サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

「e-hon」キャンペーン 本の購入でe-honポイントが4%もらえる ~7/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

いつかリーダーになる君たちへ 東大人気講義チームビルディングのレッスン みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー18件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (7件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
18 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

リーダーシップ論を横溢するリーダーシップ論

2016/01/31 16:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kentaro - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、タイトルが示している通り、「いつかリーダーになる」者たちへ、真摯に宛てられた本である。

とはいえ先に述べておくと、この表題は「いつかリーダーとして(会社やチームを率いて)活躍し続ける」者たちのみに宛てた本、というわけでもない。いかなる意味においてか。

チームとは、単に優れたリーダーがいればそれで事足りるわけではなく、同時に望ましいフォロワーのあり方も求められるものである。これは既に一般的にも認知されつつある事実だろう。リーダーシップとフォロワーシップの両立である。本書がもう一歩踏み込むのは、このフォロワーシップがリーダーシップの裏返しであり、リーダーシップの理解に基づいたフォローイングもまた、リーダーとしての経験から養われる、と述べている点である。

その意味で、誰しもがリーダーを経験することを求められており、それにより、その後自身がフォロワーとなろうとも、より良いチームが醸成されていくといえる。

もう一点付言するなら、リーダーシップに限ることなく、今後リーダーとしての経験を積んでいくために、本書は細かいスキルや(社会)起業のノウハウについても、具体的かつ平易な仕方で多くの知見が集約され、ブラッシュアップされたものである。筆者自身が社会問題という領域の第一人者として事業を興し、また同様に活躍する他の起業家を見てきた中での学生へのアドバイスは、説得的かつ即効的なものであり、(社会)起業を目指す者が最初に体得すべき技術が必要十分に凝縮されたものである。

第一部では、チームが効率的に機能するための基礎的なノウハウが、筆者の経験も交えて平易にまとめられている。こうした情報が、単に抽象論の羅列ではなく、学生でもわかるレベルの具体性や例を伴って書かれている点は、講義録であるところの本書の利点であろう。

第二部では、具体的な起業論が、主に東大生のチームによるプレゼンをフィードバックするなかで展開される。第二部の特徴は、まずこの東大生のグループワークの成果が簡素で抽象的なビジネスプランではなく、資金の調達からヒアリング及びマーケット分析、中長期戦略まで含めた非常に具体的なものだということである。
これにより、実際の起業プロセスで求められるものが、かなり具体的なレベルで提示されるとともに、そこで必要とされるノウハウも読者は理解することができる。
また、筆者が鍛えた東大生のビジネスプランはいずれも独創的であり、読んでいて飽きも来ない。加えて、それらに対する同級生および筆者のフィードバックは、起業に求められる具体的な水準を知っておくためにも、非常に参考になる。

最後に、本書が「いつかリーダーになる」者たち以外に、誰に役立つものであるのか、という点を付言する。まず、大学でチーム論を指導する者にとっては、本書は必携のものとなるだろう。学生のいかなる経験と興味に訴えて、目指すべきチーム像を理解してもらうのか。その際いかなる知見を提供すべきか。多くの点で参考になることだろう。
また、個人にせよ会社にせよ、新しい事業を興そうという者には、そもそものチーム作りから事業の組み立て方、更には体外的なアピールの仕方に至るまで本書が一つの理想形を提示しているといえる。特に、最後の「体外的なアピールの仕方」は最も重要なポイントといえるかもしれない。CSRからCSVへ、という昨今の流れと、社会的な事業領域への注目が増すなかで、社会を語るなかでいかに自らの事業を語るか、という能力が極めて重要なものとなりつつあるからである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2015/12/25 11:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/01/22 20:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/02/06 17:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/02/22 10:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/08/03 20:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/08/10 16:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/09/08 00:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/01/07 13:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/01/20 13:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/02/14 09:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/03/24 22:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/08/13 01:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/03/14 16:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/10/23 23:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

18 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。