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アドラー心理学の基本を対話形式で分かりやすく学べる。
正直対話形式じゃなくて図とか使って簡潔に説明してくれやと思ったけど、きっとこうした対話の中で考えて学ぶことがアドラー心理学を語る上で大事なんだと思う。
正直現代的な実験心理学的アプローチをしていないので、科学的な裏付けはなく、学問的には哲学とかにジャンル分けされるものだと思う。が、多くの人が共感してベストセラーにもなるぐらいだから実証実験するとそれなりの結果が出るんだと思う。
共同体感覚とシステム思考は根底にある考え方がすごく似ていて、広い視野で世界を見れるかどうかが言葉を変えて理論化されているように思った。
しかし現実世界で体現するのは難しいんだよなぁ〜。
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アドラーは第一次世界大戦に軍医として参加し、前線に兵士を送り込む仕事をしていた経験から、人類の平和とは何かを考え、共同体感覚にたどりついた。
最後の章「愛」について、主語を「わたしたち」に変える。「愛する」課題を分離する、相手がどう応えるかは、他社の課題であって関係ない。ただ自分から先に愛する。
そういった人が増えて行ったら世の中はすばらしくなるだろう。
しかし、ここから一歩がはじまる、シンプルであり続ける日常、日々が試練となる。この試練に立ち向かう時、表題の「 幸せになる勇気 」とその赤い表紙を思い出せばいい。
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前作『嫌われる勇気』で人生が変わったほど衝撃を受けたからこそ、すぐに読めてしまったのだろう。学校教育の現場にいるからかもしれないが、青年と自分とを重ね合わせた(青年の口の悪さは笑えるくらいだけれども)。青年が、私が日々の実践の中で疑問に思っていたことを哲人に聞いてくれて、それを説き伏せてもらえる様が爽快だった。教育のこと、アドラー心理学は宗教ではないのか?など。(哲学と宗教の違いを「進み続けること」と「進むのをやめて飛び降りること」と喩えていたのは感動を覚えるほど!)
アドラーの考え方に陶酔した人が、実践を重ねてしばらくした後で読むべき本。前作ほどの感動はなくとも、理解が深まる。特に学校教育現場にいる人には必読書だと思う。最初はそれに割かれる部分が多いので。カウンセリングの具体的手法や学級経営の理想もここから見出せた。
後半の、運命を否定する「愛」についての部分は、まだ実践できる自信がない。私はそこについて本当の意味で理解できていないのだろう。ただ、愛することを決意しなければならないのだとはわかるし、異論はない。まだまだ他のアドラーに関する書は読んでいきたいが、これと前作は間違いなく名作。本は借りる派の私も、購入を検討している唯一のシリーズ。
~覚え~
・「悪いあの人」「かわいそうな私」の話をしている間は、相談者の話は聞き流す。(解決策、これから、を話す!)
・自分の人生は自分で選ぶことができると学ばせる。
・「先生のおかげで合格できました」と言わせる教育者は、本当の意味での教育には失敗している。(自らの手でそれを成し遂げた、と思わせなければならない)
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前作も合わせてですが、自分の行動について見つめ直すときに読むと色々考える才良になる本だと思います。
変に理論や思想を解説しているのではなく、対話形式になっているのも読みやすくてよいと思いました。
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レビューできるほど今回の内容が頭に入ってないかも。とりあえず自分の中に残ったものを備忘の趣旨で書き留める。
行動面でのアドラー心理学の目標、自立と社会との調和。ここでいう自立とは精神的自立を指すと。調和を重んじるのは、人間は生来から1人では生きていけないからであり、分業という生産システムないし社会システムはそれが理由でできたと。対人関係にのみ悩みがあるのなら、幸福も対人関係においてのみ感じる。そのために対人関係においてありのままの他人を受け入れ、ありのままの他人を尊敬し、条件付きで信じるという信用とは違う、無条件で相手を信じるという信頼を寄せて、交友を図る。そして主語をわたしからわたしたちに変わった上で幸福を考えることができたとき、それこそが幸福への第1歩であり、その歩みは続けなければならないと。そして迎えるは、最良の別れであり、人はこれを迎えるために出会いを続けるのかもしれないと。
思いつくまま書いたら支離滅裂だし誤解が多々ありそうなので、再度読もうかと思う。
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「嫌われる勇気」の続編。
今回の青年と哲人の対話のテーマは教育。
愛する勇気とは、幸せになる勇気。
わたしから、わたしたちへ人生の主語が代わる。
大切なのは何を与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか。
すべての悩みは対人関係の悩みである。
わたしの価値を自分で決めること。それが自立である。
普通であることの難しさは何よりも難しい。それと共に無条件に相手を受け入れる勇気も然り。人生は、確かに決断の連続だし、課題を先送りにしても良いことはない。
過去の出来事に人は縛られるのではなく、その出来事にどんな意味を結び付けるかで、今があるという。過去に原因を顧みるのも勇気からの逃避。
アドラーに魔法はないというのは、どんな自己啓発書でも言えることだと思う。
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20160313 前作の続きで完結するとの事。やはり、一読では何も落ちてこない。前作から読み直してみるか。
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前作「嫌われる勇気」は読み返すほどに感銘を受け、今も生きるヒントにかなり活用できている。
だから、この続編への期待はとても高い状態で読み進めた。
前半の学校に特化した話の展開はあまり興味を持てなかったけれど、後半その例をもとに幸せになるにはどうするべきかを解き明かしていく進め方はとてもわかりやすかった。
特に印象に残ったこと。
・悪いあのひと、かわいそうな私、次どうすべきかの三角柱。
・愛するとは、私ではなく、私たちを生きること。
時々人生に迷ったときに、1作目から読み返そうと思う。
(2016.03.04読了)
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前作の「嫌われる勇気」が、家族にも好評で、知らない間に全員が読んでいることを知り、平積みされている本書も続いて買ってしまった。
前作の話から約3年経ったという設定で始まる本書は、登場人物は前回と同じ、哲学者と、青年の2名。
アドラーの教えを実行してきたが、本当にこれで良いのか、机上の空論ではないのかと哲学者に結論を迫る青年と、哲学者との語らいで話が進んでいく。
この話を読む度に、物事はしっかりと考え、理解していかなければならないと改めて思わされる。
新興宗教の勧誘では「真理」という言葉が使われることが多く、そのような勧誘を大学時代に受けたが、現在考えるところ、しっかりと考えていくこと、考え続けていくことが真理なのではないかと思えるし、この本にもそのように書かれていると思われた。
何か答えがあるのであれば、世の中それほど簡単なものは無い。
それを紐解く上で、為になる一冊である。
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前作の「嫌われる勇気」を読み返すところから始めました。
前作も今作も、とてもガツンと来る内容ですね。
自立と愛というとても深いテーマ。
「愛」に対する認識が変わるかもしれません。
「この先あなたも、誰かのことを愛する決心が固まる時が来るでしょう。それは、子供時代のライフスタイルとの決別を果たし、真の自立を果たすときです。
われわれは、他者を愛することによって、ようやく大人になるのですから。
愛は自立です。大人になることです。
だからこそ、愛は困難なのです。」
「誰かを愛するということは単なる激しい感情ではない。
それは決意であり、決断であり、約束である。」
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前作もそうだけど途中まではなるほどねーと思えるけど最後のまとめが強引?な気がする。確かに劣等感から来てる行動、言い訳をよくしてるけど万人に合う完璧なものなんてないか。
ただ他人は変えられないけど自分は今、ここから変えられるよね。勇気をもって。
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オーディオブックで聞いた。嫌われる勇気が感動的だったから、その具体例版だと思ったんだけど、あれれ?最後が納得いかんのだけど・・・。そんな狭いとこに行っちゃう?・・・・そんなはずないよね。もう一回聞いてみよう。途中までは結構盛り上がったんだから。
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愛し、自立し、人生を選ぶ。この決断への勇気。私達の幸せを創っていくことの勇気、非常に考えさせられる。ただ、幸せに生きるためには、選ぶしかない。壮大な未来をを切り開くのは自分たちであり、私の小さな一歩なのだと気付かされた。
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『嫌われる勇気』を想起しながら読んだけど、哲人の応答は然ることながら、実は青年の突込みが理路整然として見事だ。アドラー哲学への憤りを、感情を露わにしながらも洗練された言葉で哲人にぶつけ、その思想の本質を上手く引き出してくれる。自分の子ども時代は、ここに挙げられる問題行動の第2段階の「注意喚起」、すなわち「ほめられなくてもいいから、とにかく目立ってやろう」そのもので、かように分析されるといたたまれない。改めて学ぶに、仕事とは個人的な好悪を問わず利害によって結ばざるを得ない「信用」関係で、スポーツのチームメイトとの関係も同様なり。利害も外的要因の強制もなく、ひたすらその人自身が好きになれば「信頼」関係になる。なるほど。「子どもをほめてはいけない」「愛とは決断であり結婚の対象は究極的には誰でもいい」この二つの教えは諭されて一応の理解はできても、実社会での適用はあまりに厳しい。
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アドラー心理学か、この著者なのかわからないが、プラス思考やベクトル内向きといった
成功者のものの考え方と共通するものを感じた。
人のありのままを見る「尊敬」を始めるのはまず自分から。自分が尊敬されていなくても、自分が相手を尊敬する
対話形式で読みやすく、楽しく読めた。
自立と愛が、とても重要かつ難しい概念だということもわかったと思う。
「わたしの幸せ」「あなたの幸せ」「私たちの幸せ」
この3つの関係が、一番面白いところで、
今後の私も、新しい家族を作るときの指針にしたい