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子供の妊娠の形が、
セックスが衰退し、人工授精になった、
とする、パラレルワールドのお話です。
それに伴ぅ、家族の形、恋愛の形に対して、
全編で、何か薄気味悪さ?を感じますが…、
それは、決して作品が不気味なのではなく、
恐らくは、読者誰しもが、程度の差はあれ、
理解できる部分や、肯定できる部分がある、
といぅ自分に対しての不気味さ所以なのか?
とは言え、
さすがに、第Ⅲ章は、気持ちが悪かった…。
ですが…、それだけに、
この物語の未来が、どぅなっていくのか?、
人類の心と身体の、進化と退化の行く末が、
すごく気にはなりましたね…。
パラレルワールドの、
まず、あり得なぃ世界観ではありましたが、
嫌なリアリティもある、そんな作品でした。
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殺人出産に続き、こちらも非常に衝撃的な内容でした!
まぁ、未来現実的な話でもないような、しかし俄かに信じがたい・・・。このテーマでの小説、さらに続きが読みたくなるような。
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セックスによる妊娠から、人工授精による妊娠が主流になった近未来。夫婦間でのセックスはなくなり、夫婦が兄弟のような関係になる。さらに進んで、男の妊娠、出産が進んでいき、夫婦関係自体がなくなっていく。・・みたいな、自分で書いていて良くわからなくなる内容。何が消滅したんだろう。
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次世代がこの本の通りのような世の中になっていたら、と思うと・・・。子孫繁栄の定義が今の世の中と違う理論で展開したとしたら、親子の関係、夫婦の関係、友人の関係。全ての関係が変わってくる事でしょう。何が正常で何が異常なのか。今の時代が正しいのか、それとも間違っているのか。何か不思議でどこか不気味。この世界観は大変インパクトがあると感じた一冊でした。
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子供を産むのに便利だからという理由で結婚という契約が交わされる。結婚は互いを家族として扱い、性的な目で見たり恋愛対象にしたりしないことを誓う。夫婦でセックスするのは家族間での性交渉として近親相姦と扱われる。恋と性欲は家の外でする排泄物にすぎない。時代は変化し正常の概念も変化していく。昔の正常を引きずることは発狂。正常とは何かを問いかけられた。
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読む人の理性を破壊します。さすが村田沙也加さん!
セックスのない世界とは、こんな可能性もあったのか!
自分が信じてきたものは、自分が正しいと思っていたものは、大間違いなのかもしれないということを、薄ら寒い世界観の描写で、これでもかというぐらい目の前に突き付けられます。
千葉は実験都市なのですね。設定は良い所突いていて笑えます。
また、HASEOの表紙の写真がこの本のテーマにピッタリ。どんな人でもHASEOが撮ると美人になるのだが、ちょっと怖い感じでもったいないなと思っていましたが、本当は美人の奥様がモデルとか。
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図書館で借りた本。
人工授精が発達し、普通妊娠を嫌悪する世界の話。日本の千葉県のモデル地区(エデンの都市?)では、住民登録した人の中で、選ばれた人が毎年12月24日に一斉に人工授精され、生まれた子どもはみんなの「子供ちゃん」として、みんなでかわいがって育てる。という話が衝撃的だった。やっぱりm自分の子供は自分で育てたいなぁ。
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装丁も含めた作品全体が好きな一冊。近い将来、この作品のテーマのようになってしまったら恐ろしい。いろんな愛の形があるとはいえ、こんな風になってしまったらと考えると怖くなってくる。タイトルも作品も衝撃的で怖かったけど、楽しく読んでいる自分自身が居てびっくり。健全とは何か。いろいろ考えさせられてしまう。しかし、今の形が一番人間らしくていいのではないかと思ってしまった。
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夫婦間のセックス、キスは近親相姦、恋愛は二次元か夫婦以外の異性で恋愛自由
子孫繁栄は人口受精の世界で暮らしていく主人公(雨音)
この狂った世界は結構好きでした(・∀・)
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読み始めから読み終わるまで、気味の悪さが肌にまとわりつくようである。不穏とか不気味とか怖いというのとも違う。たぶん、今まで信じてきた価値観と全く違う価値観で、終始一貫しているからだろうと思う。
恋愛観、家族観、結婚観に揺すぶりをかけてくる。
楽しくはない。
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静かにゆっくりと狂気で染まっていく感じがとてつもなく怖かった。思わず気持ち悪くてページを閉じてしまった程。夫婦間のセックスは近親相姦。外で恋人を作る。隔離された区画では、人工授精だけの世界。そこでは子供は名前もなく、大人は皆が「おかあさん」子供は皆んなの「子供ちゃん」として育てられる。同じ事髪型、同じ笑い顔…。それが当たり前になっていく感覚。怖い!
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いまいち理解しきれなかった。
村田さんの作品を読んだのはまだ2つ目だけど、性のテーマが多いんだろうか。なんだかすごい。
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恐ろしい、不気味な、楽園を描く作家だ。
女性の目から、セックスを通して、現代社会、未来社会、パラレルワールド、世界の消滅を描く、
いろいろな読み方ができる物語かもしれない、正気と狂気、管理社会と行く将来、全体主義社会と理想の楽園店
正常歩道不気味な発狂は無い。だって狂っているのに、こんなにも正しいのだから、この世界の正常な人、
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いつ元の世界に戻るのか、どうやって新世界とた たかっていくんだろう、と思っていたのに最後までそまったまま…
最後あまりよくわからない。母を恨むのはわかるけど、閉じ込めるのは??
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変わりゆく当たり前、価値観
完成された本能なんて存在しない、
私たちは皆進化の瞬間、世界に符合してようがしていまいが、偶然に過ぎず、次の瞬間には正しいものが変わっていく
世界にとって都合の良い本能
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人工授精、本能、
樹里と看護婦さんの話していた内容が心に残る。
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設定はおもしろいと思うし、文章もしっかり書いていると思うのだが、読書中も読後感も気持ちが悪い小説だ。最後に救いがあるといいのだが。。。
「正常も変化してるの。昔の正常を引きずることは、発狂なのよ」
「私たちは進化の瞬間なの。いつでも、途中なのよ。」
ストーリー的には、なぜ千葉に行ったのかがわからなかった。