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いわゆる学習本としては明示している内容にはほとんど間違いがない正論が多い。
他のTOEIC受験本と比較しても、内容が似ているので、TOEIC教育の専門家たちは同じような学習法を勧めるだろう。
ただ他と違うのは、最終的な合格点を満点に据えている本とは違い、英語の素人、英語が苦手な人間がどうやってTOEICで高得点、だいたい900点くらいを取得するかを解説している本であるので、TOEICで点数を取る学習と同時に、実際に使える英語も学びたいと思っている人にはためにならないだろう。
ただ間違いなく点数が上がる学習法であることは確かだと思う。
しかしこの本の持つ大きな他書との違いは、著者自身の人間性にあると思う。ちょっと前から話題になったビリギャルの人生然り、その他安っぽい自伝を出版しちゃったりする人間に共通するのは、結局この著者も将来また同じように失敗するんだろうな、というものが潜在しているのではないかと思う。
結局TOEIC高得点取得しても、その人間の本質がダメであればこの先何をやってもダメ、ということが著者の文体からもにじみ出ている。なんというか安易で軽率で、反面教師的な参考にしかならないような人生を送っている。
書籍名は伏せるが他書でも例のビリギャルが有名私大に合格したが、「君がなんでビリだったのか分かるわ」というような人間性しか持ち合わせていないのが文章からにじみ出ていた。
私は現在TOEICを久々に受験するために色々なハウツー本も検索しているが、これらの者に共通するのはその考えの安易さで、よってこのタイトルにあるように40過ぎてTOEICで高得点とって一発逆転、のような人生にしないために今自分には何ができるかを考える機会を与えてくれたという意味では、素晴らしい出会いであったと言える。
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こういう本が読みたかった。とにかく理にかなってると思うけどこのやり方がそのまま使えるのが4月10日がラストなのが本当に痛い。仕方ないが。
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公式問題集のみで930。1回から3回、公式問題集の回答と問題を見合わせる。
4-10回目、問題を見ながら解答を思い出す。思い出せなければ、すぐに解答を見る。
覚えようとしない。何回も同じ部分を、理解→思い出す を行う。
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まず最初に感じたのはタイトルが長い(笑)。
内容はまさにタイトル通りですが、全般的な英語の勉強法ではなくTOEICのみに絞った勉強法です。
かなり偏った勉強法ですが、TOEICの点数を上げたいということならば王道な方法かもしれません。
通訳案内士のお話など、読み物としてもなかなか面白かったです。