紙の本
どハマりした
2017/02/09 16:42
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投稿者:クリミナーレ! - この投稿者のレビュー一覧を見る
この漫画は、ギャグセンスが高く、様々な犯罪性を面白く描いていて笑いすぎてお腹が痛くなりました笑
ぜひ読んで欲しいです!!
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いやー、イイ意味でヤバいな、この『クリミナーレ!』
犯罪者(予備軍含む)ばかりを集めた教室って設定からして、中々に物騒な漫画で、私は好きだ
主人公の市村民人だけは、加害の能力でなく、被害の運命を背負ってしまっているってトコも面白い。もっとも、この教室に集められただけあり、自分じゃ気付いていない、悪の才能が眠っているらしい。勝手な推測に過ぎないが、各種の犯罪に巻き込まれた事で、その術を民人は熟知できている。回避や防衛技術、予測センスも高い。なら、実行よりも指揮のセンスがあっても不思議じゃない。彼の犯罪性は、もしかして、犯罪組織の頭目?
何より、女子らが全員、可愛くてエロい!! まぁ、その個性は、ストーカー、殺し屋、強姦魔、爆弾魔、放火魔と、仮に容姿が可愛くても、中身を知ってしまったら、ある程度の距離は置いて付き合いたい類の美少女だけど
クライム感もMAXだが、そこにラブコメも挟みこまれているので、結構、楽しめる。チョイチョイ、描写もエロくなるので、男にゃ嬉しい
ふと気になったのは帯。『ねじまきカギュー』を代表作とする中山敦支先生のイラストが描き下ろされている。絵柄こそ似ていないが、中山先生のアブノーマルさは、どことなく作品内に感じる。もしかすると、丈山雄為先生、黒谷宗史先生と同じ釜の飯を食った仲か?
特に可愛いな、と思った女子キャラは、意外だが、ごくごく普通の女の子らしい夢を持っていて、その為の努力を惜しまない頑張り屋さんな月子ちゃん。彼女の秘密を、悪気は皆無だったとは言え、知ってしまった民人、今回こそ命がアウトやも
ちょっと気になっているキャラは、民人を連れ戻すくだりで、何もしなかった、まだ名も明らかになっていない、キタローみたいな髪形の少年。彼は、一体、どんな犯罪性を孕んでいるんだろう。これまた、勝手な予想だが、殺し屋である月子ちゃんとは対極の存在、殺人鬼なんじゃないかな。それこそ、零崎一賊に匹敵しかねないほどに最悪の(なので、2巻の帯は、西尾維新先生の推薦コメントが載らないかな、と期待している)
どの話もテンションが高くてお勧めだが、個人的には話間の四コマ漫画のレベルは高い、と感じた
この台詞を引用に選んだのは、兎にも角にも、衝撃的すぎるから。一途すぎる恋愛感情は、少女を怪物へと変貌させるのか