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先日、山田稔明さん(GOMES THE HITMAN)の「猫と五つ目の季節」を読みました。
読む前は、音楽の話と、猫の話と、半々くらいなのかなあと思っていたんですが、実際は、猫の話がほとんどでした。
猫の話が「9」に対して、音楽の話は「1」、くらいの割合ですかね。
しかし、この小説、実際に猫を飼ってる人は、涙なくしては読めない小説だと思います。
そして、音楽の話では、メジャーでの2年の契約が終了する辺りの話が印象に残りましたかねえ。
やっぱり、マニアックなところで支持されてて、多少名前が知られてたり、音楽雑誌で取り上げられてたり、PVがテレビで流れてたりしても、良い給料がもらえるわけでもなく(ゲスいこと書いてすみません)、実際にCDが売れなければ、契約が切られてしまうシビアな世界なんだなあと。
GOMES THE HITMANは、メジャーでの最初のアルバム「weekend」が特に好きでした。
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ジャケ買いでした。
自伝的、とありましたね。
本来あまり得意じゃないんですが、自伝とかエッセイって。
でも猫だから。。。と思って読みました。
縁とか、タイミングとか、単純な話では決してないのですが
いろんなものがバチっと噛み合う瞬間ってのはあると思いますし
目に見えるものや教科書どおりの言葉では説明できるものばかりではないってことですよね、この世の中は。
この世は出会いばかりでもないし、
別れは終わりじゃない、ってこと。
そして、猫を飼いたくなるってこと。
飼ってる猫を抱きしめたくなるってこと。
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Instagramの猫の写真がきっかけで著者の事を知る。ミュージャンとしての彼の歌にも魅了されたけれど、彼の書く文章は 内容が猫の事だから だけではない魅力がある。
もっと彼の文章が読みたいと思っていたら、次は初エッセイ集が発売されるようで、こちらも楽しみ。