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「放浪息子」じゃん、と一巻で侮った私自身を殴打したい。
「仕方ないだろ。元が暗いんだよ、僕は」
「いいじゃない、みんなヘンタイで」
そしてこれからも
ぼくらはへんたいする
3人の笑顔を見せてくれたふみふみこ先生に、感謝!
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僕は、ぼくらのへんたいの1巻を読んだ時、この漫画はどんなドロドロのラストを迎えてくれるんだろう...というような一種のワクワク感を感じていました。まさか、こんなハッピーエンドで終わるとは...最高でした。3人がいろんな事があったにしても互いに違う方向を向いて歩めていけたのがとても良かったです。特に幸せになれないだろうな...と思っていたパロウが明るく過ごせていて、本当に良かった。まりかも滅茶苦茶可愛かったです。
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重いテーマで、きれいごとだけじゃない部分もちゃんと書いているのに読みやすかった。読み終わってこれが可愛い子じゃない場合はどうなるんだってのだけ自分には残るけど。
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身体の性、心の性。
裕太がこのまま、女の子らしく育っていけたら…と願います。
オカマとかオネエっていうと、3枚目的だったり毒舌キャラだったりと明るいイメージが多いけどファッションでなく本当に性について悩んできた人たちはたくさんいるんだよな…
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自分の良いところも汚いところも受け入れて、大人へと"へんたい"する。不安定だった蛹の時期は終わり、3人とも良い感じに"へんたい"出来ました。心の傷が完全に癒えたわけではないし、ゲイだし、性同一性障害ではあるけども、そういった生き辛さを乗り越えるだけの強さを手に入れたのです。ハッピーエンドで良かった。
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うつくしかった。
スタートが鬱だったからどうなるか心配したけど終わりがあたたかくてうれしかった。
よかった。
よかった。
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面白い。ふみふみこ先生は天才だな。
序盤も中盤もどこか鬱々としてたけど、
最後はこんなカラッとした結末で涙涙。
私の初のふみふみこ作品だったので、
最初は「萌え絵のアングラ漫画?」と思ったけど
めちゃくちゃ奥が深く考えさせられる作品でした。