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横浜みなとみらいに新規オープンしたホテル、ハーヴェイ・インターナショナル横浜で立て篭もり事件が発生した。犯人は謎の多国籍グループ。周辺の携帯基地局も爆破され、異常な事件の連続に大混乱に陥る警察。非番でホテルに居合わせた警視庁蒲田署の刑事・武本は、新人ホテルマンの西島とともに館内を逃げ回りながらも、かつての上司で神奈川県警に所属する潮崎警視と連絡をとりつつ、孤独な戦いを開始する―。人気シリーズ第3弾。
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日明版ダイ・ハード。
このシリーズ結構好き。
限られた空間での事件も好き(所謂密室物は除く)。
シリーズ3作目で大きくエンターテイメントへ舵を切った印象だが、シリーズ当初からあった登場人物の成長物語としての要素もしっかり残している。
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日明さんの警察小説を読むのは久しぶりと思ったら、出版自体が久しぶりだったみたい。でもちゃんと以前のシリーズから主人公たちは引き継がれている。今回の事件は、犯人側のポリシーが、関係ない人を傷つけない ということだったけれど、関係ある人には容赦ないのでそのあたりの描写が想像しちゃうとなかなかゾッ。でも主人公を信じて先が気になったし、犯人の策略に主人公がいつどうやって気が付くかとか期待しながら読み進んだ。そしてこの先の人間関係が気になるんですが~!
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シリーズ3作目。前作から随分時間が経過しているせいか、どんな内容だったか思い出すのに苦労した。
時間の経過同様、内容もかなり変わってしまった。今回は武本のほぼ一人舞台と云っていい。警察小説としては十分面白いし、特異なキャラクターの犯人も出てきたりして楽しめるが、犯罪自体への踏み込みが浅く、少し不満が残った。
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警官シリーズ第3弾
前作で登場した堅物・武本と上司・潮崎が登場
<あらすじ>
武本がお見合いしに来た新規オープンしたホテルで立て篭もり事件が発生。
犯人グループはホテル内の回線を切断し周辺の携帯基地局も爆破。
ホテルにいた人々を人質に取り20億円を要求。
事件発生前に違和感を感じ行動していた武本は、ホテルマンの西島とホテル立上人の文田と共に事件解決のためにホテル内で逃げ回りながら反撃のチャンスをうかがっていた。
犯人は爆弾使いや双子の殺し屋などの多国籍グループで、ホテル立上人の文田もその内の1人。
武本は文田が犯人一味だと知らずに共に行動していた。
そんな中、武本は双子の殺し屋との戦闘に辛くも勝利。
無線機を奪取し外で待機してる警察と連絡を取ると、
そこには偶然、元上司・潮崎警視がいた。
犯人グループに聞かれることも考慮しつつ、2人は無線機で互いの情報を交換しながら、事件解決に挑むことに!
<オチ>
犯人のボスはナチスに家族を奪われた過去を持つ世界有数の実業化で、世界中に散らばったナチスの膨大な収奪品を取り戻し、正当な持ち主に返すのが望みだった。
今回の事件の犯人グループの目的は、ホテル内にある”思い出”の奪取。
その時間稼ぎのために人質を取り身代金要求をしたのだった。
犯人グループは仲間割れを起こし文田のみとなるが、
傷を負った武本はそれに気づく余裕もなく、何とか人質を解放し、事件は収束した。
武本は病院に搬送され一命をとりとめ、文田は”思い出”を回収し行方をくらませた。
<巻末解説>
過去作における武本と潮崎の簡単な説明と、今作のテーマについて
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シリーズ三作目。これまでの勢いの良いリアリティ溢れる作風から、少しフィクション色が強くなってしまったのは残念。しかし相変わらず、警察が抱える課題をしっかりと伝えようとしている点は評価できる。
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武本&潮崎シリーズの三作目。
めちゃくちゃおもしろかった!
一作目がデビュー作で、シリーズを追うごとにどんどんおもしろくなって行く。
今回は潮崎がなかなか出てこないので、武本と西島がコンビ?って思ってたら、ちゃんと潮崎も登場。
相変わらずの潮崎にニヤッとしつつ、武本の超人ぶりがすごかった。
敵もバリエーション豊富で、双子がもっとヤバイことしてくれるのを期待してたけど、周りの評価の割には意外にあっけなかったかも。
とにもかくにも最初から最後まで、ページをめくる手が止まらなかったー。
そして、一作目と同様に最後の最後で犯人が・・・ってところが、ちょっぴり不完全燃焼ではあるけれど、次も読みたい!という欲求を掻き立てられるんだよなぁ。
あぁ、早く四作目が読みたい!
本当にこのシリーズ大好きです。ヽ(´ー`)ノ
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横浜みなとみらいに新規オープンしたホテル、ハーヴェイ・インターナショナル横浜で立て篭もり事件が発生した。犯人は謎の多国籍グループ。周辺の携帯基地局も爆破され、異常な事件の連続に大混乱に陥る警察。非番でホテルに居合わせた警視庁蒲田署の刑事・武本は、新人ホテルマンの西島とともに館内を逃げ回りながらも、かつての上司で神奈川県警に所属する潮崎警視と連絡をとりつつ、孤独な戦いを開始するー。
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2月-4。3.0点。
次作を読んだため、思い出しで再読。
非番の武本、横浜のホテルで事件に巻き込まれる。
従業員・客を人質に立てこもり。犯人の目的は。
犯人たちの出自のスケールは大きいが、
事件は意外とスンナリ解決という感じ。
次作まで5年かかった。もう少しペースが速まるといいな。
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今回のバディは民間人?殺人の描写はちょっとグロくて閉口したが、次が気になって読むのを止められずに気が付けば深夜2時。流石にそこまでにして寝たものの今日一気読み。相変わらずの潮崎さんとの絡みも楽しませて頂きました。潮崎さんが作中に登場させる小説も気になって検索してしまいました。次も楽しみです。
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ただただおもしろい。シリーズ2作目はとても悲しい背景があったので全体に重かったけれど、
(もちろんそれでも面白かったけれど)
今作は雇い主の事情が少し書かれた程度で
武本の警官魂、潮崎とのやりとり、
協力者とのハラハラ、に集中して読めた
スッキリ。早く4作目を読みたい
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シリーズ3作目。ホテルの立て篭もり事件に巻き込まれた武本刑事と犯人グループの話。武本刑事視点でも犯人視点でもハラハラして楽しい。
相変わらず武本刑事が好きで武本刑事に絆される方々にとても同意。潮崎さんとの絡みも楽しいし、出てくる警察の人皆好きになる。
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いやぁ、急に事件のスケールが・・・。ビックリです。
本書中、『ダイ・ハード』になぞらえる描写もあったわけですが、主人公自身が手を下すのがアメリカで、自らは手を下さないのが日本ですね。あんな、猟奇的な連中にどうやって対処するのかと思ったら、自壊したので「そう来るのか!」と思いました。
これがこのシリーズの3作目で、4作目が私が一番最初に読んだ『ゆえに、警官は見護る』になるんですね。っていうか、この作品と4作目の間には、結構ギャップがある様な気がするんですけどね。
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シリーズ第3作。
新規オープンしたばかりの高層ホテルに犯人グループが人質を盾にして立て籠る事件が発生する。たまたま居合わせた我らがヒーロー無骨な武本刑事は、一人犯人グループに立ち向かう。
約束通りにキャリアとしてカムバックした潮崎警視も無線で交信し、武本をバックアップ。
ワクワクの名コンビが復活する。