紙の本
シリーズものとは知らず
2016/05/14 07:29
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投稿者:ろぺ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り、シリーズものとは知らず購入。とはいえ、この作品だけで完結したストーリーで、アクションも派手?で、ハードな感じでしたが、どんどん読み進んでいきました。
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堂場瞬一ファンにとっては、何とも楽しい作品。
何しろ、鳴沢了シリーズの鳴沢が登場するし、警視庁失踪課高城賢吾シリーズの高城も名前だけだが出てくる。
何やら職務上過去があり、警察をも頼れない所轄の刑事と、被害者の娘で天才を自称する14歳とが、得体のしれない敵からの襲撃をかわしつつ、事件の真相に迫る。
「ノンストップ・エンタメ」の宣伝文句通り、読みだしたら止まらない。
続編がありそうなエピローグの通り、この刑事と14歳の娘が、新作にも登場するらしい。これは読まなきゃ。
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スピード感ある展開で一気に読んでしまった。
筒井のトラウマのような過去の事件はそこまで引きずるのかなと、やや無理があるような気もしたが。
事件も解決したんだかちょっと微妙な気もするけど、展開としては先が気になりぐいぐい読まされてしまう。
全体としては面白かったと思う。
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一軒家で殺人事件が発生。娘はアメリカへ留学中の数学オリンピック金メダル獲得者の天才中学生。警察内部の協力者が犯人追跡の邪魔をする。ナノ医療技術と中国がらみの公安の暗躍。
退屈はしないけど驚きはない。
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技術スパイといった、今の社会情勢を映し出した設定で、個性ある登場人物が生かされる。スピード感があって、ページがどんどん進みました。
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優秀な研究者が何者かに殺害された事件を追うことになった筒井。
ただ、この事件は何か上層部での動きや秘密があり、研究者の娘でアメリカ留学中の美咲が帰国すると危険な日々が始まる。
堂場作品の中では、鳴沢了シリーズを彷彿とさせる展開だが、まさしくその鳴沢も登場。またコンビだった冴までもが登場するという、堂場ファンにはたまらない話だった。
また、今回の筒井と美咲が別の作品に登場するということで、それも楽しみである。
2017.5.6
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父親が殺害され、留学先のアメリカから帰国した14歳の一人娘・美咲。
天才少女という設定を保つために、天才ゆえのエピソードや展開が優先されていたように思う。
堂場さんの物語の中では、踏み込みが足りないと感じてしまった。
自分の命が狙われているかもしれない。
同行している刑事の身も危ない。
そんな状況の中で、いくら大切なことだったとしても状況を無視した行動をとるだろうか。
天才だとは言ってもそれは頭脳的なこと。
精神的にはまだまだ未熟で、だからこそ最善の策とはいえない方向へと走ってしまった。
そう考えればよかったのだろうか。
他のシリーズの主役たちが顔を見せる意味もわからなかった。
読者の楽しみのためなのか、それとも堂場さんの茶目っ気なのか。
シリーズものとはまったく関係のない単発の物語ならば、新しい世界の中で物語を展開させてほしい。
必要があっての登場ならば納得もするけれど・・・。
何よりも美咲の人物造形が魅力的でなかった。
確かに頭はいいのかもしれない。
同年代の少女たちとは、経験も頭脳も桁違いすぎたかもしれない。
天才ゆえの苦悩や辛さもあったかもしれない。
それでも、美咲がもう少し魅力的な人物にであれば、物語の印象もずいぶんと変わったように思う。
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豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。渋谷中央署の刑事・筒井は、被害者の娘・美咲と署へ向かう道中、何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件は揉み消されてしまう。孤立無援となった筒井は、探偵の小野寺冴とともに調査を始める。警察内部の「事情」、襲撃者の目的はー。
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『ラスト・コード』/堂場瞬一
様々なジャンルで、個性的なキャラクターを描く著者。
今回は、ある事件がきっかけで組織の中で孤立してしまった刑事・筒井と、13歳で一人アメリカへ留学した天才少女の美咲。
美咲は父親の死をきっかけに日本へ戻ってくるも、謎の組織から襲われ、命を狙われることに。その護衛をした筒井は、仲間の警察に協力を依頼するも、上層部からの圧力がかかり、そもそもの事件がなかったことになる。。。
熱血漢の刑事と、天才少女のコンビが、難敵に立ち向かう。
このデコボココンビ、特に、美咲の切れ味鋭い存在感は彼女がまだ少女であることを忘れさせてしまうくらい立派です。
また、この作品自体が、後々別の作品にも影響を与えることになるという点では、物語と物語を紡ぐ著者の作品の表し方は癖になります。
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書店にオススメとして置いてあったので購入。注文した本が届くまでのつなぎとして読みましたが、テンポが良く面白かったです。美咲が帰国するまではやたら長く感じました。メインの2人が別の作品に出ているようなので、そちらも読んでみようと思います。
朝ごはんの描写がとても美味しそうでした!
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続きが気になって、どんどん読み進めた。
結末は少し読めたが、同展開していくかワクワクした。
堂場さんの鳴沢シリーズには手を出ていないが、読んでみようかと迷っている。
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キャスト問題があるけど、映像化されたらおもしろいんだろうなという派手なシーンが満載。実際に殺人事件が起こってるのに、まるでゲームのように事件を操ってる上の人たちってなんなの?腹立たしくもあり、小説の中の話ではなく現実でも五万とあるのだろうと思うとモヤモヤ。もっと美咲ちゃんが活躍してくれるのかと思ってましたが、始終不機嫌なだけでした。
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刑事課に異動したばかりの若手刑事が初の殺人事件に挑む。被害者のたった1人の肉親である14歳の娘が留学先のアメリカから帰国した瞬間から何者かに狙われる。それは複数回に及ぶが、警察は積極的に保護しようとしない。
主人公の刑事は彼女の身柄の安全を保ちつつ、独自に事件の真相を明らかにしていくが、政治家や外交問題までにも影響を及ぼす事件であることがわかる。
14歳の少女の天才的な頭脳や突如現れた協力者などに救われるなど、幸運が幸運を呼んで一件落着という感じ。まぁ、それが小説なのだが。
ちなみに主人公と14歳の少女は、バビロンの秘文字にも協力者として登場している。
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最後は一応無事終わったのかな。
追われて逃げ続け、真実に近くために攻め、読んでて疲れた。
でも、次は、次はと続きが気になって読み進められた。
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アメリカ留学中の14歳の美咲が父親の亡くなった事件に巻き込まれる。空港に迎えに行った筒井が襲撃に会い、警察の保護が得られない事を感じて伝手を使い、襲撃者から美咲を守りながら、事件の真相に迫る。作家の他の小説の人物構成がからみ、人物の関係性が分かりづらいが、それなりに楽しめる小説。