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再読。
未読本かと思っていたら、最初の数ページで記憶がよみがえってきた。でも、最後の最後はどうなるか忘れてて楽しめてしまった。
小日向純也という特質な生い立ちを持つ主人公のおかげで、いい意味で現実感がなくて面白い。重さと軽さのバランスがいい。
(初読 2017/12/4 ★3)
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幼少時に海外でテロに巻き込まれ傭兵部隊に拾われたことで、非常時における冷静さ残酷さ、常人離れした危機回避能力を得た小日向純也。現在、彼は警察庁のキャリアとしての道を歩んでいた。ある日、純也との逢瀬の直後、木内夕佳が車ごと爆殺されてしまう。背後にちらつくのは新興宗教“天敬会”と女性斡旋業“カフェ”。真相を探ろうと奔走する純也だったが、事態は思わぬ方向へ…。
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面白かった。主人公がスーパーマンで緊迫感はあまり感じなかったが、他の登場人物のキャラも立っており、今後の展開に期待。
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劇画のような小説である。主人公は現職総理大臣の次男にして国家公務員一種、警視庁勤務の所謂エリートで容姿はハーフの女優だった母から受け継いだ面立ち、これが劇画でなくてなんとするという陣立てである。しかも幼少時代に中東在住中にテロに遭遇し、母を失い自身も傭兵集団に庇護されて身を守る術は生きるために必然と身についているというスーパーマンなのである。戦場に育っていたことより帰国後も父からは疎まれて育ち、煌びやかな一族との関係も疎遠、しかしながら財産は充分にあり、機動別室のような組織の公費も私費にて賄い、愛車のM6を駆って暴れまくるという痛快活劇である。警察小説はテーマとしても確立されている中で新たなジャンルが生まれた感がある。
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スケールが大きく、ドキドキハラハラ要素もあり、登場人物も魅力的。なかなか良い刑事物でした。
殺しのプロ怖いな…。
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鈴峯紅也氏の作品は初めて読んだ。久しぶりの超エンターティンメントな作品だ。そして新しいスーパーヒーローの誕生だ。但し設定として、父親が現職の総理大臣というのが少しやりすぎな気もするが……。何れにしても、大変面白い一気読みな作品だ。
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警察小説はあまり読まないけどメルカリでまとめ購入きっかけで読み始めた。あまりに魅力的な主人公に早くも心奪われて次作も読みたくなっている。シリーズは続くのか気長に読み進めよう。
描写が読み返さないと分からなかったりもしたけれど、1作で慣れてきた気もするので次作はもっとすらすらと読めそうだ。
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ちょっと浮世離れした感じはするが、面白く読めた。フィクションとして楽しむならいいかな。
続きも読んじゃいそう。
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ちょっと時間の無駄だと思いサンペイジ読んでやめました。中高生ならいいかもしれませんが、少なくとも大人の読む本ではありませんね。
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うーんなんか007好きなおじさんが考えたストーリーってかんじでJのキャラ像がダサめ。脇役桃太郎。
千葉県民なので地元の地名が色々でるのはテンションあがった。
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05月-17。3.5点。
少年時代を戦場で過ごし、帰国後キャリア警察官となった主人公。宗教団体の娘と交際するが、恋人が刺殺される。。。
強靱な主人公、出来すぎ感あるストーリーだが、スピード感あり読ませる。終盤の展開もヒネりあり。
次作も期待。
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主人公がスーパーマンである事でいろいろ無茶なことが出来てしまうその手の小説で、今回は公安がその舞台になっているのに興味を沸いた。
総理大臣の息子で戦場遺児、そして傭兵の戦歴と大富豪の血統。そんな公安室長が追うのが北朝鮮の工作員。大胆な発想と主人公に仕えたこれまた優秀な訳アリ3人衆の部下。ボリュームたっぷりな質量でありながらなかなか読みごたえがあり面白かったんだけど、ちょっと説明がくどく、後半はごり押し、最後はお約束の超長セリフによる畳みかけってのが大きくマイナスポイントかな。
久々のハードボイルド的な小説だったのでいい気分転換になった。
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もともとコナンで公安に興味を持ち、読んでみました。主人公の設定があり得ないですが、小説だからあり得る感じで、非日常感で面白かったです。
祖母に勝てそうにない感じは、人間味があり楽しかったです。
最後は急な犯人で、まんまと騙されました。
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総理大臣の息子、純也のキャラクターが立っている「警視、ハーフ、頭脳明晰、イケメン、金持ち」。部下のセリ、シノ、メイとの過去の関係性もよく練られていて面白い。いきなり純也の恋人がインシデントに会うところから始まる。小説の内容を後から思い出せる様に<カフェ>という言葉を残す。
7作からなるシリーズもの。Jシリーズとな。
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非現実的を極めたような設定の小日向純也が海外のスパイ映画顔負けの戦闘能力、ネットワーク、資金力などを駆使し、警察官でありながら独自に正義の味方として活躍する話。
ここまで振り切った設定なら作者が用意した世界を素直に楽しんだもの勝ちですね。
広範囲かつ細部まで作り上げた世界観や、散々広げた風呂敷を最後に綺麗にまとめたところはデビュー作とは思えません。