投稿元:
レビューを見る
コミケ・ラノベに圧倒されていまひとつ。ラストもちょっと引いた。インターナショナルスクールならではのオープンな感じなのかしら。
投稿元:
レビューを見る
コミケの話といい、ミステリーといい、本当に本の羅列。
ますますつまらなさがヒートアップ。
かなり粘ったけれどもう限界。
投稿元:
レビューを見る
これは今年最高の本だと思う!
今回のバトルのテーマは「ミステリー」であり、しかも本編もミステリー。すごく作り込まれていて、大満足。
寿美歌さんチョコレート事件やそこに至る伏線はわくわくするし、山本弘らしい社会派なところも。読みながら「あれ?」って思ってた部分の回収もすばらしかったです。
やっぱりミステリーって大好き。
「イニシエーション・ラブ」懐かしい。寿美歌さんの、読みながら時系列を書くっていうのはいいアイデア。私は登場人物を書いてるんだけど、叙述トリックにだまされないように、登場人物をチェックするときは、年齢と性別はきっちり確認してる。だけどだまされる叙述物。再読して、寿美歌さんみたに時系列書いてみよっかな。
投稿元:
レビューを見る
こういうオチだったか。面白かったし、グレッグ・ベアとかパララバとか、読んでみたいと思える本がいくつかあったのがこのシリーズの楽しいところ。次巻への引きがあったけど、どうなるんだろうねぇ。こういうふうにつなげちゃうと、早く続き出さなくちゃいけないんじゃないかな。
投稿元:
レビューを見る
「だってそんなの、伏線なかったじゃない!」というセリフそのままに騙されてしまいました。まんまと。単純だけどね。ですます調にまんまとひっかかるという。ちょこちょこ、ん?と思うところはあったのだけども、そのまま読み進めてしまいました。ミステリ仕立てのBISという考えがなかったからだと思いますよ。
いろいろと爆弾かかえたままのカップリング誕生なんですが、あの武人と銀の推理は正解なのかしら。そこがぶれてくると、ふわっとした感じになってしまいます。
『空の夏休み』で、朝比奈先生がいうセリフが素敵。
「……いつか、自分のやってきたことがどれほどバカだったかを自覚して、恥ずかしく思える時が来るかもしれん。だがな、その痛さも含めて青春だ。恥ずかしがったり、後悔するのを恐れて何もしない奴には、青春の思い出も刻めない」
年長者の大事なお言葉いただきました。
いろんなところで、同じようなニュアンスのセリフはあるのだけど、いつも素敵だなぁ、と思ってしまいます。
投稿元:
レビューを見る
人は何を考えているのかわからない、だから面白い。
ミーナに頼まれて空と銀がコミケに参加する「空の夏休み」は、箸休め的な作品。作品への愛を共通とする人間の集まるお祭りの雰囲気が伝わる。
本編は全体的にミステリっぽく作られている。フーダニット(ところどころ出てくる手記の著者は誰なのか)、ホワイダニット(なぜ寿美歌は嘘をついたのか)あたりが大きな謎。ポイントになるのは、途中のビブリオバトルでも紹介されているバークリー『毒入りチョコレート事件』である。空が解いたこの事件の真相は……まあ、そんなことより大きな事件が起きてしまうのだが。
明日香の告白、寿美歌の仮面、そして銀の宣言。続きも面白そう。というか、読まないとすっきりしない。
ミステリの定義はそれこそ十人十色だと思う。殺人が起きなくてもいい。SFの舞台設定でミステリも可能。色々な人が色々な楽しみ方をするだろう。でも確かにビブリオバトルで紹介するには、ネタバレに抵触しそうでまったく話ができないミステリとかあるし、なかなか難しいかもしれない。登場するキャラクターが様々な手法で紹介してくれるので、なるほどそういう紹介の仕方もあるのか、と思った。ビブリオバトルは、もちろん本の魅力も伝わるけれど、紹介者の個性も一つの武器なのだ。
毎回、出てくる本が面白い。読んだことがあっても、なくても、気になる本がたくさんあり、登場人物たちとその本について語り合いたいと思う。
読みたいリスト
アシモフ『黒後家蜘蛛の会』
東野圭吾『超・殺人事件』
ハインライン『時の門』
スタージョン「たとえ世界を失っても」(『20世紀SF 2 1950年代 初めの終わり』(河出文庫)に収録)
時雨沢恵一『男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。』
投稿元:
レビューを見る
『世界が~』の題名は、本編とはあまり関係がない。大半がビブリオバトルの話。
出典の書数の多さには感服するけど、小説としてはいまいちかな。
投稿元:
レビューを見る
高校生の時読書家だった先輩に勧めてもらってこのシリーズの一巻を読んだ記憶があって、図書館で見かけて懐かしく思って読んでみた。
ビブリオバトルという形式なのでその流れで沢山の本をお勧めしてもらえるから楽しかった。
ただ、この本の最後で一人の女子高生がレズビアンをカムアウトするところがあって、そこで「ちゃんとカムアウトはすべきだと思う」と第三者が当事者の権利で義務ではないはずのカムアウトに口を出したり、「十二年生(高三)にもなって、彼氏の一人も作らない、浮いた噂のひとつもないって、そりゃあ、やっぱりレズビアンなのかなと思う」と言って、他人が恋愛をするのを当たり前だと思い、恋愛しない自由やアロマンティックを考慮に入れないところが窮屈だと感じた。
とか、レズビアンをカムアウトした彼女を「美少女なのに勿体ない」と女体を消費する立場の目線で彼女の主体性を考慮せず語る男子高校生が出てくる、など、他にも「これってどうなの?」と思う点は色々あった。
でも、物語の中にこう言った性的マイノリティ特に女性のマイノリティが出てくるのを見るのは滅多にないから、ジェンダー系の配慮が行き届いていなかったとはいえとりあえず登場させたことに意味はあるのかなと感じた。
投稿元:
レビューを見る
今回のテーマはミステリ。
本編自体がミステリ仕立てで書かれていて、衝撃的事実の一つはわかったが、もう一つは解けなかった。
というか、伏線にも全くきづかなかった。
私は、ミステリでよくある「ラスト1ページの衝撃!」などど煽られている本で謎が明かされても、「それで?」という感想しか抱かないことが多い。
でも今回は割とすんなり受け入れられた。
違いは何だろう?
衝撃的事実が語られた後に、物語が続くからだろうか。
本作で出て来る紹介本はミステリなので、登場人物たちはネタバレしないように苦労している。
でもその分、どう驚いたとかの感想がよく語られていて、キャラクターが見えやすくてよかった。
投稿元:
レビューを見る
今回はミステリーがテーマ。
ミステリーの本を紹介するだけじゃなく、ストーリーもミステリー仕立てで進んでいく凝った構成。
ミステリー好きなので、今回も読みたい本リストが増えた。
相変わらず作者の読書量が凄まじい。
投稿元:
レビューを見る
今回はミステリですよ! 読んでいて仄かに漂う違和感が解明された時に訪れる世界の豹変。そう来たかと、まさにゾクゾクする快感が得られます。
好きなものを好きと言う。簡単だけど難しいのです。本が好きでよかったと強く思うシリーズです。
投稿元:
レビューを見る
BISビブリオバトルの青春小説シリーズの第3弾です。BISビブリオバトル部と、真鶴高校ミステリ研究会とのビブリオバトルの交流が実況されます。ミステリー要素も加味されています。
https://www.honzuki.jp/book/311975/review/282821/
投稿元:
レビューを見る
「ライバル校のミステリ研究会と交流試合を行うことになったBIS(美心国際学園)ビブリオバトル部。しかしミステリ研会長の早乙女寿美歌(さおとめ・すみか)は圧倒的なプレゼン力と膨大なミステリの知識を持つ強敵で、周囲は振り回されるばかり。両校のビブリオバトル対決の行方は? 寿美歌の個性的なキャラクターの陰に隠された素顔とは? 空(そら)がコミケに初参加する番外編「空の夏休み」を収録した、シリーズ最新刊。」