紙の本
吉蔵さんが・・・
2016/07/18 09:04
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投稿者:りこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
元気な吉蔵さんしかイメージになかったので、心配で読み進めました。
失恋話などもあって、いつもとは違う吉蔵さんでしたが、徐々に元気になってよかったです。ストリー的には最後に感動が待っていて裏切られることなく、楽しめました。
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老母の暮らす郷里に帰った、出入り医師の下男・新次郎が、小仏峠で追い剥ぎに遭い、だるま屋に戻って来た。雪隠から忽然と消えた、料理屋の主の神隠し騒ぎを見届けている伊織は、出所不明の景徳鎮が、二つの事件を繋ぐ鍵だと察知する。氾濫した笛吹川に別たれた、不遇の兄弟。哀しき邂逅を描く文庫書下ろし第七弾。
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約3年ぶりの7作目。第1作が05年なので、11年で7作。6作目が3年前なので、しばらく思い出すのに時間が掛かる。藤原さんの話は好きだなあ・・・
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第七弾
久しぶりに読む、登場人物の概要は把握できているが詳細は?
中編二話のパターンは読みやすく、今後伊織の縁談とお藤との仲がどう変化していくのか
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先日 「橋回り同心・平四郎控え」を読んだばかりであるが、藤原緋沙子氏の人情味溢れた時代小説、大好きである。
「笛吹川」「飛鶴」の2話が、描かれているが、「飛鶴」の方が好きである。
年を取ったせいか、人を傷つけずに、裁きの結果が、良い方へ向かう場面を遭遇することに、ホットする自分がいる。
刃傷沙汰で、傷つけられたり、罠に嵌まったり、貶められたりしても、立ち向かって行く姿を描いていることに、読むほうも心温まる。
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シリーズ第七弾。
今回は第一話「笛吹川」、第二話「飛鶴」の二話構成となっております。
どちらも、哀しい背景がありながらも、最後は優しい気持ちになれる人情噺です。
そして、伊織様が秋月家に戻らなければいけない件ですが、縁談まで持ち出されて、これ以上お茶を濁し続けるのは難しい模様です。どうする、お藤さん・・。