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読書会の課題本。予想外に面白かった。表題の通りに、リーダーシップ論として読めるのはもちろん、良い人付き合いの仕方を学ぶという読み方も出来る。ロングセラーも納得の面白さだった。
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他人を好きになれる名著。誰しも自分に一番関心があるということを、改めて認識した。人を動かす立場にいる人は必読の一冊である。
以下、本書よりお気に入りの箇所を抜粋。
「人を裁くな。人の裁きを受けるのが嫌なら」
リンカーンの座右の銘
「成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である」
「笑顔で接する。元手がいらない。しかも、利益は莫大。与えても減らず、与えられた人は豊かになる」
「どんなほめ言葉にも惑わされない人間でも、自分の話に心を奪われた聞き手には惑わされる」
「おそらく私の間違いでしょう。私はよく間違います。一つ事実をよく考えてみましょう」
「もし自分が相手だったら、果たしてどう感じ、どう反応するだろうか、と自問自答してみる」
「人間は一般的に同情をほしがる。子供は傷口を見せたがる。時には同情を求めたいばかりに、自分から傷をつけることさえある。大人も同様だ」
「最近まで立派な仕事をしていた従業員の仕事ぶりが粗雑になってきた場合、どうすればよいか?期待をかける」
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この本は、人付き合いを上手くするための原則が、世界の偉人の成功例と一緒に書かれています。
この本に書いてあることが全て実践できるようになったら、素晴らしい人になれると思いますが、なかなか難しいとも思いました。
印象に残った原則をひとつ紹介します。
「"イエス"と答えられる問題を選ぶ」
人と意見が異なるのはよくあることです。
もし相手が誤っていた場合、最初から意見の異なる問題について取り上げると、不穏な空気のまま話が終わってしまうことが多いです。(相手は自分が合っていると思っているため)
そこで、「互いに同一の目的に向かって努力しているのだ」ということを相手に理解させるため、まずは意見が一致していることから話し始め、相手に"イエス"と言わせるようにします。
最終的に相手が誤っている点についても"イエス"と言わせることによって、相手は嫌な気持ちにならずに誤りに気付ける、ということです。
少し心理戦のように感じますが、もし、これを身につけることができたら、きっとスーパー営業マンにさえなれるだろうと思いました。
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人間関係についての教科書のような本でした。人付き合いでの大切なことが事例を出して説明されているので、わかりやすく、読んでいて納得できました。
本の内容を頭で理解することと、実際に行動に移すことは全く別物で、すぐにここに書かれている通りの人間になれるとは思えません。しかし、周りと上手く付き合っていくため、少しずつでも自分から変わっていきたいと思えました。
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人を動かす=己が変わる、と理解した。
説得ではなく納得させる技術と言い換えると、頭に入りやすい1冊。
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北風と太陽において、
北風はどうすれば太陽になれるか
を解説した様な本。
ただし、ある程度の北風を吹かせられる人(しっかり主張できる人)を対象としている模様。
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①人の話を聞く
人間は元来自分自身にしか興味がない生き物であるから、自分は聞き手に回り相手に積極的に話をさせる
そのためには事前に相手の関心ごとを知っておくことや、積極的に質問することが必要。
②長所を褒める
相手の話の中や自分が知った相手の情報の中で褒めるべきポイントを絞り積極的に
褒める褒める褒めまくる。具体的にどこが、どんな風に良いのかを伝えることで口先だけではないことを理解してもらう。
③期待する
人は自分が重要な人物であると思いたい生き物であるから、相手がまだ才能を開花させているか否かに関わらず相手に対して積極的に期待をかけること。
④相手を立てる
人はプライドを持つ生き物なので、面子を潰されると相手に嫌悪感を抱く。そうならないためには、できる限り相手を立てること。
私見をぶつけ合うだけの議論を避け、相手の話を聞き入れそれを尊重した上で自分の意見を言うこと。
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・人を褒めることは大好きだが、けなすことは大嫌い。
・気に入ったことがあれば、心から賛成し、惜しみなく賛辞を与える。
・どんな人間でも私より優れているー私の学ぶべきものを持っているという点で
・率直で、誠実な評価を与える。
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2017_003【読了メモ】(170201 7:14)D・カーネギー『人を動かす』/創元社/978-4-422-10098-2
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古い本だから仕方ないかもしれないけど、言い回しが堅苦しい。内容は興味深いエピソードが多く面白かった。
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人を動かすための原則が具体例をふんだんに使用しながら書かれている本
著者はアメリカにおける成人教育,人間関係の新聞屋を開拓した
人と付き合うための原則が記されており,全ての対人関係の自己啓発本はこの本を模倣している箇所が見受けられる
様々な書籍に,この本や著者のことは紹介されており,まず社会人や大人になるに向けて呼んでおくべき一冊といえる
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多分特別なことは言ってない。
でも、網羅的に書いてある。
人間関係の復習になる。
なお、怒鳴り散らすタイプの人は、
すぐに合わせることはできないと思うけれど、
自分が世の中的にどういう立ち位置にいるかは
わかるという意味でも吉。
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自己啓発本として、読むべきものとして読んだ。事例がたくさんあり、今では原理原則当たり前の事だか、80年前に書かれていることは凄い。
ただし、なかなか読み進まず、頭に入ってこなかった。
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人に何かをして欲しい時、どうしたらいいか友人に相談したところ、仕事以外でも役に立つと、この本を教えてもらいました。(とても有名みたいですが、恥ずかしながらそれまで知りませんでした)
似たようなことがずっと書かれている印象ではありましたが、主張は一貫していて、参考になる部分も多くありました。あとは頭で分かっているけど、行動に移せるかという問題がありますが…
でもリンカーンが人に批判の手紙を送るほど批判的だった時期があったというのはとても意外で、彼がそれを改善したというだけで、希望が持てそうです。
オリバー・ウェンデル・ホームズが悩みを家族に見せないというのは、賛否両論あるとは思います。でも私の父も全く同じだったそうで、やはり参考にすべきことなんだと改めて思いました。
仕事でも家庭でも常に意識して、バイブル的に活用できたらと思います。
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己のBeingを再確認するには良い本でした。
人を動かすとやや上目線だけど、人への配慮として考えたらある種当たり前だね。
仕事上で求められる人を動かす技術を高めるとともに、人としてのあり方としても高めたいです。
この在り方が、時間のなさや人によってはできないときもあるけど、できるときが増えるように意識していきたい。
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1. この本は要するに何について伝えようとした本だと理解しましたか。また、現在の自分にとって、どのような意味があるかを考えてください
何について伝えようとしているか?
人の在り方
利己を抑え、相手を立てる。人に関心を持ち、名前を覚え、笑顔で接することの重要性
人を動かすポイント
権力に頼らず、相手が能動的に動くようなコミュニケーション方法。「太陽」的コミュニケーション
自分にとっての意味
組織の権力に頼らずに、人と人との関係の中で相手が能動的に動くようなコミュニケーションを行いたいと考えていたので、参考になった
新規事業の構築や何かの活動等を検討・実行する際、人とのネットワークが重要になることも多く、人に動いていただく、人を動かすことが必要であるので、人の在り方・コミュニケーション方法を身に着ける・考える機会となった
2. この本を読んで、具体的に印象に残ったところを5~10 個程度あげてください。また、それぞれについて、印象に残った理由を考えてください(肯定的な理由や、自身ができていない、疑問に感じるといった理由など)。
関心のありかを見抜く:相手のプロファイルを知り、関心領域を意識することはビジネスの基本
ほめる: ほめて人を動かすほうが気分がよい。されても気分がよい。
誤りを指摘しない: 世の中には様々な解釈がある。自分が唯一の解だと思うのは傲慢
遠回しに注意を与える: 相手を尊重。
穏やかに話す: 熱くなりやすいので、自制。
人の身になる: 相手の気持ちを理解し、尊重したうえで、コミュニケーションをする。
命令をしない: ケースにもよるが、平時においては、命令口調は避けるべき。
3. 今後、何を具体的に意識し、行動していきたいですか。ご自身の考えを述べてください。
現在お世話になっている会社の社長も「人を動かす」ことの重要性を何度も言っている。事業プロデューサーとなるために、以下のステップを意識し、人を動かし、事業をつくっていきたい
あるべき姿
人を動かした後の最終的なビジョンを持つ。誰をどのように動かしたいか常に意識を持っておく
プロファイル調査
対象のプロファイルを調査、相手の関心を把握
動かし方の検討
相手が動くシナリオを検討
相手とのコミュニケーション
ほめる、相手が自分で考えたと思うようなコミュニケーション��とる。また演出をする
議論を避け、相手を否定せず、合意を形成する
長期的な人的ネットワークの形成
誰に対しても関心を持ち、謙虚であり、平等で笑顔・名前を憶えることを意識
Give-and-take。また、与譲の精神
人に関心を持ち、名前を覚え、笑顔で接することの重要性