいて、何ともスカッとしない読後感だった。
知念さんでなければ書けない作品とは思えなかったのが、正直なところである。シリーズ化されそうな雰囲気だが、続編が出たとして、読むかどうかはちょっと迷うかなあ…。今後、医学小説として面白くなるのを期待したい。
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ありきたりなキャラだなぁ(ペラペラ)→見え見えの展開だなぁ(ペラペラ)→生意気言って申し訳ありませんでしたあぁぁぁ!!_:( _ ́ω`):_
災害「鷹央」の通った跡があって笑える。
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医療ものだと思ったら青年探偵団ものだった……。
しかも軒並みチート持ち……。
こいつらいい年してはしゃぎすぎだろ……。
そして不幸せの蒼い鳥オチ……。
これはシリーズ化するのかな、するよね。
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≪九十九?! 天久!≫
主要登場人物が「推理カルテシリーズ」より多く能力付けされているので,こちらもシリーズ化されるのかしら.
初めてあらすじを読んだとき「九十九?!JDC?!!天久!!スターシステム?!!」と心躍ったけれど,ちょっと肩透かしというか,もやっとするところが多かった.
でも読みやすいし,もしシリーズになるのなら,これからが楽しみ.
サイン本買えてよかった.
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普通のクリニックではない「神酒クリニック」が舞台の長編メディカルミステリ。「天久鷹央」とちょびっとリンクしているのは楽しいのですけど、やっぱりラノベ・レベルなんですよねぇ。
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神酒クリニックは裏社会の人に対応する病院。ここで治療していた小笠原は死期が近いのを悟り自分の隠し子を殺した犯人をつきとめてほしいと持ちかける。
結局はその犯人探しのお話。かけ賭博や麻薬の密売をからめていたが、犯人は身近にいた。主人公九十九勝己の医学部の先輩雪子がその人たちを操作し麻薬ではなく宝石を奪おうとした話。
軽すぎるし、浅い内容である印象だった。
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こちらも中々の医療ミステリー♪キャラの際立ちは天久鷹央シリーズといい勝負でした。医療ミスで死なせたと思っていたのは、既に事件の序章。ライトな感じからどんどんシリアスに事件が深まっていく様子はとても面白かったです。ラストの「スパイはお前」あたりは、あー、お芝居、と私でも分かるほど笑 雪子の存在は最初から少し胡散臭かったので、オチを読んだときは納得でした。確実にシリーズ化される予感。筆の早い作家さんなので、中味が薄くなりませんように…といらん心配をしつつ読了です。
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公にできない治療を行うクリニック。医療だけじゃなく探偵みたいな天才チーム。他作品とのリンクがちらり。
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ある医療事故(と言っていいのかな?)で「殺人医者」と叩かれた主人公。
就職先に困っていたところで雇ってくれたあるクリニックで事件に巻き込まれていく話です。
出てくるクリニックメンバーは常人ではないが故に溶け込めずにいた人達。
最初はずいぶんチートキャラばっかり揃えてきたなぁ、とラノベっぽさを感じてしまいました。
一応主人公は凡人というか常識人っぽくしてはいましたが。
でもストーリーは一癖もふた癖もあって面白かったです。
九十九(主人公)の病院を辞める原因がつながっているとは思いもしなかったし。
「先生」にも一泡食われちゃったし続編があるようなら読みたいです。
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ジュブナイル的な描き方で,医療ミステリィへの入門書としては悪くないかも知れない.が,どこに重きを置いているのかがぼやけてしまい,さらっと通り過ぎてしまう読了感.
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神酒クリニックはVIPの治療を行う傍ら、治療に関係あると判断したら事件の解決にも一役買う。ちょっとした謎程度だと思っていたら、危険性満載の事件。
「天久翼」という名前にもしや…?と思ったら鷹央のお兄さん。思ったより妹の話題が出てきて嬉しかった。
クリニックの従業員はどこか一癖あるような人達。常識人に見える真美さんも車のハンドルを持たせたら豹変。
九十九も格闘能力だけが秀でているのかと思いきや、手先も器用だったとは。
小笠原が孫の顔を見ることができて良かった。