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読み直したさ:★☆☆
バーリンの2つの自由、ミルの加害原理、ドゥオーキン、サンスティーン、レッシグまで。
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今年の本格読書はこの一冊から。OxfordのA very short introduction シリーズの一冊を翻訳したものですが、原著100頁あまりのものが平易で分かりやすい文章で現されていて「表現の自由」(原著は意図的に「自由な言論」をタイトルとしていますが)の今をコンパクトに知る上で好適。
今年は、自由・権利・平等の検討をさらに深めていきたいと思っています。
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ジョン・スチュアート・ミルを始めとした思想家の先達たちの言説を引用しながら、表現の自由が民主国家と文化の進歩にとっていかに重要かを定義したのち、自由に対する制限の可能性を検討していく内容。
個々のトピックについて結論をだしていくというよりは、両論を併記させて論点を洗い出すスタイルのため、読み進めていくのは大変歯がゆく感じてしまう。しかし、この歯がゆさは、最終章の筆者の結論にある「言論の自由に制限があるのがなぜかについて、われわれは明確である必要がある」という記述でその目的を果たしているのではないだろうか。
ヘイトスピーチのように時代の変遷で変わっていく倫理観や、インターネット上での表現のように新たに発現する問題に対しては、都度結論を提示されることよりも、その理由を明確に自己で消化しておくことが大事である。
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全く法律と関係ない勉強をしてる自分にとってこの本は面白かった。ミルの自由論は考えは素敵だしある程度的を得てるようにも感じるけど今の時代にそぐわないところもあるよな~と本を読んで思った、