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安心感のある面白さ。時間的には1巻鎌倉からまだ4日しか経っていないというしんどいことになっている。高田本のセオリーとしてかならず”タタラ”に繋がって”祟る”という構図がしっかりこの巻でも踏襲されている。相変わらず人間関係とかドラマは薄いがはっきり言うと人間関係は要らないので最低限薄く描かれているところが好ましい。
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こんなに毎日、大きな神社で事件が続いていたら、もう、国民の何割かが何かを言い出すだろうなあと思いました。
今回は、前作で大きくストーリーを展開させたあの子が、前作以上に活躍したようです。そう言えば、家に残っている家族はどうしているのでしょう。
短い期日のうちに重大事故が次々と起こる、テンポの速さが、作品のテンポにも大きく関わっているのですが、現場と喫茶店の場面転換が、時々、文章の流れを崩しているようにも感じました。その意味では大きなアクセントになっているのかもしれませんが、どうも、読みにくさを感じてしまいました。
伏見稲荷に関しては、今までのシリーズの中で、私は一番すんなりと受け入れられたように思います。
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『神の時空』シリーズ第6弾! 千本鳥居で有名な伏見稲荷。そこには、もう一つの秘められた真実が!辻曲兄妹がその謎に挑む!
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神の時空シリーズ、6作目。
京都・伏見稲荷が今作の舞台。
舞台が私にとって何度も訪れたことのある伏見稲荷だっただけに、楽しく読ませてもらった。まぁ、稲荷が鋳鉄に関わりがあるのは高田作品を読んでいれば何度も出てくることなので、それほど驚きはなかったけれど、知識の補完という意味では役立つ一冊だった。ストーリー展開は相変わらずハチャメチャだけど、もっぱらグリの正体が気になって仕方ない。
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毎日お疲れ様です、って感じ。
あの千本鳥居が倒れたとなったら、視覚的ダメージかなりだろうなぁ。。、なんて思いながら、展開はもう読めるのでささーっと読みました。
2016.7.30
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シリーズ第6弾。
前作のラストで伏見稲荷でも不審な動きがあるとのことで、すぐさま京都へ向かう彩音と陽一。東京から巳雨とグリも合流して、伏見稲荷へと向かう。
前々作で鎮女池に落ちて、死んだと思われた磯笛が復活。
前作の厳島神社で首謀の高村皇が登場したので、「クライマックス!」と期待したのに、まさかの今作で元の路線に戻り、そしてお決まりの鉄の話に…
どこまでが本当の歴史か分からないけど、何でもかんでも製鉄に繋がってしまうと、せっかく面白くなってきたシリーズも台無し…そして、いつの間にか「ドラゴンボール」のような展開。伏見稲荷の良さも全く伝わらず、かなり残念…
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千本鳥居に吊された4人の遺体が発見される
落雷が続き鳥居が次々と倒れて行く
今回はお稲荷さんの謎
主祭神の宇迦之御魂大神が何故下社に祀られているのか
同じ読み方で全く違う意味の漢字が沢山ありますよね
そうやって神様も変えられてしまうんですね
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神の時空シリーズ6巻。舞台は京都・伏見稲荷大社。
高田作品で馴染んだ古代製鉄民にまつわる怨霊の話。市杵島姫命の話が無惨すぎたので、おかしな感情ですが一息つくというか、落ち着いて話を読むことができる。市杵島姫命と同じ運命を辿ったという暗示もされますが、二度目の衝撃は耐えられます。
いつの間にかというか、当初からブレインとして活躍してくれる幽霊作家の火地さん。偏屈なおじいちゃんですが、彼の知識なくしては、これまで高村たちの陰謀を止めることはできていないのは事実。
何者なんだろう。ただの博識幽霊なのか、それとも何かしらの因縁の下にある人外の存在なのかしら。幽霊の時点で人外だけど、塗り壁が当たり前のようにいるので、どうも感覚がじれてしまいます。