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目先のことしか見えない視野の狭い連中
地震で被害を受けたことから学ぶべきことは、この世には起こってみないと気づかないリスクがたくさんあるっていうこと。
86ページ
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#読了。初読み作家。2016年「このミス大賞」大賞受賞作。
理想とは程遠い現実に嫌気が差してメガバンクを退職し、県庁で金融関係の相談員となった百瀬良太。兄が経営する会社の倒産危機の際、「黒女神」と呼ばれる天才投資家二礼茜に出会う。茜は相手の大切なものと引き換えに株式市場で大金を稼ぎ、依頼主を助けていた。百瀬はアシスタントとして茜を手伝うが、上司からは都市伝説と化した「黒女神」を探すよう求められる・・・
ガチガチの経済小説ではないので、しょうがないのだろうが、個人的には株取引のシーンをもっと描いて欲しかった。法律に違反していなければ何事もお金で、という流れに対し”お金”で対峙する様は、読んでいて気持ちが晴れる思い。いいコンビに加え、上司のキャラがよかった。続編あるのだろうか?
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このミステリーがすごい大賞とった本だけど、
私にはどの部分が謎だったのかわからなかった…
台詞にもあまり共感出来ず。
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第14回このミステリーがすごい!大賞大賞受賞作。同時受賞作の「神の値段」が気に入らなかったので期待しながら読んだのですが、うぶすぎてリアリティが感じられないピノ太、説得力に欠ける天才トレーダー茜、取って付けたようなストーリー展開などなど、なんともグダグダな一冊。そろそろ審査員変えた方がいいんじゃないかしら
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既視感のあるキャラクター
今はやはりこういうのがウケるのだろうか?
話が国家的になる展開も同様
株のさや取りに否定的な人間には不快感を感じる人も
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このミス大賞受賞作。
キャラ設定も面白く、エンタテイメントしてはすばらしい作品でした。
ミステリーとしては、謎らしい謎がなく物足りないと思います。
構成としては、誰視点かわからない叙述があったりするので、ちょっと読み辛かったです。
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天才的な株取引をする黒女神とその助手のお話。
全然関係ないけど、いまやってるとあるゲームのイベントが株取引に似ているので、株について実際はよく分からないけどイメージしながら読めたような気がします。
文章が読みやすいのかすらすらいけました。
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このミスというのもあったが、舞台が金沢だから、という理由で読んだに近い作品。社会派というわけでもないんだろうか。さらーっと読んでしまったという感じ。最後の方で関係性が少し明らかになるけども、それもさらーっとした感じ。
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最近、金がらみの人情味ある本ばかりあたる(笑)わたしがそうなのか、市場がそんなんなのか(笑)いいわぁ、こんな人、人、が大好き。昭和生まれのオッさんと言われても、古臭い「雨の日に傘を差出せる人」になりたい。
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先日今年のノーベル経済学賞はシカゴ大教授リチャード・セイラー氏がセイラーは、経済的意思決定に体系的に影響を与えるという限定合理性、社会的選好、自制心の欠如の3つの心理的特性を明らかにしたということで授賞したという記事を読んだ。社会的選考や自制心の欠如まだわかるが、限定的合理性というのがちょっとピンと来なかった。人間は認知能力に限界があるからすべての事で完全に合理的であることはできないというものらしい。
なぜノーベル経済学賞の話に触れたかというと今日読み終わった第14回「このミステーリーがすごい!」大賞受賞作である城山真一氏の『ブラック・ヴィーナス』の主人公茜が扱うのが株で、まさに彼女は不合理きわまりない株価の動きの中で超人的な売り買いをしてお金を作り上げていくからだ。物語の中では残念ながら彼女の売り買いの超人的な成功に何らかの経済的な裏付けはなされていないのである意味妄想そのようなお話になってしまっている部分は残念で、そのでこの経済学賞で明らかにされた3つの心理的特性を読み解き結果を出して行くような話になっていればもう少し経済小説のような部分も出てきて深みが出たのではと思ったので。
でも単純に楽しめるミステリーが読みたいという方にはおすすめだ。まず読みやすいし、キャラクター設定もすぐにドラマ化出来そうな位わかりやすいのでさくっと読めてしまう事間違いなしだ。
そんな「雨の日に傘を差し出せる人間になりたい」という人間愛を持った主人公とそれを助ける元銀行員の公務員の爽やかなサスペンス活躍物語を読むBGMに選んだのがWyntonMarsalisの“Hot House Flowers"だ。秋の夜長にはいい音だ。https://www.youtube.com/watch?v=ro11eVXzIZI
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困窮する中小企業を凄腕の株式売買で資金調達して救う謎の「黒女神」の話。ひょんなことから彼女の助手になった公務員の視点から書かれる。
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仁礼茜
米国デイトレーダースクールでトップの成績をおさめ、米国メーカー勤務
大きな損失をだしで解雇
その時、社長からブラック・ビーナスとよばれた。
日本では黒女神は逆の意味、株式で会社を救う女神、となる
銀行を退社。投資部門での業務内容に嫌気が差した。
金沢に帰郷し、金融相談センターで派遣社員になる
上司は東京から転勤者。切れ者?
投資で失敗した人からのグチを電話で聞くだけ
兄の会社が傾いた。黒女神に相談するので立ち会ってくれないか?
黒女神に気に入られ、運転手兼助手
上司から金融庁直轄の部門の公務員に推薦。面接だけで合格。
上司も異動。黒女神を調べているという噂。
自分が助手をしているのは既にばれている。
交通事故で死んだ元女性歌手の父親からの依頼で金を作る
暴力団に娘がドラッグがらみ死んだことをマスコミにばらすとゆすられていた
父親は自分の母親(娘の祖母、闘病中)にだけは知られたくない。
死んだ翌日、スクープとして新聞一面に掲載
父は自分をアーティストとして才チャレンジ
元官僚の国会議員候補者。TV出演で有名人に
上司にやれと言われて女性擁護の議案を通すために会議室にためこもる。
結果、官僚をやめることに。国会議員になったら元上司を顎で使いたい
愛人(隠し子あり)から海外移住の資金をゆすられる
息子が窃盗。隠蔽工作が必要。
黒女神に現在3000万円の資金を1億円増を依頼。
受ける条件は、女性擁護発言が間違いであったことをTVで生発言。
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依頼人のもっとも大切なものを報酬に、大金をもたらす株取引の天才「黒女神」。助手を務めるのはメガバンクに失望した元銀行員。やがて二人は壮絶な経済バトルに巻き込まれていく。金を通じて人の心を描き出す経済サスペンス。
2016年の「このミス大賞」受賞作。「リアリティがない」「薄っぺらい」といったネットの評価は否定しないものの、リーダビリティは抜群、一気に読ませる力のある作品。ヒロイン始め登場人物のキャラが立っているので、ドラマ化は無理でもアニメ化はできそう。続編も出ているようだ。
(B)
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さらっと、一気に読んだ。
面白くなくはないが、これがミステリー大賞?という疑問も。表現がよくないかもだか、薄っぺらな感じ。
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このミステリーがすごい大賞第14回作品です(^^)
銀行に失望しメガバンクを退職した彼は地元の県が管轄する金融調査部の相談員として再出発する。そんな彼の兄が経営する会社が倒産の危機に、藁をもすがる思いで兄が頼ったのは株取引の天才『黒女神』だった。黒女神は依頼人にとって最も大切なものを要求するのだが、なぜか彼を助手に(笑)
黒女神の自由奔放さに振り回されながら、彼女の目的を知り、共感し、壮絶な経済バトルに突入??