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新世界
水平思考の定義を説明するのは難しいが、
世の中すべてのことは論理的思考によって解決できると考えていた
自分にとっては正に新世界だった
真剣に考える + 遊び = クリエイティブなアイデア
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デボノがラテラルシンキングを提唱したのは1967年という。
今だに主流となっている問題解決型の垂直思考の限界を突破するために生まれた手法。
長らく絶版だったが、ここに待望の新装版が再刊された。
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新しい発見はなく、非常に冗長で内容が薄くて残念であった。10ページのmookで収まる。もしくは末尾の概要を立ち読みすれば事足りる。
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斜め読み(立ち読み)
全体的に内容が抽象の域を出なくて物足りない印象ではあった・・。要は「頭を柔らかくして考えろ」で終わると言うか。
思考は言語に縛られるという主張には同感。
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ウン十年ぶりに再読。水平思考法の原理を幾何学的に明らかにした不朽の名著。水平思考はゼロベース思考の重要なパーツ。
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理性・論理を使った思考(垂直思考)に対して、直感や論理を外す・別の可能性を探る水平思考の有用性・可能性が紹介されている。
トレーニングで身につけることができることや、いくつかのアプローチは紹介されているが、習得のための本ではないと感じた。
原著の表現もそうなのだろうが、翻訳が日本語としてこなれていない感じがして読みづらかった。
16-28
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水平思考と対比して垂直思考という言葉を使っているがどうもその単語自体があまりぴんと来ない。
もっと単純に言えば水平思考はコロンブスの卵の発想であり、さらに別の言い方をするならば「押しても駄目なら引いてみな」ということ。
水平思考の優位性を説明しようと解説がくどくなっていてちょっと読みづらい。
それでも思考の柔軟性を得るにはヒントがいくつもあって役立つ部分もけっこうありました。
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垂直思考(論理的思考:ロジカルシンキング)に対比する水平思考(ラテラルシンキング)について書いた著者の新訂版。
水平思考の必要性を説き、垂直思考の限界を説いた(1.2.3章)に続いて、垂直思考に流れがちな人への視覚的トレーニング(4章)、言語の問題(5章)、アイディアが出てこない理由(6章)、偶然からの発見(7章)、水平思考の活用例(8章)、垂直振興の問題点(9章)、水平思考の可能性(10章)と続く。
最後に本書の要約が数ページにがあるので、それを読んでからのわかりやすい人もいるかもしれない。
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「オススメ」
水平思考って何ぞ?
みたいな事を直感的にイメージしたい人におすすめ。事例を元に進むからイメージしやすい。
「学び」
結局ロジカルとラテラルの違いがよく分からんかった。ラテラルの方法論があるのだとすればそれはロジカルな気がするし。
最近仕事で思っている事とも近いような。型化できる思考は模倣できるけど、型化できない思考ってどう再現性を証明するんだ?という。
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垂直思考と水平思考とを比較しているがいまいち自分にはどちらがどちらなのか理解に苦しむところがある。
水平思考の入り口で躓いてしまった感じがする。残念だ。
第一章
確実性の高い、直進的な思考としての垂直思考と。確実性の低い、脇道にそれる思考としての水平思考の違い。
第二章
垂直思考だけに頼ったのでは、残念ながらアイデアが生まれない場合について。
第三章
支配的なアイデアが持つ二極化の効果について
第四章
水平思考の視覚的訓練
第五章
様々なものの見方を意識的に探究する。
第6章
新しいアイデアの出現を阻む、垂直思考の傲漫差について。
第七章
偶然を利用する。偶然というものの価値を認識し、それに干渉せず、偶然がもたらすプロセスを助長して成果を得る。
第八章
水平思考の側面の一つである実用的使用例。
第九章
水平思考を用いないことがもたらす不利益。
第十章
水平思考の開発と新しいアイデアの扱い方。
基本テーマ
新しいアイデアを生む手法としての垂直思考の限界
新しいアイデアを生むための水平思考のプロセスの利用
シンプルで理にかなった、効果的な新しいアイデアを生みだすという、水平思考の目的。
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再読、長く同一業務をしていると、知らず知らずのうちに自分の中で狭い世界が作られている自覚がある。既成概念と呼ばれるものによって、発想が限られ、排他的になる。ラテラルシンキングはビジネスでは必要スキルであると自覚もしているが、その発想を身につけるのは、容易ではないため、常に意識して、物事を多角的に見る癖をつけなくてはならない。
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*水平思考の世界*
エドワード デボノ
Amazonリンク: http://amzn.asia/eaAC1lW
ビジネスデザイナー濱口秀司が面白いという話をしたときに、であればこの本が面白いよと勧められたのがこの本です。
従来の論理的思考(垂直思考)とは違った水平思考という考え方についての本です。
以下抜粋。
・新しいアイデアは専門知識があるから生み出されるわけではない。アインシュタインは無から相対性理論を生み出し、後からこれが証明された。
・支配的なアイデアは便利なだけでなく、新しいアイデアを発想する上では障害になる
・支配的なアイデアあら逃れる方法
1. 支配的なアイデアを極めて慎重に選び出し、明確にし、書き留める⇛対極がわかる
2. 支配的なアイデアを認識した上でアイデンティティを失うまで歪める
・様々な物の見方を探し求める
ある1つの選択肢を選んだ時点では、その選択は任意で他にも選択肢があったとしても、時が経つとその便利さに慣れ、その事実を忘れ、他の選択肢は無かったと思うようになる。成功体験から逃げられなくなる。
常識から逃れた見方に切り替えるには力点を置き換える
垂直思考を有用化するためには、仮説が必要で、実際には存在していない厳格なルールに縛られていることが多い。
・普段の思考から脱却するための方法
予め物事の見方の数を決めておき、その数は意識的に探す。
関係を意識的にひっくり返す
論理の目的は、最終的な結論を出すよりも、出された結論が理
にかなったものかどうかを確認することにある。
<参考>独占告白。イノベーションの鬼、濱口秀司のすべてhttps://newspicks.com/news/2384004/
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本書では、垂直思考と水平思考の2つの思考法を定義し、水平思考を意識し活用することで、アイデアや課題解決に活かせることが書かれている。
論理的な思考で、体系的に順を追って思考を深める手法を垂直思考と呼び、いっけん脇道にそれるが、全く新しい解決策を導くものが水平思考と呼んでいる。この水平思考で導き出したものは、明確になった場合には当たり前過ぎてなんで思いつかなかったのか不思議に思うようなものが多いのだという。でも、垂直思考では導き出すことは難しいもの。
本書の冒頭に、金貸しと貧乏な商人とその娘の逸話が語られる。この最初の章で水平思考のニュアンスをわかりやすく伝えている。
概要はこんな感じ。
借金をすることで、投獄されていた時代、金貸しから多額の借金をしていた商人と10代の娘がいた。金貸しは、醜い年寄りだが10代の娘を気に入ったので、娘をくれるなら借金を帳消しにしてやるといった。商人と娘は震え上がる。ずる賢い金貸しは、神様に決めてもらえと言ってくる。カラの財布に庭に敷き詰めてある白と黒の石を一つずつ入れる。娘が選んだ石が黒ならば、娘は金貸しの妻となり、商人の借金はなかったことになる。選んだ石が白ならば、娘は商人のもとに留まり、商人の借金もなかったことになる。娘が石を取り出すことを拒めば、商人は投獄され、娘は飢えることになる。
商人はしぶしぶ提案に同意する。
金貸しはかがみ込み庭の石を2つ拾った。恐怖で観察力が研ぎ澄まされていた娘は、拾った石が2つとも黒で、金貸しがそのまま財布に入れたことに気がついた。
そして運命を決めることになる石を選ぶよう娘に告げた。
この問題を解決するのに、水平思考が役に立つのだ。垂直思考では良い解決策は導きにくいことがよく分かる。
私は、わからなかった。わかる方は、水平思考を意識的に使える人である。
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【感想】
論理的思考に縛られすぎず、発想の転換として「ラテラルシンキング」という思考法も必要だと思う。
センスというか、とんちのような考え方だけども。
ただ、これは裏技すぎるため、現状打破や改善方法として必要ではあるけど、基礎がなっていないのにこの思考法ばかりでは誰も耳を傾けてくれなくなるだろう。
ここで言う基礎とは、「論理的思考」。
これが出来るからこそ「水平思考」も生きていくものだと思います。
基礎がしっかりとした思考法と柔軟な思考法。
どちらもバランス良く使用してこそ、一流のビジネスパーソンになるのでしょう。
【内容まとめ】
1.「水平思考」とは、簡単で創造的思考法を通じて、新たなアイデアを生み出すように脳を仕向けることができること。
常識的な思考法から一旦離れて様々な難題に取り組み、正解に至るもう一つ別のルートを開拓しようという心構え。
2.水平思考の原則
・支配的なアイデアを認識すること
・様々なものの見方を探し求めること
・垂直思考の強い支配から抜け出すこと
・偶然の機会を活用すること
3.水平思考では、常に正しくある必要はない。
正しくなければならないのは、最終的な結論だけだ。過程はどうでもいい。
アドレナリンの発見の例のように、論理の道筋の一つ一つの段階では正しくないが、その最終段階で印象的な発見がもたらされたという例は沢山ある。
4.フレミングとペニシリン
偶然というものが有益である事は確かである。
度重なる「偶然」によってペニシリンの発見に至った。
・セントメアリー病院を選ぶきっかけとなった水球の試合
・思いがけず転がり込んだ遺産
・アルムロスライト卿との出会い
・戦時中の経験
・リゾチームの発見
・偶然ペニシリウム・ノタータムに汚染された培養液
・ペニシリンの科学的安定を研究しようという決意。
5.
【引用】
「水平思考」とは、簡単で創造的思考法を通じて、新たなアイデアを生み出すように脳を仕向けることができること。
常識的な思考法から一旦離れて様々な難題に取り組み、正解に至るもう一つ別のルートを開拓しようという心構え。
p46
水平思考が必要なのは、垂直思考には限界があるからだ。
垂直思考は同じ穴をより深く掘る事であり、水平思考は他の場所でやり直すこと。
一つの穴をどんどんと深く掘り進めても、別の場所に穴を開ける事はできない。
p123
・水平思考の原則
1.支配的なアイデアを認識すること
2.様々なものの見方を探し求めること
3.垂直思考の強い支配から抜け出すこと
4.偶然の機会を活用すること
p129
・言葉や名前がつくと、見方が固定されてしまう。
名前がひとたびつくと、それは固定し不変のものとなる。なぜなら不変の意味を持ったときに、はじめてレッテルとして「名前」がつくからである。
ひとたび名前がつくと、水平思考のダイナミックな流動性はすっかり失われて���まい、状況に対する見方が固定される。
油の代わりの尿、夜道でバックする際の
後退灯のない車の方向指示器など。
p152
水平思考では、常に正しくある必要はない。
正しくなければならないのは、最終的な結論だけだ。過程はどうでもいい。
新しいアイデアを生み出す際に最大の障害となるのは、すべての段階で常に正しくなければならないという考え方だろう。
アドレナリンの発見の例のように、論理の道筋の一つ一つの段階では正しくないが、その最終段階で印象的な発見がもたらされたという例は沢山ある。
p156
・垂直思考の弱点
1.結論に至る道を1本でも見つけ出したら、他のもっと良い近道を探す必要がなくなってしまうこと。
2.新しいアイデアを探すときに論理を用いるが、それ以外に思考の進め方を知らず、間違った方向に思考を進めかねない点。
p184
・フレミングとペニシリン
セントメアリー病院を選ぶきっかけとなった水球の試合、思いがけず転がり込んだ遺産、アルムロスライト卿との出会い、戦時中の経験、リゾチームの発見、偶然ペニシリウム・ノタータムに汚染された培養液、ペニシリンの科学的安定を研究しようという決意。
偶然というものが有益である事は確かである。
p184
・「遊び」の重要性
新しいアイデアを生み出すことにおいて、偶然が、考えてもみなかったであろうことに目を向けるきっかけになる。
その理想的な方法は、「遊び」である。
遊びは、探し求めてもいなかった現象が偶然あらわれるのを促すものである。
遊びは、一見役に立たないもののように見えるので、当然ながら人々は遊びたがらない。
しかし、遊ぶことが恥なのではなく、遊ばないことこそ恥じるべきなのだ。
p268
・新しいアイデアを生む手法としての垂直思考の限界
・新しいアイデアを生むための水平思考のプロセスの利用
・シンプルで理にかなった、効果的な新しいアイデアを生み出すという、水平思考の目的
水平思考の魅力はシンプルないいアイデアを求める心踊る探求であり、純粋に知能だけに頼るものではないため、誰にでもできる思考法だという点だ。
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