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もともとカラスの色と格好が好きだなぁ、とは思っていたが観察したことは無かった。
著者の「カラス好いよね~♪」と双眼鏡を手にしている様子が伺える。
この本を読んでいる最中にもカラスの姿が見えたり鳴き声が聞こえたりすると、気になってじーっと観るように。彼らには好ましくない行動かもしれないが。(ちなみに巣や雛への視線には非常に敏感とのこと)
先日見かけたカラスは日の当たっている所に留まっていて、紫や緑の艶々の羽毛で思わず見とれたなぁ。。
続編?も出ているようなので早速チェックしてみよう。
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カラスは他の鳥より目が合う(気がする)ので、気になる存在だった。身近なカラスのあれこれを知ることが出来て得した気分です。
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本屋で平積みされていたので手に取ってみました。
読み終わるまで結構時間がかかったけど面白かった!ウチの裏の畑にはカラスの親子が来てたなぁ、確かに子供はガキっぽかったなぁなんて思いながら読みました。
それにしてもカラスって研究が進んでないんだなぁ、という事にびっくり。鳥類の研究って欧米が進んでいるって聞いたからハシブトガラスがあちらにあまり居ないってことにも関係しているのかもしれないけど。そして東京都はカラスを捕殺しているんだ… ペットの犬猫だって殺処分されているんだから綺麗ごとばかり言ってる場合じゃ無いけど…ナンダカナ、とは思う。
登山に行った人が山にまでカラスが居る!と憤慨していた話には笑わせて頂きました(笑)それ、逆だから。知らないって恐ろしい。ネコとかカラスを異様に怖がる人ってアレですよね、漫画で言うと象がネズミを怖がるコミカルなシーンと同じって事ですよねぇ。向こうだって怖がっているってのはすごく納得。そしてそうか、カラスは黄色がキライじゃないし、匂いには鈍感なんだ…。
じゃあ指定ゴミ袋の変な匂いはまったくもって無駄の長物ってことなんだなぁと色々勉強になりました。
それにしても本来は「お掃除やさん」であるカラスがこれほど大量に生息する都市部で、物流が止まり食料供給が行われなくなった際はどうなるのだろう?生産者がほぼゼロの状態を考えると背筋が寒くなる思いです。
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著者のあふれるカラス愛と考察を、ユーモアある文で楽しく読ませる一冊。この本を読んだ後もカラスを見る目が変わらない人がいるだろうか。
挿絵もかわいいよ。
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日々カラスを追いかける動物行動学者が、カラスについて、丁寧に詳しく、そしてわかりやすく本気で書いたカラス入門。
そうか、旭川の街中でカラスに襲われたのは、そういうわけだったんだと、初めて得心がいきました。
一冊丸ごとカラスです。
ファーブル昆虫記とシートン動物記が、丸ごとカラスに充てられていたらこんな書籍になったかも。
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愛に溢れたコミカルな文章で非常に楽しく読めた。
元々カラスは好きだけど、これからは更に楽しく見られそう。
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昔は、学校の帰り道に、道端に落ちているカラスの羽を拾って、ウキウキしながら家路を急いでいたな、と懐かしく思い出しながら読んでいた。
カラスの羽はシャープで黒色が美しく、太陽に翳してみたり、猫の鼻先にホレホレ、と振ってみたり(嫌そうにしていた。ごめんね。)、墨汁をつけて羽ペンにして文字を書いてみたりしていた。(上手く書けなかったような。)
そんな貴重な玩具を提供してくれるカラスに悪感情など抱いているわけもなく、数十年後、書店でこの本を見かけたときは、喜々としてレジへと向かった。
しかし私の悪い癖、買った本の積み癖がでてしまい、積読。さらに数年後、フォロワーさんからのおすすめで積読の山から救い出す。おすすめされなかったら一生積読のままだったかもしれない。きっかけをありがとうございました。
カラスのトリビア満載で、ますますカラスに好感を持った。
たぶん、著者の松原さんのカラス愛が伝わってきたからだろう。カラスが誤解を受けやすい鳥だということを自身が重々承知していて、それを内心残念に思っている感をひしひしと感じる。この本で世間に流布する勝手な悪者イメージを払拭。カラスの正しい生態を楽しい文章で教えてくれる。著者の講演があったらぜひぜひ受講したい。
イラストは松原さんが描いたラフスケッチと植木ななせさんが描いたものと二種類ある。どちらも良いが植木さんのカラスのすっとぼけた味わいは見ているだけで和む。
まずは家の木に毎年巣を作るカラスがハシブトガラスなのかハシボソガラスなのか、そおーーーっと観察してみたい。
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最近カラスの声が聞こえるとどこかなぁ?と探すようになった。怖いイメージが一転。知ることでこんなにも見方が変わるとは。他の著作も読んでみたい。
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スズメ目の鳥はほとんどがさえずる。だがカラスはさえずらない。私としてはこれが非常に気になっていたが、本書を読んでこの疑問は解決した。(岡ノ谷一夫)
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最近の生物学系研究者の本は軒並み面白すぎる。
みんな、人間やめてるんじゃないかって思うくらい。
カラスの生態が実によくわかる本です。著者のスケッチの上手さにも脱帽。
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According to the author, the crow is a lovable creature. Let's try to see the world from the viewpoint of crows. After reading this book, I am no longer afraid of being attacked by crows gathering around a garbage collection point. (ちまきさん@8月)
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カラスに襲われたことが何度かあることもあったので、(カラスに対しては)あまりいい印象はもっていませんでした。この本を読んで、なかなかかわいいとこ、あるじゃん、、、というような印象に代わりました。マヨラーなんですね。リスみたいに貯食しないといけないんですね。カラスの一日、納得しました。
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著者のカラス愛がなんとも良い。
しばらくはカラスを目で追ってしまいそう。挿絵も愛らしい。行動には理由がある。かわいいな、カラス。
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結局、著者もカラスだった
絵も著者の小話も小気味良く面白い
烏を愛でてみようかという気持ちになる
とくに雛見てみたい無理目だけど
二枚貝の伝説の話がお気に入りです
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2019.6.2読了。ずっとカラスがガラララと低い声で鳴き頭を左右に振って嘴を枝にカツカツと擦り付ける動作をよく見かけていたのでその意味を知りたかった。この本を読めば分かるかなと期待していた。…思いっきり威嚇だった。ゴメンよ。今まで知らずにカラスを相当イライラさせてきていたようだ。今度から気をつけよう。蹴られたことはないが見つめていたら逃げられたことはある。カラスにもキトゥンブルーみたいに幼いと目が青いのか!カラスの恋愛事情も面白い。シーズン前からデキてるのか。てか鳥類は長生きが多いのか!何故だろう?カラス同士も見分けついたりつかなかったりするんだ。見た目大切なんだな。お茶目だな。雌による応援行動も興味深い!雌の前では頑張っちゃうのか!カエルを食べる時にちゃんと毒ある皮膚を剥ぐなんて…どこで学んだのそんな事。すごいなぁ。そしてああやっぱりジブリの話題が出るんだな。さりげにムスカの名ゼリフも忍ばせてる。ほんと動物やってる人はジブリ好き多いんだな。テクニシャンな職人なハシボソとパワータイプなハシブトの差も面白い。個人的解釈や考えを本にできる魅力は何かで見たなぁ。やっぱり論文ではできない楽しさがあるんだろうな。顔隠れてれば隠れたことになる論は猫みたいだ。太陽の象徴かぁ。真っ黒なあの姿は神秘的だもんな。あの姿に神や悪魔をみるのも納得。リアルなスケッチと気の抜けるタッチのイラストの対比が良い。