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「短い人生の短い読書の時間」
しかも、読みたい本は沢山ある。
だが、この本のおかげで、
ずっと読みたいと思ってきた「聖書」を何とか読み通すことができそうな気がしてきた。
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同じ著者の『旧約聖書の誕生』をまとめたもの。図などもふんだんにあってわかりやすい。ただ、もともと複雑な成り立ちをした複雑な議論をそんな簡単にまとめられるわけもないし、言いきれないようなことも多いので、説明の足りない面も否めない。
宗教とは何か、ユダヤ人とはどういう人たちなのか、聖書ってどういうものなのか、といった疑問に対するとっかかりの入門としてはとてもいい。
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軽い読み物のようで結構批判的に踏み込んでいて読みごたえがあった。聖書批評学の基本がコンテクストから分析していくことなので、護教的な姿勢で読み始めるとやられるかもしれない。かなりの部分納得する内容ではあったが、創造神話やエデンの園、カインとアベル、ノアの箱舟の物語などを、ソロモン王政の賛美と批判のメタファーとしている部分は、考えさせられるところではあったが、それがカノンになるということを考えるとちょっと不自然な気はする。時代的に追いきれないところがあるので沈黙するしかないが。
何にしてもよい読書体験になった。しかし個人的に触れなれた聖書に対しての本書であっても100分でっていうのはちょっと難しいかな。
17.9.13
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元々の聖書に対する知識が不足しているため、そこまで内容は理解できませんした。とはいえ教科書なので、断片的ながら雰囲気はつかめました。
今回で2回目の通読です。
ユダヤ陰謀論なんて時には言われる宗教なので、気になって読んでみました。旧約聖書の全体を解説されているようなものが読みたいのです、複雑な読み物ということなので、それも難しいのですかね。
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ユダヤ教とキリスト教の聖書に対する考え方の違いがよくわかる。特にユダヤ教がどのような考え方をするのかを、神との関係に焦点を絞って説かれている。旧約聖書の複雑さをまるごと律法として受けとめなければならないユダヤ教の困難と可能性、そうした中から生まれてきたイエスの思想の位置づけなどが、合理的なものの見方で整理されている。
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2021/2/14
昔ドキドキして過ごしたバレンタインデーも、今や旧約聖書と過ごす日になるとは…笑
まぁそんなことは置いておいて、今週から犬養道子の『旧約聖書物語』を読み始めたので副読本として活用。
後半はやや難解で今の自分にあまり必要性を感じなかったため、主に前半のみ読んだ。僕の読解力不足だろうが、所々論理の飛躍が目立ち理解に苦労した。また来るべき時に再読しよう。
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旧約聖書の簡潔な解説書。一気に最後まで通読。
「何もしてくれない神は、なぜ「神」であり続けるのか」という命題を、ユダヤ王国の滅亡と多民族の支配、律法の観点から説明。
しかし、なぜそのような宗教の信仰が、ディアスポラ以降2000年もの間続いているのか、今ひとつ納得できなかったのも事実。
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後半部分は難解。何度か読むことによって理解できるかもしれない。旧約聖書が矛盾に満ちた書であることはよくわかった。