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結局単行本で買ってしまった。文庫になるまで待てなかった。
高校生になった真子が、「ののや」の常連客が紡ぎ出す物語。何気ない日常が幸せだということに改めて気づかされる。18歳の真子にはどんな未来が待ち受けるのだろう。進学や就職のときの希望に満ち溢れていた自分を思い出した。
さらなる続編出ないかなぁ。少女から大人の女性になっていく真子を見てみたいと思った。
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真子の葛藤は誰もが通る道だが、答えは人の数だけあり、絶対の正解はない。いつもながらのあさの節にしみじみとさせられる。
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あさのあつこさんらしいいい物語ですです。かんかん橋の上に奈央さんは立っていた。涙です。「ののや」行ってみたい。
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夫が急逝し残された食堂『ののや』を守る決意の奈央と、彼女を理解しようと努めながらもぎこちない母娘関係しか築けない18歳の真子。そんな母娘を温かく見守る常連客で、今夜も店は賑やかだった。そこへ、真子が痴漢と間違えたよそ者の青年、東山が店に現れる。『ののや』をモデルにした小説をネットで読んで、店のファンになったという東山だが、何か秘密を抱えているようだった。常連客の一人、野々村は妻の遺品を整理をしていて偶然、鍵のかかった箱を見つける。何とか開錠したその箱には、若かった頃の妻の秘密が隠されていた……。奈央を支えなければ…、でもこの町を出て自由に生きてみたい! 大学進学を来春に控え、心迷う真子はその気持ちを奈央に伝えきれずにいた。「人は帰る場所があるから、旅立つことができる」――小さな食堂を舞台に、人々の温かな絆とそこで成長した少女の旅立ちを描いた傑作長編!
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シリーズものとは思わずに、二作目から読んでしまったが、何の支障もなく物語の世界に入り込むことができた。なさぬ仲の真子と奈央さんの、ぎこちなさはあるものの、芯のところで想い合っている様は、時にじれったさもあるものの、しっかりした絆を感じさせられる。「ののや」の常連客たちの、亡き大将を慕う気持ちと、残された妻である奈央さんとひとり娘の真子ちゃんを見守るまなざしも、親しみと愛にあふれていて心地好い。とんだ捕り物や、淡い恋心もいい味付けになっている。大学生になった真子の恋の行方や、ののやのこれからも見てみたいシリーズである。
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地方の食堂を中心にした物語。続き物?いい話だな。 2016.4.19
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あさのあつこさん、「かんかん橋を渡ったら」に続く「かんかん橋の向こう側」、2016.2発行です。小学生の真子が17歳の高校生になっています。山に囲まれた古い温泉町の津雲、大衆食堂「ののや」を営む奈央(真子の義理の母)と真子、そして「ののや」を愛する常連たちの物語です。真子は、あさのあつこさんでもあるそうです。全体的にほのぼのとしたストーリーで楽しめますが、東山陽一郎の登場だけは「?」でした。最後まで浮いた存在だし、出てくる意味が不明でした。いない方が自然で爽やかに感じますが・・・。
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夫が急逝し残された食堂『ののや』を守る決意の奈央と、彼女を理解しようと努めながらもぎこちない母娘関係しか築けない18歳の真子。そんな母娘を温かく見守る常連客で、今夜も店は賑やかだった。そこへ、真子が痴漢と間違えたよそ者の青年、東山が店に現れる。『ののや』をモデルにした小説をネットで読んで、店のファンになったという東山だが、何か秘密を抱えているようだった。常連客の一人、野々村は妻の遺品を整理をしていて偶然、鍵のかかった箱を見つける。何とか開錠したその箱には、若かった頃の妻の秘密が隠されていた……。奈央を支えなければ…、でもこの町を出て自由に生きてみたい! 大学進学を来春に控え、心迷う真子はその気持ちを奈央に伝えきれずにいた。「人は帰る場所があるから、旅立つことができる」――小さな食堂を舞台に、人々の温かな絆とそこで成長した少女の旅立ちを描いた傑作長編!
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あぁ若い眩しい恋も三十年連れ添うた愛もなんて心に響くんでしょう。
「十七歳の日付」は顔にやけるし「青い風に乗って」は半泣きになるし気持ち揺さぶられました。
みんなあったかくて真子が幸せでふるさとがあるから今の私がいるって迷いなく言えるのはすごくいいです。
日々いろんなことがおこりますが日本中のみんなにとってふるさとがいつまでも変わりませんように。
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連作短編4編
ののや食堂を守って,奈央と真子は少しずつ本当の親子らしくなってくる.ののやの常連さんたちの漫才のノリの会話が楽しい.料理も美味しそうだ.
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かんかん橋、第2弾。
真子ちゃんも高校生になって…大きくなったな…
きな臭い事件が絡んではらはらしたけど、大変和んだ。
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あとがきを読んで、続編だったと気づく。そうか、なるほどっとちょっと思った。
読みにくいところもあるけれど、田舎特有の悩みのほろ苦さがあるお話でした。
2016/10/13読了
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「かんかん橋を渡ったら」続編
前作で小学生だった真子ちゃんは、高校生となり進路に迷う年頃に。
ののやは、奈央さんの頑張りもあって健在。今日も賑やかだ。
そして、奈央さんの料理が本当に美味しそうだった。
ののやはいつも通りに楽しくやっている。でも町の過疎化や若者の減少もやっぱり深刻な問題になっている。
進学で、就職で、その一歩を踏み出すごとに、町に残るにしても、出ていくにしても、何かしら背負うものが田舎ってあるのかもしれない。
なんだか、それが切なかった。
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『かんかん橋を渡ったら』の続編。
小学生だった真子が高校生となり、色々と難しい年頃になったんだなぁ、と成長を感じました。
「ののや」は大将がいなくなり奈央一人で切り盛りしているものの、変わらずの顔ぶれで賑わっている。
高校卒業と共に津雲を離れる真子。
これは是非ともシリーズ化してもらわなければ。
続きが読みたい。
こういう「ののや」みたいなお店が一件でもあると良いよなぁ。
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あさのあつこ氏の作品初完読。
「かんかん橋の向こう側」には続編があると思っていたら、実は 「かんかん橋を渡ったら」が最初の作品と知ってガッカリ。
読む順を間違ってしまいました。
内容は小料理屋「ののや」を取巻く人達の心温まる物語り。
「ののや」の主人である奈央のキップの良い人柄や義娘である18歳の真子の恋や将来についての希望や迷い。
そして「ののや」の常連客である和久と居候の東山という謎の男。
そして一番感動した第二章「青い風の乗って」では、
これまた常連の一人、野々村の妻で今は亡き友香子への想い等々、
人の心の内をとても爽やかな描写で書き切った作品になっています。
あさの氏の他の作品は、どうなっているのかを知りたいと思う とても素晴らしい作品でした。
余談:「ののや」での何気ない風景の部分、
何故か向田邦子氏がオーナーを務めていた小料理屋「ままや」が、こうであったのでは無いか?と錯覚まで覚えてしまう程の描写でした。
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夫が急逝し残された食堂『ののや』を守る決意の奈央と、彼女を理解しようと努めながらもぎこちない母娘関係しか築けない18歳の真子。
そんな母娘を温かく見守る常連客で、今夜も店は賑やかだった。
そこへ、真子が痴漢と間違えたよそ者の青年、東山が店に現れる。
『ののや』をモデルにした小説をネットで読んで、店のファンになったという東山だが、何か秘密を抱えているようだった。
常連客の一人、野々村は妻の遺品を整理をしていて偶然、鍵のかかった箱を見つける。
何とか開錠したその箱には、若かった頃の妻の秘密が隠されていた……。
奈央を支えなければ…、でもこの町を出て自由に生きてみたい! 大学進学を来春に控え、心迷う真子はその気持ちを奈央に伝えきれずにいた。
「人は帰る場所があるから、旅立つことができる」
(アマゾンより引用)
オムニバス短編。
以外に鮎美ちゃんがイヤなヤツやったなぁ