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小説家、佐藤正午氏の日常を綴ったエッセイ集。漢字や文字に敏感な感性をもつ小説家にもある失敗談などが語られている。小説には無関心な大部分の国民とごく少数のファンの狭間で、小説家がどう感じて日常を送っているかを垣間見ることができるエッセイ。
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『鳩の撃退法』を執筆されている時期の、その背景を書かれているものでもあり、やはり次に読みたくなってきた。それにしても自分が好きな随筆の方向性とだいぶ違うけれども、それでも面白い。
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こんなにユーモアのある人だとは思わなかった。
予想以上に面白い。話が脱線していくのに気づいて軌道修正するところで次回へ続いて……という流ればかりなんだけど、逸れたエピソードが面白いからもどかしくはならない。で内容が無いようで有るから読み応えもあって不思議。
「上手いエッセイ」って、まあ作家への贔屓目を前提としても、作文・論文のお手本たる整った構成であるとか、取り上げるテーマへの指摘が的確とか、コメディアン的な話術(文章術?)があるとか、いろいろあると思うけど、佐藤正午さんはなんだろう、いわゆる天然ボケ的に抜けているとかズレているとかじゃなく、かといって笑いを取りに行っているわけでもなく……彼の感性でしか書けないなと思う。他エッセイ含めて著作を読んでみたい。
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佐藤正午のエッセイ集。親近感がわいて面白かった。
『鳩の撃退法』長編らしいけど読んでみたくなった。
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ひとつの事や
ちょっとした事を
だらだらこねくり回して
つなげて引き伸ばして
でも面白くて
気になって読んでしまう
クセになる味わい
「話芸」!
そしてジャケ買いが多い私には
「絵の持つ力」も重要
ブックオフにて取り寄せ