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【下町情緒が色濃く残る浅草で、和菓子がとりもつ乙な縁。それはすでに別ちがたいものに】
三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。
栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。それには囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。
決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?
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シリーズ4作目。読むたび、和菓子の薀蓄が身についてる気がする。
今回はひと夏の出来事。水羊羹、きんつば、水饅頭と、わたしの好きなものばかり(笑)
そして、和菓子のお嬢様・葵さんの過去が明らかに。。。
元・和菓子職人の富樫との決着とかいろいろ、次作が一区切りになるそうです。
全編通して全て栗田視点なので、葵さんが何を思っているのか分からないところが、またミステリー。
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栗丸堂の4冊目。
今回は水羊羹、きんつば、水饅頭。
この本を読んでると、
ほんとに和菓子が食べたくなる。
今回はお抹茶も一緒に。
栗田と葵の関係も気になるところ。
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水羊羹、きんつば、水饅頭と初夏を代表する美味しそうな和菓子たち(^q^)ざるめの住みかは福井県のお隣なので、冬でも水羊羹を買いに走れる!しかし我慢したよ(--;)まぁそれはともかく前回、葵さんの過去が遂に…(゜゜;)という終わり方だったのに、今回も最後の方まで引き延ばされてヤキモキした(^^;)葵さんの過去も明らかになったし、次回はシリーズ一区切りつくみたいだから、栗田と葵さんの恋の決着もつくのかなぁ(*^^*)
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新刊出てる!という喜びを感じたのは久しぶり。今回も良かったです。
相変わらず、和菓子を味わう描写がたまらない。
きんつば食べたい〜〜…!
そういえば前はこれを読んであんみつを食べに浅草まで行ったなぁ。
それにしても栗田くん、葵さんが心の準備が必要であらためて話をするって言っているのにそれを待たず行動し、あまつさえ周りの人に話して大事にしてしまうのはどうなの…?いつ葵さんにバレるかとハラハラした。まぁ葵さんなら栗田くんの気持ちを汲んでしょうがないですねって言ってくれるかもしれないけど、、
いよいよ、物語がぐんと動いた。次が最終巻なのかな?続きが気になるけど終わるのはさみしい。
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似鳥航一の下町和菓子栗丸堂4を読みました。
下町和菓子栗丸堂シリーズの4作目でした。
浅草栗丸堂の若き店主栗田仁と和菓子のお嬢様鳳城葵が活躍する和菓子をテーマにした物語です。
今回は茶道の家元の御曹司と水羊羹の味勝負をしたり、そのつながりで茶道の家元のご隠居さんに「きんつば」を作ったりと、栗田と葵は忙しく活動します。
葵の過去についても明らかになってきたところで、栗田と葵の関係はどうなっていくのでしょうか。
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本当の自由は、
無駄のない合理的な空間でこそ生まれる。
だから緊張感があり
知的な美しさが相手をもてなす。
かたぐるしさは、やがてそこから
逃れるためにあるもの。
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シリーズのストーリーが佳境に入ってきてどんどん面白くなってきた。
栗田は依頼された和菓子を成功させた後、それを商品化したりはしないのだろうか?今回だって苦心して作り上げた老舗鳳凰堂より美味しい水羊羹、かっぱ橋でわざわざ道具を買って作った今川焼。自分の技術の向上にはつながってるんだろうけどそれを依頼された人だけで終わらせてしまうのはもったいない気がする。
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シリーズ第4弾。
前作が葵の過去について展開されそうなラストで締めくくられ、今作ではその過去が少しずつ明らかになっていく。
今回は水羊羹から始まり、また新しい出会いがある。
その新しい出会いが、全てのストーリーに関わってくる。
短編連作の新しい登場人物が増えた感じ。
水羊羹、きんつば、水饅頭と、大好きなこしあんがたくさん出てくるので、食べたくなります。
浅草にある店舗も出てくるので、買いに行きたくなります。
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妹より譲受本
今回は3~5をもらいました。
今回も和菓子で家族のこじれを直すような短編
葵さんの謎が大きく進展
栗田さんとは進展がほとんどなし。
次作で完結となるらしい。
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やっと、栗田と葵さんの仲が進展して、次は、嬉し恥ずかしの展開かしら(笑)
白鷺さんは、新レギュラーになるのかな。
お坊ちゃま~。
そして、最後にある掌編に、ものすごく救われた気がする。
ほっとした~。悲劇ではあるのだけれど。。。
そういえば、うちでもお正月に必ず、水ようかんを作っていたことを思いだした。
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和菓子のお嬢様葵が職人の道を閉ざされた理由の原因、
二人の男性男性。
茶道の家元の、先先代が
奥さんを亡くしたのをきっかけに
生きる力をなくし、元気が無くなってしまった。
祖父のエネルギーを復活させようと奔走。
そこで、栗丸堂に。。。
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大判焼きってホントに色んな呼び方があるんだなぁ。
真澄さんの本当の想いを誰も知らなのは悲しい。
和菓子が凄く食べたくなる。
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思い出の和菓子を探して上げたくて、手を尽くしたら実は東京じゃなくて
別の地方の物だった・・・って、何度同じオチを使うのか?とか
栗田が葵さんの過去やら、茶道の前宗家の病状とか、あっさり友達に話すけど
どうしても必要に迫られてとか言う感じがしない、後者とかせめて家人の了承を
取ってからにした方が・・・とか
細かい所が気になって、大ハマリ出来ない作品
もっと細かい所では「○○ですよね?!頑張って!」「ん。ありがとう」
この「ん。」が何かダメ
「うん」で良いんじゃないかと思うんだけどなぁ
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あー・・・。最近、ほんまに新しい文庫本ばっかり読んでるなあ・・・(思わず匂いを嗅いでしまう)。
贅沢・・・、贅沢すぎる・・・!
パリッパリのページをめくるのも楽しいよね。
さて、前作を読んでからかなり空いてしまったので、正直どこで終わったのか覚えてない・・・(笑)。
どうも、いよいよ葵さんの過去に踏み込む寸前、ちゅうところで終わったようやけど、
まさかの展開・・・! アカン方向に
エー、葵ちゃんの手の怪我とか、和菓子職人になれなかった理由とか、そんな!
そんな、
けんかをやめて~♪
みたいなネタなん!
ウソン、かなりガックリした。
しかもかなり引いた(笑)!
アカンわー、男性作家が書くホワホワ天然系女子がモテるのを見るとめっちゃ引いてしまうわ。
しかも天然ホワホワ系女子を巡ってイケメン男子が拳を突き合わせるとか
もうワケわからんわ!!
そんなん、ありえへんやろう。
むしろ栗田くんを巡って葵ちゃんと浅葉くんが戦うくらいのほうが、馴染めるんやけど!?
ハイBL-
BL方面のドリー夢と、可愛こちゃんのドリー夢やったらBLのほうがまだリアリティあるやろと思ってしまう程度には、私は腐ってるな。ハハハ!
連作短編で、各話にもつながりがあって面白かった。
なまじ、栗田くんと葵ちゃん、浅葉の「けんかをやめて~♪」ネタにドン引きしてしまったせいで、お話そのものにはものすごい集中しやすかった。
(=キャラ読みしなかった)
でも、自転車泥棒=富樫っていう結論は
「は!? なんで!?」
とは、なったな(笑)。作中でもそういわれてたけど、わりとなんちゅうか・・・。
込み入ったことははしょってるよね。ま、ライトノベルやし短編やし、いいのかな。
面白いんやけど、5段階評価やと星3つ! ちゅう具合かも。
いやいや、葵ちゃん至上主義の展開に馴染めないからっちゅうだけじゃないよ? それもあるけど、それだけじゃないよ?
和菓子について座って会話するだけのほうが面白い。
動きがある展開になると、
「なんで、そうなったんやっけ?」
と、相関図ちゅうかネタの時系列を見失ってしまいがちです。
茶の道のボンボンも登場して、ますますキャラが増えて、いいね!
次でいったん区切りらしい。そりゃそうやろう、いい加減告白しなよ、栗田くん!!
ビブリアも寺町三条のホームズも、同じようにつかず離れずのキュンキュン関係やけれども(何やろう、メディアワークス編集部の趣味なの、この関係・・・)、栗田くんと葵ちゃんの関係にはさほどキュンキュンしないかなあ。
やっぱり、葵ちゃんのキャラの問題か・・・(笑)。
だって私には甘ったれ気質のボンボンな白鷺くんのほうがよほど可愛く見えるんやけど・・・(笑)?
いやいや、このシリーズはナナメから読んでませんよ。��つうに。ふつうに。
今回は栗田くんが和菓子以外の会話を周囲の人たちとしていて、
「えっ、栗田くんてこんなふうにしゃべる子なん?」
と、いちいち驚いた(笑)。
「わーったわーった」
とか。昭和? 昭和の漫画のヒーロー?? 大丈夫???
せやのに、
「出るとこ出ちゃうぞ」
とか。
なに急に可愛くなってんの? このキャラの振り幅、何??
しかも、葵ちゃんとの別れ際のダンベル云々って、何やったんあれ。笑うところなんよね。笑うところやったんよね。
えっ、どこで笑う感じに(笑)!?
だって栗田くんってわりと寡黙な子やったよね。しかも最初は真面目な(?)和菓子小説やったもんね。
いや、今でも和菓子小説やけどな。
こういうのについていけへんねん。
キャラならまだいいけど、動きのある展開になると、
「え? なんでこんなことになってるんやっけ?」
ってなりがち。
まあ私の読解力もかなり足りひんねやろうし、妙にひねくりすぎてるものより、アッサリすぎてちょっと補てんするくらいのほうが好きやけども。
要所要所は、相変わらずぴりっとする会話がちりばめられてる。
緊張が悪いものではないっていうの、よくいうよね。
緊張感は必要なんだって。緊張感に克てるのが一番いいって。
宏一郎が英恵を励ますシーンとか、好きよ。
相手を信じられないと溜め込みがちになる、っていうところ。
確かに、溜め込むよりもドーンとぶつかるほうがよりよい関係を結べるかもしれない(し、関係が崩壊するかもしれない)よね。
相手を信じるっていう冠がついているのは、ドーンとぶつかっても関係は崩壊しないって信じてほしいということで。
そんなことをいうてもらえるなんて、うらやましいことですな!!
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■木槿 むくげ【木=槿/×槿】
アオイ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉はほぼ卵形で、縁に粗いぎざぎざがある。夏から秋にかけて、紅紫色の5弁花が朝開き、夕方にしぼみ、次々と咲き続ける。中国・インドの原産。庭木などにし、花が白色や八重咲きなどの品種もある。はちす。きはちす。ゆうかげぐさ。あさがお。もくげ。《季 秋》「道のべの―は馬にくはれけり/芭蕉」
■仰臥 ぎょう‐が〔ギヤウグワ〕【仰×臥】
[名](スル)あおむけに寝ること。「ベッドに―する」⇔伏臥 (ふくが) 。
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漢字、読めなくなってるな~。笑
(2016.06.04)